11月は、問い合わせこそ来たものの、取引開始につながる依頼はまったくありませんでした。
上がり調子がある程度続けば、どこかで下がり調子になるもので。
2021年の11月下旬から10月まで、依頼関係のイラスト制作をしなかった月がまったくなかったわけですし、ついに手持ち無沙汰な1ヶ月になっていました。
――と思いきや。
数日前、Skebでリクエストが来ました。
という話をしようかと思います。
まずは11月中に完成・公開したイラストを。
11月は、
・個人Vの二次創作が3枚
・自著【黒歴史の正しい葬り方】の表紙2枚、キャラクターデザイン5体。
ということで、枚数で数えると10枚のイラストを描いていた1ヶ月でした。
……振り返ってみると、久々にプライベートなイラストをめちゃくちゃ描いたな、と。
しかも、よくこんな描いて、横長サイズのイラストが3枚も入ってるな、と。
10月まで毎月依頼のイラストを描いてたせいか忘れてましたが、キャラデザや構図、カラーラフの案を出さないと、これだけの量をこなせるらしいです。
あと、自著の出版に向けた執筆や推敲などもありましたし。
だとすると、この1ヶ月は伸び伸びとプライベートな創作に取り組んでいたことになります。
……実際は言うほど伸び伸びやっていたつもりはありませんでしたが。
というところで、11月の目標の振り返りと評価を。
■11月の目標
□メインミッション
・用途を見据えたイラストを3枚以上完成・公開
□サブミッション
・ココナラのプロフィール、サービスページの更新
・ホームページの改修
■評価基準
□メインミッション
・用途を見据えたイラストを3枚以上完成・公開
主にYouTube、Twitchで使用することを目的とした、幅1920×1080pxが基準の横長サイズのイラストを制作する。
上記の条件を満たした上で、3枚で【可】。
枚数に応じて評価アップ。
□サブミッション
・ココナラのプロフィール、サービスページの更新
・ホームページの改修
11月以内での完了は見込んでいないため、特に評価はしない。
ただ、今後の活動方針にとって重要な項目なので列挙。
■各項目の評価
□メインミッション
・用途を見据えたイラストを3枚以上完成・公開
→【可】
1920×1080pxのサイズ基準と個人Vを取り入れるという条件を満たしつつ、目標枚数である3枚を完成・公開できたため、【可】です。
□サブミッション
評価基準に記載してある通り、評価はしません。
■全体評価
→【可】
メインミッションの達成ができたため、【可】です。
ただ、今回の評価アップ基準にこそ入れていない、思わぬ収穫がありました。
それについては後述で触れます。
■コメント
11月のメインミッションは、動画サイトでの使用を想定した二次創作が条件でした。
アスペクト比16:9の、1920×1080pxを基準とした横長サイズです。
これまでにも横長サイズの二次創作は少しばかり描いてきましたが、「どんな用途のイラストか?」という想定が加わると、構想や構図に対する意識がより強くなったように思います。
キャラクターをメインに据えるなら、配置やポーズによる画面占有率、背景の要素による視線誘導などなどを考えないといけないよね、みたいな感じに。
で、今回3枚描いたわけですが。
1枚描くごとに横長サイズでの見せ方が洗練されていったように、我ながら思います。
というのも。
1枚目のShotoのイラスト。
これを書いている11月30日時点でのツイッターでの反応は、
・1RT
・20いいね
・インプレッション:587
・本人からのRTなし
です。
2枚目、nyannersのイラスト。
これを書いている現時点での反応は、
・126RT
・1450いいね
・インプレッション:37610
・本人からのRTあり
です。
3枚目、VShojoのVeibaeのイラスト。
詳しくは次の週間報告で触れますが。
これを書いている現時点での反応は、
・116RT
・1849いいね
・インプレッション:51349
・本人からのリプライ、RTあり
です。
キャラクターの画面占有率はそうですが、コンセプトもより明確になって、「なにを見せたいか(キャラクター含めたイラスト全体のメッセージ、意図)」が伝わるようになったんじゃないかな、と。
9月に投稿したnyannersのイラストぶりに、RTが100を、いいねが1000を超えました。
また、RTといいねに限らず。
この11月で、30人以上の方にフォローしていただきました。
11月1日の時点で、フォロワーは170人。
11月19日深夜にnyannersのイラストを投稿後、10人の方にフォローしていただいて。
11月28日深夜にVeibaeのイラストを投稿後、20人以上の方にフォローしていただきました。
RT、いいね、フォローされた数がどうこうというよりも。
(イラストにおける反応率の順で言えば)いいね、RT、フォローといった反応がもらえるだけのイラストが描けるようになってきている、といった、指標みたいな捉え方をしています。
キャラクター単体だけじゃなくて、背景もがっつり描きたい勢の私としては、なおさら「伝わるイラストが描けるようになってきている」という実感があります。
重ねて、Veibaeのイラスト投稿後、Skebでリクエストが来ました。
海外の個人勢Vtuberの方からです。
ここに来て、また1つ達成事項が。
6月に掲げて、本格始動した某ロードマップ。
この記事を書いた日から数えれば、およそ6ヶ月。
つまり半年ほど経ってようやく、某ロードマップで大きな1歩が踏み出せたんじゃないかな、と。
9月の月間報告で、
今進めている某ロードマップのイラスト投稿も、とりあえず半年は試行錯誤してみようと思います。
半年も試行錯誤をする間、まったく依頼が来なければ、あるいは個人V関連以外の依頼を受けて描く時間が取れなくなれば、某ロードマップに対する熱意は冷めていくんじゃないかと思ったりもします。
個人Vのイラストを描くのが面倒だと思う瞬間があります。
と書き綴るくらいにしんどい心境に差しかかったわけですが、ようやっと報われたような気分です。
現在リクエストのイラストを制作中で、納品が完了したら、某達成事項に加筆しようかと。
11月は相談はあれど取引成立にはつながらず……な感じで、ついに依頼関係のイラスト制作をしない月が出るか、と思っていたところで、嬉しい不意打ちが来ました。
で、このSkebリクエストのタイミングが、どことなく運命的な感じがしてなりません。
――いや、スピリチュアルはまったく信じていませんが。
2021年6月の半ばにココナラで初めて出品して、初めての依頼が来たのが11月下旬。
某ロードマップを始動したのが2022年6月頭で、初めて海外勢の個人VからSkebリクエストが来たのが11月下旬。
どちらも、6月に始めて11月に変化が起こっています。
初めての依頼(リクエスト)をもらう、という変化が。
この調子で行くと、2023年の6月になにかまったく新しいことを始めると、11月には最初の大きな変化があるんじゃないですかね。
……いや、ただの偶然です、はい。
とはいえ。
ココナラにしても、某ロードマップにしても、共通しているのはタイミングだけではないかと。
何事も根気強く継続。
これも共通点だと思います。
ココナラで出品したものの、依頼の相談が来ないからと早々に撤退していたら、10月まで毎月依頼関係のイラスト制作をし続けることはなかったですし、パソコンの買い替えもありませんでした。
Vtuberのイラストを描くのがしんどいからと、9月の月間報告を書いたあたりでやめてしまっていたら、Skebでリクエストをもらうことはありませんでした。
なにか始めれば、とんとん拍子に右肩上がりに進んでいくなんて、ないと思います。
それこそ、「絶対に」と断言してしまいたいくらいに。
むしろ、なにか始めればつらい、しんどい瞬間や期間に差しかかる時があって。
そのつらい、しんどい瞬間や期間でやめてしまったら、もしかしたら手に入るはずだった成果が得られずに終わってしまうんじゃないかな、と。
ただし、なにかしら成果が出るまで継続するにしても、惰性のままに、思考停止のままに続ければいいわけじゃなくて。
目指す方向は変えずに、方針や手段、方法を変えるための見直しをすることも必要です。
例えば、私のココナラの場合。
2021年6月に初めて出品したサービスは、アイコン制作でした。
絵柄は下の記事にあるような感じの、自称「サクッと描ける絵柄」。
しかし初出品から半月後あたりの記事では、
ぶっちゃけ、この絵柄だとアイコンとしての需要ないんじゃね? とか考えるようになりました。
仮説としては、一枚絵のほうが需要ありそう。
サービス内容の見直しを検討した方がよさそうですね。
と方針変更を考えています。
その後の記事では、
サービス内容をガラッと変えました。
アイコン制作から、小説の表紙・挿絵制作に。
これまでずっとやりたいやりたいと思っていたことですし、そのために自著や、ツイッターのタグ企画でWEB小説家さんの作品の表紙を描いてきたことですし。
自分が一番取り組んでいる、経験がある内容に変更しました。
と、出品サービスの方針を小説の表紙・挿絵制作へと固めました。
さらにその後、表紙だけでなく挿絵も入れた自著をKindleで出したりと色々しつつ、サンプルを揃えてサービスの見栄えを整えていました。
ココナラで初出品からおよそ半年後、初めての依頼をいただけたのは、こうした方針の変更やサービス内容の拡充を行ったからだと思います。
アイコン制作としてサービスを出品してそのままだったら、成果は出ていなかったんじゃないかな、と。
そして某ロードマップ。
Vtuberのイラストを描くのがつらい、しんどいと感じてはいたものの。
それなりに反応がもらえたイラストは何枚かあって。
RTを基準にすれば、9月の月間報告以前に100を超えたものは4枚あります。
はたして100RTが多いか少ないかはさておき。
つまり100人以上の人に反応してもらえて、さらにイラストを拡散してもらってより多くの人の目に触れることになったわけで。
それが4枚あるなら、つらいから、しんどいからと挫けてやめてしまうのはもったいないと思います。
逆に、10枚も20枚も描いてRTされない、されても20や30が上限、みたいな感じなら(数はあくまで例えばです)、なにかしらの方針の見直しが必要になります。
まとめると、
――常に試行錯誤しながら継続していけるなら、成果を出すことができる。
です。
「こうすればココナラで依頼が来る! Skebでリクエストがもらえる!」
という、絶対的で誰でも成果が出せる成功法則は、ないと思います。
むしろ、「ない」と断言したい。
その人の成功体験は、あくまでその人の成功体験でしかありません。
仮にその人と同じことをしたとしても、時間が経てば、それをする人が多くなれば、時代が変われば、同じ成果を得られる確率はどんどん下がっていきます。
ぶっちゃけ、私自身、某ロードマップには半ば疑問を抱いていますし。
某ロードマップを公開したイラストレーターさんとまったく同じことをやったとしても、同じような成果を得るのは難しいだろうな、と。
個人VのアートタグやRTするイラストを見れば、似たようなことをしている絵描きやイラストレーターが割と目につきますし。
たぶんV側もなんとなく察しているんじゃないかと思います。
「この人のマネしてるな」って。
某ロードマップを記載してある著書が出てから10ヶ月ほど経ちまして。
なんとなく、1年以上経てば、かなり古い情報になると思います。
というのも、上述にあるように、同じようなことをする人が増えれば増えるほど競争率が上がって、脱落者が増えて、成功確率が下がっていく、みたいな意味で古くなるんだろうな、と。
だから、試行錯誤しましょうって話です。
某ロードマップを進めつつ、他の絵描きやイラストレーターと差別化を図ったり、競争率の低いところを探したりしながら、継続しましょう、と。
余談が長くなりました。
締めどころが見えない話なので、ここで無理やり締めて12月の目標を決めようと思います。
■12月の目標
□メインミッション
・【黒歴史の正しい葬り方】宣伝用イラスト制作
・個人V二次創作1枚以上
□サブミッション
・ココナラのプロフィール、サービスページの更新
・ホームページの改修
■評価基準と各項目について
□メインミッション
・【黒歴史の正しい葬り方】宣伝用イラスト制作
完成・公開で【可】。
より早く完成・公開できれば評価アップ。
以前の週間報告で触れた、小説のプロモーションイラストです。
自著の宣伝用とココナラでのサービス拡充、それから検証のために、試しに作ってみようかな、と。
・個人V二次創作1枚以上
1枚完成で【可】。
枚数に応じて評価アップ。
現在進めているリクエストとは別です。
枚数の理由としては、自著の宣伝用イラストもそうですが、12月はプライベートで描きたいイラストが複数あるため、3枚も描いていられないかな、と。
依頼が来ればなおさら。
ということで、1枚以上としました。
□サブミッション
・ココナラのプロフィール、サービスページの更新
・ホームページの改修
11月に引き続き、今後に向けた準備を進めていきます。
特にココナラ、一枚絵制作のサービスのサンプルを差し替えて、サービス内容の記載を描き直せたらいいかな、と。
また、Skebでリクエストが来て、いよいよ海外Vへの認知が広まりつつあるはずなので、ホームページの改修もぼちぼち進めていかないといけません。
12月の目標はこんな感じです。
気づいたらまもなく6000文字。
3時間半も書いていたようで。
さすがにこれ以上ダラダラ書くわけにもいかないので、このあたりで終わりにします。
では。