ホムンクルスは脱フラスコの夢を見るか

脱ニートを目指す絵描きな引きこもりが、主に週間・月間・年間ごとに振り返りを残すブログ。

#289 時に思わぬ出会いがあったりする【週間報告(4/7-4/13)】

 ここ数年、寝る際に怪談朗読を聞いていたりしたんですが。

 最近、自然音BGMに変えてみました。

 川の水音とか、野鳥の鳴き声が聞けるようなあれです。

 

 たぶん冬に差しかかってからかもですが、アラームよりも早く目が覚めることが多々あって。

 30分程度ならまだしも、1時間とか、2時間とか。

 自然音を聞き始める直前もそんな感じで。

 でも最近は、アラームが鳴ってから目覚めることが目立つようになりました。

 

 きっかけは、日中に自然音を聞きながら寝落ちした時。

 目が覚めたら、ものすごく気分が晴れやかになっていて。

 寝落ちする前まで頭の中で巡っていたもやもやした思考がなくなった、というか。

 前々から自然音を聞くことはありましたが、ここまで効果があるのか、と衝撃を受けて、寝る際に聞くようにしてみました。

 割とメンタルというか、神経系に効果があるみたいです。

 ――いや、もしかしたら、ただ単に暖かくなってきたから、というのもあるのかもしれませんが。

 

 ……と、前書きが長くなりました。

 週間報告です。

■4月の目標

□タグ企画を1回以上開催、完了

□小説の表紙と挿絵の制作を進める

□X(Twitter)での宣伝の投稿を週に1回以上、月に合計4回以上行う

yonaga-n.hateblo.jp

 

■うまくいった点

・4月第1週に開催したタグ企画を完了することができた

・小説の表紙の制作を進めることができた

・宣伝の投稿を1回行うことができた

 

■改善できる点

・新しくタグ企画を開催したものの、予約投稿の日にちを間違えてしまった

・表紙の背景に対する認識の解像度をまだ上げられると思う

SNS運用はただ宣伝するだけでなく、フォロワーとの継続的なコミュニケーションが取れるような施策を考えてみた方がいいのではないか

 

■コメント

 4月第2週は、いい意味でも悪い意味でも思わぬ展開が色々あった1週間でした。

 まずはタグ企画。

 4月第1週に開催した分が無事完了しました。

 それで描いたイラストが、こちら。

 

 

 3月に開催した時もそうでしたが、企画では参加者にイラストについて伺っています。

 3月は、「(一枚絵の)テーマを1つください」と。

 4月第1週分では聞き方を変えて、「イラストだからこそ叶えたい、形にしたいストーリーやテーマはありますか?」と伺ってみました。

 

 いただいた答えが、「暗い墓地で、黒衣を着てにっこり笑っている感じ」でした。

 元々白衣を着た闇医者Vtuberという方で、なぜ墓地で、白衣ではなく黒衣を着て笑っているのか、深掘りしてみました。

 シチュエーションについては、「墓地で佇んでいる闇医者がいいな」とのことで。

 なぜ黒衣かといえば、昔の医者が礼節を重んじて礼服の黒衣を着ていて、「死者への想いを籠めたい」という理由からだそうです。

 にっこり笑っているのは、礼節を重んじながらも、闇医者だからただのデータだと思っているから、と。

 

 一見するとダークで妖しいテーマ――というか、「暗い墓地で笑って佇む闇医者」というコンセプトなんですが、その裏にはしっかりディテールやバックストーリーがあって。

 それがすごくよくて、描かせていただくことになりました。

 あとは、3月は「かわいい」「楽しい」といった雰囲気のイラストを描いていたから、というのもあったりします。

 

 で、このイラスト。

 思った以上に早く仕上がって、我ながらに驚きました。

 制作開始から完成・お渡し・公開まで4日。

 お渡しする前日に完成していた感じなので、実質3日。

 制作開始が後半戦からだったので、実質の実質2日半。

 まあ、キャラクター1体に細かい描き込みがほとんどない背景ですし、3月がカロリー高めなイラストばかり描いていたからかもしれないですが。

 ……風景ありきの一枚絵を2日半で描いた憶えって、今までないんですよね。

 条件がよくてガチると、割と描けてしまうみたいです。

 

 そして当選されたVtuberの方にお渡ししたところ、喜んでいただけました。

 さらにその方が所属する事務所のアカウントにも見ていただけて、リポストしていただけました。

 それで初めて気づいたのが、無償企画といえどVtuber事務所にも知ってもらえる可能性があるってことです。

 昨今VtuberやVライバーだけでなく、それらをプロデュースする事務所も増えているので、なにかしら狙った方がいいのか? と思ったり。

 

 企画のイラストの完成が見えたところで、次の企画の準備を進めました。

 投稿文や概要説明とサンプルを改修して、予約投稿したわけですが。

 元々、水曜日に次の企画を出して、木曜日に第1週分のイラストを渡して公開しようと考えていました。

 ――が、手違いで火曜日の日付で予約投稿をしてしまって。

 日付を間違えていること、次の企画の投稿がすでにされていることに気づくのが遅れました。

 だからですね。

 第1週分のイラストの公開が早かったのは。

 予約投稿の日付を間違えていなかったら、金曜日あたりに出すつもりでしたし。

 

 次の企画を出す前に、プロフィールのタイムラインを整理しておきたかったんですが、ロクな準備もできないままに始めてしまって。

 そのせいか、企画の投稿をしたその日に参加する方はゼロ。

 今回20時あたりに投稿して、これまでの経験上21時以降に1人くらいは参加者がいたんですが、ゼロ。

 誰も参加しない。

 さすがに立て続けに企画をするのはダメか。

 当選者は1人だし、一枚絵は手軽さがないし、ダメか。

 自分のイラストに需要はないからダメか。

 ……と、ネガティブ思考を引きずりながら寝る羽目に。

 

 翌日早朝、起きてすぐにタイムラインを整理しました。

 企画で描いたイラストや、宣伝で出したイラストをリポストして、見せたいものを優先的に並べました。

 5、6枚あるので、過去作を立て続けにリポストするのはうざがられるかと思って、企画の投稿直後は手を出せなかったんですよね。

 なので、あまり見られていない時間に整理しました。

 

 それが関係したか、翌日、朝に、昼に、夕方にと参加者が立て続いて。

 企画の特徴として、一枚絵を描くために参加されたVtuberの方と数回会話をするんですが。

 返信が来ているか気になったり、返信する内容を考えたりとで作業が進まなくなくなるので、1人でもよさげなテーマが出たら参加を締め切ることにしました。

 調べてみたところ、今回は企画開始から参加締切まで、23時間弱。

 3月分が38時間ほど、4月第1週分が62時間ほどなので、過去最速での締切になりました。

 

 投稿直後から深夜にかけて参加者ゼロだった、今回の4月第2週分のタグ企画。

 過去最速で参加を締め切ったけど、参加者やテーマはどうなのか? と。

 

 めちゃくちゃいい感じのテーマを出したり、Vtuberとしてのコンセプトがしっかり固まっている方と出会えました。

 話を聞いているうちに、「この人の描かないと後悔しそうだな」と思うくらいです。

 

 ただ、3月分同様かそれ以上の描き込みになりそうなので、完成まで2週間かかりそうな雰囲気で。

 今月の企画のイラストは、あと1枚出せればいいかな、と考えています。

 

 

 企画について、だいぶ長くなりました。

 次、小説の表紙。

 

 企画のイラストを描いたり、新しく企画をしたりしつつ、順調に進められています。

 が、改善できる点で挙げたように、背景の解像度をもっと上げられると思っています。

 建造物や自然物を取り入れているんですが、とりあえず描いて、時間を置いたり資料を探したりしていくうちに、もっといい感じにできるだろう、と。

 むしろ、今いい感じにできるよう経験値を稼いでおいた方がよさそうに思っていて。

 企画のイラストを進めつつ、今月中に完成できたら御の字じゃないかと。

 


 次、SNS運用。

 率直な宣伝として使うイラスト(依頼やSkebリクエストで描いたもの)も残り少なくなってきました。

 というか、アカウントのコンセプトやブランディングに沿った作品が意外となくて。

 あとは今後のリポスト用にバリエーションを用意しておくくらいです。

 

 とはいえ、宣伝ばかりしていてもどうなんだ、と。

 それよりかは、もう少しフォロワーとの交流を増やしてみようと考えています。

 接触頻度を増やす、信頼感を深める、安心感を増やす、という目的で。

 

 その施策として考えているのは、

・フォロワー〇〇名達成記念企画
・ゲリラ企画

 と、こんなところ。

 

 現状、フォロワーには、

「長月夜永=Vtuber向けのタグ企画を連発してる人」

 として認知されていると思います。

 

・タグ企画を見たから
・これからの企画に参加できたらしたいから
・自分の存在を知ってもらいたいから

 といった理由でフォローされているんじゃないかと。

 

 イラストレーターとして名乗ってはいるものの、「タグ企画してる人」と比べれば、認知は弱い方だと思います。

 今はまだ集客として、フォロワーを増やすことに専念する段階ですが。

 ゆくゆくはマネタイズに繋げる施策をしていくことになるわけで。

 その長期戦略の布石として、今のうちからできることをしていこう、と。

 


 4月第2週はこんなところです。

 

 そういえば企画について、一枚絵はあと数回でやめようかと考えています。

 スキルマーケットのサンプルも更新できたし、フォロワー限定企画をするなら、普段の企画との違いが出しにくいし、現状の企画内容だと集客を伸ばすのは難しいように感じているし、と理由は様々。

 

 じゃあ、一枚絵をやめるとしたら、なにをするか。

 ポートレートというか、以前やっていた立ち絵をやろうかと。

yonaga-n.hateblo.jp

yonaga-n.hateblo.jp

yonaga-n.hateblo.jp

 

 反省点というか、改善点として、表情やポーズ、背景は参加者の希望を反映する形式に。

 より「その人らしさ」が出る立ち絵にしよう、と。

 

 当選者数は3名くらい。

 いや、3名。

 これは実験というか、1名と3名なら参加者の数や参加のタイミングがどう変わるのか、調べてみたくて。

 

 課題点として、どう選ぼうか、と。

 抽選は無機質なのでやりたくないし、ツッコミどころがなかったり、特徴らしい特徴が見えない方を描きたくなくて。

 なにより、人となりが分からない状態で描くのがしんどい。

 あいさつだけはよくて、それ以降がなんともいえない方もいたりしますし。

 ……大喜利でもしますか。

 

 ともあれ、しばらくは長月夜永のイラストレーターとして、かつブランドとしての認知や人格といった基礎づくりが続きそうです。

 最近、『習得への情熱』という、プロのチェスプレイヤーから太極拳のチャンピオンになった方の著書を読んでいて。

 その中に、「負の投資」という学習プロセスがあります。

 いわば、成長や上達の為の、停滞や衰退の期間。

 ずっと右肩あがりじゃなくて、上がって、なにかを学んでいる間は横ばいになったり、下がったりして、そこからまた、さらに上がる、みたいな。

 

 今までは、イラストなり小説なり、創作を中心にやってきて。

 今年に入ってから、ビジネスだったりSNSの使い方に対する認識の解像度が上がってきました。

 イラスト制作というスキルを使って、どんな風に誰の役に立つか、というコンセプトも固まってきました。

 3月にVtuber向けの企画を始めたので、とりあえず9月までは負の投資期間が続くと思います。

 

 あと5ヶ月半。

 まずはフォロワー100名を目指して企画を継続。

 企画の内容やフォロワーの増え方も記録しつつ、100名を超えたあたりで見返して、どんなきっかけで、どんな推移で増えたかを確認。

 そこで分かった変化をベンチマークに、フォロワー200名、300名……1000名を目指します。

 途中で依頼やSkebのリクエストが来たなら、受注します。

 ――といった感じで、取り組んでいこうかと。

 

 これを書いている時点で、フォロワーは36名。

 確か、3月の企画を始めた時点で、22名ほどだったと思います。

 企画ごとの推移としては、以下の通り。

・3月:+5名
・4月第1週:+3名
・4月第2週:+6名

 

 また、企画の投稿のインプレッションはこんな感じ。

・3月:1935
・4月第1週:2159
・4月第2週:2504

 

 着実に伸びてきている感はあります。

 フォロワーについては、ターゲットではなさそうな方もいるので、本質的な数値ではありませんが。

 とりあえず、100名までどんな風に推移するか、を見てみようと思います。

 


 さて、だいぶ長くなったので、このあたりで終わろうかと思います。

 

 では。