ホムンクルスは脱フラスコの夢を見るか

脱ニートを目指す絵描きな引きこもりが、主に週間・月間・年間ごとに振り返りを残すブログ。

#194 リツイートの、拡散以外のメリット【週間報告(11/27-12/3)】

 Skebのリクエストって、クリエイター側は自由に描いてもいいそうで。

 ラフなものから、思い切り描き込んだものまで。

 あくまでクリエイターを応援する投げ銭をするためのプラットフォームなわけですが、ブランディングを考えると、とても手抜きができないな、と。

 しかも一発描きなので、完成させて納品しないと相手の反応が見られないので、工程を踏んで作業を進める依頼とは緊張感が違います。

 ……みたいなことを感じつつイラストを描いていた1週間でした。

 

 では、週間報告を。

 

 11月最終週から12月第1週にかけて完成・公開したイラストはこちらです。

 

 

 VShojoのVeibae(ヴェイベ)の二次創作です。

 コンセプトは『Skydive with Empress of Skies(天空の女帝とスカイダイブ)』。

 Veibaeの紹介文に「超自然の竜神」とあったので、ドラゴンを取り入れて画面の奥行きとFUCKING COOLなひねりをつけてみました。

 おかげでVeibae本人に、

 なんて言われる始末。

 訳すと「正気じゃねえ」「最高に狂ってる」って感じでしょうか。

「HOLY FUCK」はたぶんスラングじゃないかな、と。

 強調の意味としてついてるはず。

 日本語で言う「クソ強い」みたいな。

 あと、スラングを多用するとのことなので、彼女。

 

 今回はコンセプトが構想時点で明確に決まっていて、構図もそれなりにストレートに決まったと思います。

 とはいえ、キャラのポーズ、配置が決まった後、背景の要素の配置や配色で何度となく調整することになりましたが。

 たぶん、これまで描いてきたイラストの中で完成度はかなり高い方になるんじゃないかと、我ながらに思います。

 

 コンセプト、構図、描き込みがうまくハマったからでしょうか。

 本人に反応してもらえたこともそうですが、11月27日深夜に投稿してからここ1週間、RTといいねを断続的にしてもらっています。

 SNS向けな画力という面でも、少しくらいは伸びたんじゃないかと思います。

 

 で、前回のNyannersのイラストも合わせてですが。

 誰かにRTされる、特にフォロワーの多い方にRTされることの、拡散以外のメリットをようやく理解・実感しつつあります。

 

 これは、11月1日からこの記事を書いている12月4日午前までの、私のツイッターのアナリティクスです。

 真ん中あたりの、20,000あたりまで伸びているのが11月19日、Nyannersのイラストを投稿した日です。

 その後、30,000あたりまで伸びているのが11月27日、Veibaeのイラストを投稿した日です。

 

 まず、このグラフを見て分かるのは、11月19日以降、縦棒が見えるくらいにツイートが見られている、ということです。

 一番少ないのが、Veibaeのイラスト投稿直前日の11月18日。

 この日が648でした。

 

 ツイッターのRTはツイートの拡散が一番気にされているメリットではないかと。

 それこそ、投稿後の瞬間的な拡散が。

 

 けど、それ以外にもメリットがあるんだと、やっと理解・実感しました。

 

 いわば、広告の掲載みたいなものです。

 RTした人のタイムラインが更新されない限り、RTを解除しない限り、RTされたツイートはその人のタイムラインの上部に残り続けます。

 例えばVeibae。

 私が描いたイラストをRTした後、この記事を書いている12月4日時点まで、タイムラインの更新は5回。

 見方を変えれば、この1週間、私のイラストがVeibaeのタイムラインの最新10ツイート以内に残り続けたと捉えられます。

 だから、なのかもしれません。

 イラスト投稿後1週間、インプレッションが1,000を下回らなかったのは。

 一番少なくても1,700ほどです。

 

 だとすると。

 イラストの拡散、認知度の拡大のためにはRTは大事ですが。

 フォロワーが多くて、タイムラインの更新頻度が高くない人にRTされることも割と大事なのかな、と。

 どれだけRTされても、膨大なツイートやRTに流されてしまっては意味がないなので。

 

 Skebでリクエストが来たことも踏まえれば、今回のVeibaeのイラストは、今までの二次創作の中で一番ガッチリハマったように思います。

 これを連発して認知度拡大、依頼の問い合わせ件数と単価アップができればいいんですが。

 ……まあ、今回はあくまでまぐれ当たり。

 ここからはクオリティの維持・さらなる向上という意味で、練度と確度を上げていかなければいけません。

 

 そして、ブランディングが少しずつ進んでいるのかな、という実感がうっすらあります。

 キャラだけじゃなくて背景もがっつり取り入れたVtuberのイラストを描くイラストレーターあるいは絵描き、という感じのブランディングが。

 そうなると、とりあえずツイッターのタイムラインには余計なものは並べられないな、と。

 ……もしかすると、それ以外の自分では気づいていないブランディングがあるのかもしれませんが。

 

 今回のVeibaeのイラストで得た成果は、大きな変化です。

 この経験をうまく活かして、これからもっと依頼やリクエストがもらえるように、イラストのスキルアップブランディングを進めていこうと思います。

 

 では。