前回の月間報告の後半で書いた、6月以降のロードマップについての続きです。
まずはおさらい。
6月以降の活動方針がこちら。
海外の個人勢VTuberをターゲットにした宣伝・営業活動を行う。
そのロードマップがこちら。
1A.VTuberの二次創作イラストを描く、とにかく描く、数を揃える
1B.ホームページを整える
2.VTuberに向けた営業・宣伝活動
前回の月間報告で、ここまで出して区切りました。
ここからは、各項目についての詳細を。
1A.VTuberの二次創作イラストを描く、とにかく描く、数を揃える
なぜ、VTuberの二次創作イラストを揃えないといけないのか?
それは、ツイッターやホームページを見た人に、
「この人はVTuberのイラストを描いている人だ」
という認識を持ってもらうためです。
ただ描きたいイラストを描いて並べるのではなく、一貫性を持たせるため。
ツイッターの私のタイムラインやメディア欄をスクロールした時に、
VTuber、ラノベ、マンガ、アニメ、VTuber、オリジナル……
とジャンルがばらばらよりも、
VTuber、VTuber、VTuber、VTuber、VTuber、VTuber……
と並んでいるほうが、
「長月夜永=VTuberのイラストを描いている人」
と認識してもらえるからです。
また、これは2.VTuberに向けた営業・宣伝活動に大きく影響するんじゃないかと考えています。
私みたいな知名度の低いイラストレーターの場合、「なんとなくVTuberを見て、イラストを描いている」と、「とにかくVTuberを見まくってイラストを描いている」とでは、心象的にも差が出るんじゃないかな、と。
そこで、まずは数を揃える。
ツイッターやホームページを見た人に「長月夜永はVTuberのイラストを描いている人」という印象を持ってもらうために。
で、このロードマップの参考にしている著書『イラストレーター 月収25万円 ~無名・実績ナシから始める 稼ぐロードマップ~』では、個人勢のVTuberのイラストを描くように勧められているのですが。
あえて、遠回りします。
まずは企業勢のVTuberのイラストを揃えます。
というか、すでにそのイラストを揃えようと動き出しています。
こんな感じに。
なぜ、ストレートに個人勢のVTuber(以下:個人V)のイラストを描かないのか?
今からでも個人Vのイラストを描き始めてもいいんじゃないか?
私もつい最近、そんなことを自問しました。
そして漠然と、イメージとして答えが出て、どうにか言語化できたのがこちら。
・個人Vのイラストを描く=営業・宣伝行為
・VTuberのイラストが少ない状態より、数を揃えていた方が営業・宣伝の効果が高く見込めるのでは?
なかなかせこいと言いますか、すこいと言いますか。
つまり、印象操作です。
……なんか、嫌な響きのチョイスですが。
「これまで企業勢ばかりを見て描いてきたけど、個人勢にも興味を持ち始めた」
という潜在的なストーリーを感じてほしいな、と。
なおかつ、
「企業勢という最大手から、個人勢の大手、中堅……」
というように、興味の変遷(=ストーリー)も織り交ぜつつ。
我ながら回りくどくて、時間も手間もかかる、そもそもそんな余裕があるかどうかすら怪しい目論見ですが。
ツイッターのタイムラインも、ホームページも、これから営業・宣伝をしていく相手=個人Vの方々へのポートフォリオです。
「私はこういうイラストを描くイラストレーターです」
だけではなく、
「これまでこんなVTuberを見てきて、イラストを描いてきて、あなたを見つけました、あなたに行き着きました」
というアピールの意味も含んでいます。
正直、まだ始めたばかりですし、はたしてこれがどういう結果になるかは分かりませんが。
ただ表面的にVTuberのイラストを描くのではなく、VTuberの活動、バックグラウンドなどなどにしっかり触れた上でイラストを描きたいと思っているので。
その意識や行動が、知らず知らずのうちになにかしらの差別化につながっていくんじゃないかと考えています。
1B.ホームページを整える
上記の1Aと並行して進めていきます。
1Aで描いたイラストをホームページに掲載しつつ、依頼を受け付ける窓口としてセッティングしていきます。
イラストを見せるだけなら、ツイッターでもpixivでも十分間に合っているんじゃないか、と思ったりしますが。
某参考書籍に、「おしゃれでスタイリッシュなホームページを作ることでイラストの付加価値を高められる」みたいなことが書かれているので、愚直に従います。
また、依頼を受け付ける窓口としての機能も加えるため、
イラスト(ポートフォリオ)を見る→依頼受付のフォームから問い合わせをする
という導線をまとめることができます。
依頼内容に関しても、
・skebなら〇〇円
・直接依頼なら〇〇円
というように、どういった内容の依頼ができるか、を表示できるため、ホームページ制作はやっておいて損はないかな、と。
2.VTuberに向けた営業・宣伝活動
イラストを揃えて、ホームページを整えたところで、いよいよ営業・宣伝活動を行っていきます。
営業・宣伝と言いつつ、することはこれまでと同じです。
イラストを描く。
とにかく描いて、アピールする。
ただ、ターゲットは海外の個人V。
某参考書籍によれば、
・経済的に余裕のある海外市場が稼ぎやすいから、海外ユーザーをターゲットに活動する
・海外ユーザーからの認知度を高めるには、ENVTuber(海外VTuber)のファンアートを描く
・個人Vが集まったグループなら、同業者の個人Vからの依頼につながりやすい
とのことで。
書籍に書いてある内容をすべて鵜呑みにするつもりはないですが、検証する価値はあると思います。
というのも、実際にこの書籍を読んで、結果を出した人がいるみたいで。
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記事中にあるイラストレーターさんのskebを見てみれば、実際に依頼が来ていました。
もちろん、英文で。
なおかつ、skebの金額が、記事に表示されている金額より高くなっているので、再現性がある、と見てもいいのかな、と。
まず、目指すは1件依頼をいただくこと。
すでにココナラで5件、依頼をいただきましたが、ここから新たなロードマップに従って活動していくので、実績はゼロです。
なんとなく、このロードマップはココナラとは違うように感じています。
というのも、ココナラでの取引や実績というのは、あくまでココナラの中だけで影響するもの、という印象があって。
ココナラでの取引で制作したイラストを、依頼者がツイッターでツイートしてくれるか?
その依頼者のツイートに、どれだけの拡散力があるか?
あくまで私個人の経験則でしかありませんが、これまでいただいた依頼で、「ココナラで長月夜永さん(@ID)に描いてもらいました!」という宣伝要素を含んだ報告ツイートをされたことはありません。
対してVTuberは、いわゆる固有のアートタグのついたツイートをリツイートします。
人によっては、そのイラストをサムネイルに使ったりも。
そこにIDを添えていたりするので、拡散・宣伝効果が見込めます。
ここが違うのかな、と。
……いや、それはこれから直に検証していくわけですが。
さておき。
某参考書籍では、1週間に1枚、VTuberのイラストを描くように勧められています。
顔周りやバストアップではなく、なるべく全身を入れたものを。
Vtuberやそのファンの人たちに好かれる(=RT、いいねされる)絵柄で。
というわけで、画力アップも見据えつつ、1週間に1枚以上完成・公開できるイラストを描いていこうと思います。
おそらく最初は模索の期間が続くと思います。
まったく初めて描く要素に手間取ったり、どういう構図なら好かれるか、とかとか。
それで1週間まるごと使うことになるかとは思いますが、そのうち4日、3日で描き上げられるスタイルを確立できたらな、と。
描き上げるまでの日数が短ければ短いほど、初の依頼獲得までの期間が短くなるはずなので。
そこで、今年中です。
今年中――あと7ヶ月以内に、初依頼を獲得します。
2021年、ちょうどこの6月の中頃にココナラで出店して、11月の下旬に初依頼をいただきました。
ココナラでは宣伝がなかなかうまくできませんが、このロードマップは条件が違います。
イラストをRTしてくれる可能性のある個人Vに、どれだけ早く、どれだけ多くアピールできるかが勝負だと思います。
だとすると、ココナラの時よりも早く初依頼が獲得できてもおかしくないんじゃないかな、と。
というわけで、リスタートです。
今年中に「Vtuberから依頼をいただいた」という報告をします。
では。