ホムンクルスは脱フラスコの夢を見るか

脱ニートを目指す絵描きな引きこもりが、主に週間・月間・年間ごとに振り返りを残すブログ。

#215 月間目標の再設定と

 前回の記事で、新しい活動方針やロードマップを書きました。

 その上で、今月の月間目標も見直さないといけないと思ったので、しっかり書き残しておきます。

 

 活動方針とロードマップの変更に伴う、3月の目標は以下の通りです。

 

■3月の目標

□メインミッション

ファイアーエムブレム(FE)の二次創作イラストを5枚以上制作、公開

 

■評価基準と各項目について

□メインミッション

・FEの二次創作イラストを5枚以上制作、公開

 SNSでの知名度拡大を第1目標としているため、前回のロードマップ同様、まずは地盤づくりを行います。

 特にツイッターは、どうしても知名度を拡げる中核となるメディアとなるため、次の段階に進むためにも、なるべく短期でツイート欄とメディア欄を埋めてしまいたいな、と。

 数としては10枚を目指します。

 前回はキャラクターと背景を描き込んでいたこともあり、本命であるVShojoのイラストを描き始めるまでに4ヶ月弱かかりました。

 今回はもっとハードルを下げて、スピードを重視するために、単体キャラ簡易背景のイラストにしてみようと思います。

 月に最低5枚描ければ、2ヶ月で達成できる想定です。

 むしろ、地盤づくりを目的とするため、2ヶ月以内に達成してしまいたいところです。

 

 そのため、評価基準は、

・5枚描ければ【可】
・6枚描ければ【良】
・7枚描ければ【優】
・8枚以上描ければ【秀】

 とします。

 

 今月は残り3分の2を切っており、自身の制作スピードを考慮すれば、今から10枚――先週完成させた分を除けば9枚は厳しいだろうな、と。

 仮に4日に1枚完成する計算をすれば、あと5枚は描けることに。

 とはいえ、なにかしらのイレギュラーが起こる可能性を踏まえれば、週に1枚完成できれば御の字だと思います。

 

 

 3月の新しい目標としては、こんなところです。

 

 合わせてもう1つ、後々の発信コンテンツにするかもしれないことを書き残しておこうと思います。

 

 新しい活動方針やロードマップを考える際に、『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門』といった著書の内容を参考にしました。

 これは日本のマーケター・森岡毅氏の著書です。

 昨年の10月あたりに購入した書籍ですが、ここに来て明確なヒントを得ることができました。

 

 書籍の内容すべてを把握・理解しているわけではありませんが、特に参考となったのが、「マーケティングフレームワーク」と「戦略の4S」です。

 

 マーケティングフレームワークは、商売をする上での課題に取り組む際に役立つ考え方の型のようなものです。

 これを用いることで、自分がなんのために、誰に向けて、なにをどう売るのかといった事柄を整理できます。

 森岡氏のマーケティングフレームワークの内容は以下の通り。

・目的:OBJECTIVE:達成すべき使命
・目標:WHO(ターゲットは誰か?):目的達成のための経営資源を投入する具体的な対象
・戦略:WHAT(なにを売るのか?):目的達成のための資源配分の選択
・戦術:HOW(どうやって売るのか?):戦略実行のための具体的なプラン

 

 次に、戦略の4Sについて。

 これは戦略の良し悪しを測るための典型的なモノサシだと書かれています。

 4Sとは4つの語句の頭文字で、内容としては以下の通り。

・Selective(セレクティブ:選択的かどうか?)
・Sufficient(サフィシエント:経営資源が十分かどうか?)
・Sustainable(サステイナブル:中長期で継続可能かどうか?)
・Synchronized(シンクロナイズド:自社の特徴との整合性は?)

 

 そして、今回のロードマップを組むために考えたマーケティング・フレームと戦略の4Sはこちら。

 

マーケティングフレームワーク

◇目的:OBJECTIVE:達成すべき使命:

A.イラスト制作の依頼を月5件以上受注、継続

B.ツイッターでのコアコンテンツへの反応として100RT以上、300いいね以上達成、継続

C.pixivFANBOX、Patreon、Xfolioでの支援者100人以上達成、継続

 

◇目標:WHO(ターゲットは誰か?):目的達成のための経営資源を投入する具体的な対象:

ツイッター
・pixiv
・DEVIANT ART

 

◇戦略:WHAT(なにを売るのか?):目的達成のための資源配分の選択:

 認知度(インプレッション数やフォロワー)の増加とブランディングのために、メインコンテンツとしてファイアーエムブレムの二次創作を制作・公開する。

 ブランディングとしては、
・剣と魔法のファンタジー
・バトルファンジー、アクションファンタジー
・和風な世界観
・かっこいい
 といったものが好きで描いているイラストレーターとして認知されたい。

 

◇戦術:HOW(どうやって売るのか?):戦略実行のための具体的なプラン:

 二次創作をするにあたり、以下の目的を基にした複数のスタイルでの制作を行う。

・キャラ単体簡易背景
 SNSでの宣伝と集客を対象とする。

・キャラクターデザインリファレンスシート
 既存のキャラの別衣装の制作をする。
 コミッションやクライアントワークを想定。

・一枚絵
 単体あるいは複数キャラと背景の描き込みを行う。
 キャラデザを基にした、TCGのような縦長サイズやソシャゲのロード画面のような横長サイズのイラストを制作する。
 コミッションやクライアントワークを想定。

 

◆戦略の4S

◇Selective(セレクティブ:選択的かどうか?)

 ロードマップ序盤はFEのイラストの投稿に専念するため、十分選択的だと思える。

 

◇Sufficient(サフィシエント:経営資源が十分かどうか?)

 FEのイラストを描くための時間と労力が確保できるかどうか?

 現状であれば十分に確保できると思える。

 

◇Sustainable(サステイナブル:継続可能かどうか?)

 FEのイラストを1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月と継続して投稿できるかどうか?

 武具や服飾の描き込みがこれまでよりも多くなると想定。

 しかし、そういったジャンルへの経験値やキャラクターデザインの引き出しを増やせると考えれば、できる限り継続していきたい。

 

◇Synchronized(シンクロナイズド:自社の特徴との整合性は?)

 ブランディングとの関連性が十分高い。

 

 

 はたして森岡氏の書籍を参考にした私のマーケティングフレームワークと戦略の4Sが十分かどうか、いいか悪いかは、今のところ分かりません。

 なんせ初めて考えて、試してみたことなので。

 となると、これからイラストを制作して、SNSを運用する中で明らかになってくると思います。

 やるべきことが依頼の受注からSNSの運用へと変わったわけですが。

 たぶん、結局のところ、モノ――それこそ商品にしても技術や知識にしてもを売るなら、より多くの人々に認知されている方がいいんじゃないかと思います。

 だからこそ、これは長期的に見れば必要な遠回りになるんじゃないかと思います。

 

 書き残しておきたいことは書いたつもりなので、これで終わろうと思います。

 

 では。