今年は、はたして去年の倍以上の依頼を受けられるのか? と戦々恐々と焦っている今日この頃です。
ただ、去年みたく偶然にも、幸運にも依頼が重なった、という成果よりも、自分自身のスキルや知識で依頼を着実に獲得した、という成果が欲しいです。
そのためにはマーケティングとブランディングが必要になるんですが――
まずは週間報告をば。
4月第5週に完成・公開したイラストはこちら。
FEの二次創作。
『風花雪月』からエーデルガルトです。
『FIRE EMBLEM IF-Class』というコンセプトシリーズとして、バーサーカーにしてみました。
いや、元々は斧を好むエーデルガルトを二刀流にしたい、という構想から始めたんですが。
兵種をつけるとしたら? というところで悩みました。
ウォーリアにしようかと思いましたが、『FE無双 風花雪月』ですでにウォーリアがありまして。
FE本家では戦士系って男性キャラしかなれないんですが、どうやら無双版ではその縛りがないらしく。
かといってブリガンド(戦士の上位職)にしようかとも思いましたが、「山賊」「略奪者」といった本来の意味合いを踏まえると、しっくり来なくて。
結果、本編のエーデルガルトに通ずるものがあるんじゃないか、とバーサーカー(狂戦士)にしました。
前回と同じくリファレンスシートを作っています。
Skebのリクエストを踏まえると、もう少しデザイン性があった方がいいかな、と思ったりしています。
そのあたりは、今後少しずつマイナーチェンジを加えていくつもりです。
それと、立ち絵のフレームにある兵種や属性のマークを工夫しました。
前のものより、フレームのデザインとの統一感を持たせたり、豪華にしたつもりです。
さて、今回金曜日の夜にツイートしたわけですが。
反応はよろしくなかったです。
むしろこれまで描いてきたFEのイラストの中で最低かもしれません。
pixivやDEVIANT ARTにも、ツイッターより数時間早く投稿しましたが、こちらも今のところ反応は芳しくないですね。
根本的にデザインがよくない=共感性が低いのか。
ツイッターであれば、金曜日の夜という時間帯がよろしくなかったのか。
ロードマップ第1段階で描いたエーデルガルトもそうでしたが、そもそも人気がないのか。
それらすべてか。
という感じで分析しました。
ちなみに前回のサムライワユですが、反応はなかなかよかったです。
RTが90以上、いいねが300以上、インプレッションが2万以上と、FEのイラストの中では2番目にいい結果となりました。
投稿したのは土曜日の夜です。
このツイートで分かったのは、ワユが好きなファンがそれなりにいる、ということ。
IDだけ記入したリプライがあったり、「ワユはおれの嫁」的な引用RTがされたり、ワユ推しの方にRTされたりと、かなり収穫がありました。
ロードマップ第1段階でもワユを描きましたが、これほどの反応はありませんでした。
サムライというひねりだったり、コンセプトがウケたのかな、と。
で、前回のワユでいい結果が、今回のエーデルガルトで悪い結果が出て、なかなかいい感じの対比が見れました。
今後はもっと、ターゲットを意識した制作を進めていくべきだと思いました。
そもそもFEの二次創作自体が、知名度を高めるための宣伝要素なので。
自分本位ではなく、受け取る側・市場目線にならなければならないな、と反省しています。
さて、イラストで稼ぐためには、イラストを描く以外のスキルや知識が必要だと痛感する今日この頃です。
市場の規模や特性、特徴などを調査、把握、理解しつつ、そこにあるニーズやインサイト(表面的には分からない、無意識的な、隠れたニーズ)を探ったり。
ニーズに応えるだけでなく、インサイトを突くような供給はなにかを考えたり。
市場のニーズやインサイトに供給を行いつつ、「自分はこういうものが好きだ、こういうものに興味がある、こういうものを作っている」という自身の存在感や商品を提示したり、他者や競合との差別化を図ったり。
そんな、自分の立ち位置を決めるような意識や行動が必要だな、と。
また、マーケティングにもブランディングにも、長期的視点がないといけなくて。
1枚2枚描いて、投稿して、その結果だけで判断するのは、尚早というか短期的というか。
ある程度の数をこなしたり、ある程度の期間続けてみないと得られない結果や視点があるので、中・長期的な計画性も必要だな、と。
実際、ロードマップの第1段階で10枚そこら描いて投稿したことで得られた結果や成果がありましたし。
だからこそ、『IF-Class』はもうしばらく続けてみようかと。
ただ自分の好き勝手にするのではなくて、市場のニーズやインサイトを調べつつ、試行錯誤しながらです。
はたして去年の倍以上の実績を上げられるのか? という不安に駆られていますが、だからと目先の感情に振り回されてもロクな結果も成果も出せないことを意識しつつ、なるべく計画を立てて、それに沿ってロードマップを進めていこうと思います。
では。