ホムンクルスは脱フラスコの夢を見るか

脱ニートを目指す絵描きな引きこもりが、主に週間・月間・年間ごとに振り返りを残すブログ。

#260 知識不足と行動不足だから不安が消えない【週間報告(10/29-11/4)】

 最近、怪談朗読を聞きながら作業をすることが多いです。

 アニメや映画、YouTubeの動画を観ながら、音楽を聴きながら、ということもありますが。

 ダントツで集中が続いていると実感するのが、怪談朗読です。

 賑やかでも、騒々しくもなくて。

 かつ同じ内容、同じ調子の繰り返しがなくて。

 視線が動く、意識が逸れることもないから、集中力が続くのかな、と。

 

 自分がどんな条件下で集中力が持続するか理解しておくのは大事だと思いますが、まさか、聞き始めてかれこれ10年になるかならないかという怪談朗読が、イラスト制作の没頭に役立つとは思いませんでした。

 

 と、本編とはまったく関係のない前置きはさておき。

 週間報告です。

 

 10月最終週から11月第1週にかけて完成・公開したイラストは、ありません。

 

 正確には、新規に制作したイラストはない、ということなんですが。

 週の初めあたりは、過去作品のリメイクをしていました。

 それがこちら。

 

 

 これまで描いたFEキャラのリメイク、リパッケージです。

 ブランディング用にと取り組み始めた、FEの二次創作とサムライ風デザイン。

 Skebのアピールでの活用方法が見え始めたので、サンプルとして形にすることにしました。

 

 

 ちなみに。

 リメイクについては、そこまで大々的なものではありません。

 瞳の描き方を変えたので、そこだけ今に合わせて修正したくらいです。

 

 これまでいくつか、立ち絵のパッケージングの案を出してきました。

 

 

 最終的に、と言うつもりはありませんが、シンプルイズベストな感じに辿り着きました。

 パッと見、そしてこれまでの試作品と比べればかなりシンプルですが、割と技術の練達と試行錯誤が滲んでいたりします。

 まあ、見る側にはそこまで伝わりませんし、そういうのを伝えるつもりもありません。

 かっこよく仕上がればいいな、と。

 

 で、今月の目標にSkebのアピールが入っています。

 それを入れた理由が、まさに今回のリメイク・リパッケージ。

 これなら他のイラストレーターとは違うアピールができるんじゃないかと思いました。

 以前取り上げた『白いネコはなにをくれた?』にある戦略BASiCSで言うところの、Asset(独自資源)です。

 

 マーケティングフレームワークである戦略BASiCSに当てはめてると――

 

Battlefield(戦場):どこで、誰と戦うのか
 Skeb、クライアントへアピールしているイラストレータ

◎Asset(独自資源):自分らしさ
 和風・サムライ風キャラクターデザイン、デジタル筆文字、リサーチ力、顧客視点思考、採算度外視な提供力

◎Strength(強み、差別化):自分にしかできないこと、自分にしかないもの
 独自資源とほぼ同じ。
 採算度外視な提供力、リサーチ力、顧客視点思考、ニートだから兼業イラストレーターより使える時間が多い、和風・サムライ風キャラクターデザイン、デジタル筆文字

◎Customer(顧客):どんな人と関わりを持ちたいか、誰に依頼(リクエスト)してほしいか
 Skebを利用しているVtuberやOCを持っている方、和風デザインの作品をリクエストしたことがない方、かっこいいデザインが似合いそうな方、和風デザインに興味がありそうな方

◎Selling Message(メッセージ、売り文句):自分は誰だと世の中に伝えるのか
「和風でかっこいい」をえがくイラストレーター、「あなたのキャラクターを和風にかっこよくデザインします」

 

 ざっくりとですが、こんな感じです。

 アピールを始めた年始に比べれば、より自分らしい軸があって、以前とは違うメッセージが思い浮かびます。

 かつ、ターゲットがより明確になって、幅が広がった割に限定的だな、と。

 

 そしてアピールというか、営業についてですが。

 3ヶ月ぶりに依頼が来まして、先行投資として書籍を購入しました。

 

 タイトルは、『「あなたから買いたい」と言われる 超★営業思考』。

 筋トレ後の15分と、寝る前に余裕がある時に読んでいて、今やっと5割弱読んだところですが。

 営業に対する考え方や姿勢について学ぶことが多々あるな、と。

 いや、営業に限らず、かもしれません。

 ともあれ、TBSアナウンサーから大手保険会社に転職した著者の、失敗や試行錯誤の経験に基づいた体験談や考えが綴られていて、営業に対する心理的ハードルが下がったような実感があります。

 傍ら、営業をするにあたっての心構えだったり、営業における苦難やお客様との向き合い方を学びました。

 これからきっと、アピールしてもなかなかリクエストに繋がらなくてつらくなるかもしれません。

 そんな時に改めて読み返して、自分の励みにしようと思える1冊です。

 

 2021年刊行なので、もっと早く読んでいれば……なんて思いますが。

 これに出会ったということは、今、なにかしらの転機が訪れたのかもしれません。

 だとしたら、今月の目標を見直した方がいいな、と思ったので、変更します。

■11月の目標

変更前:

◎Skebでアピール6件以上

Vtuberのファンアートを1作品以上完成・公開

 

変更後:

◎Skebでアピール6件以上

◎Skeb用のアートスタイルを1作品以上完成・公開

 

 Vtuberのファンアートを取りやめて、Skeb用のアートスタイルの制作に変更しました。

 アピール用のサンプルを整えましたが、もう少し充実させたいな、と。

 Skebでアピールするだけでなく、X(Twitter)でもPRしたいから、というのもあります。

 

 11月は、改めてSkebのアピールに向けて取り組む1ヶ月にしようと思います。

 依頼が順調に進めば15日まで終わる見込みなので、ある程度進んだらアピールを始めて、少なくとも2件はリクエストをいただきたいな、と。

 作品数が10になったら料金を値上げしようと前々から決めていたので、まずはそれの達成を目指します。

 

 リクエストをいただくためには、とにかくアピールを送って母数を増やさないといけません。

 とはいえ、メンタルが折れないように、長期的に継続できるように、前のめりに売り込もうとせず、とにかく認知してもらうつもりでアピールを送ろうかと。

 

 残り2ヶ月。

 この2ヶ月の間にしたことが来年に影響するのであれば、少しでも糧になるよう取り組んでいきます。

 

 では。