最近、思います。
クリエイターとして、イラストレーターにこだわり続ける必要はないんじゃないか、と。
5年、10年、20年……と先々の未来を考えると、イラストレーターだけ、は厳しいな、と。
今回は、そんな話でもすると思います。
では、週間報告です。
9月第2週に完成・公開したイラストは、こちら。
8月下旬に実施した、『#RTしたVtuberさんを描く』の企画のイラストです。
今月の目標で、
◎テストマーケティング企画の完了
今回当選人数が1人、アクションポーズ、既製品背景ということで、そこまで時間はかからないだろうな、と。
その上で、評価基準は以下の通り。・9月5日までにイラスト完成させて公開、同月7日までに完成品を当選者にお渡しできたら【秀】
・9月6日以降にイラスト完成させて公開、完成品を当選者にお渡しできたら【可】
と書きましたが。
完成したのは9月9日(土)、同じ日に当選者さんに完成品を渡しました。
5日までに完成させるつもりではいましたが、SF系のデザインを描いたのが今回が初めてで、特に質感表現の勉強になると感じて、あえて時間をかけました。
また、完成品を渡したところ、当選者さんにはすごく喜んでもらえたので、作品制作という観点では御の字だったと思います。
半面、本来の目的であるテストマーケティングとしては、失敗でした。
それについては、この前の月間報告でも書きましたが。
現在のXの私のプロフィールに並べてある作品の方向性との一貫性がなくて。
月間の目標に入れているからと、とりあえず達成させるために焦ってしまったように思います。
じゃあ、次回はどうするか?
そもそも次回はあるのか? と。
検討はしています。
やるとすれば、いったんサムライ風デザインを揃えてから、になりますが。
ブランディングとSkebでの商品のために制作しているので。
なおかつ、無料でも売れないなら有料でも売れないでしょうし。
だとすると、1回も試さずに終わるのは嫌だな、と。
時期としては、10月以降になるかと。
今月はイラスト販売用の商品づくりに時間と労力を費やしたいのと、その傍らで描くイラストを決めてあるので、サンプルを揃えるには時間が足りないです。
週間報告としては、こんなところです。
さて、冒頭の話でも。
クリエイターとして、イラストレーターにこだわる必要はないんじゃないか、と。
そんなことを、ふと思いました。
じゃあ、イラストレーターを諦めて、どうするのか?
とりあえず、「イラストを描く」行為が関わるなら、なんでもいいんじゃないかと。
そして、大枠で見れば母数の大きいイラストレーターの業界で、長期的に競争し続けるのは厳しいと感じています。
これは一種の「逃げ」なのかもしれませんが。
ただ、マーケティングを学んで、「どこで、誰に、なにを、どんな風に提供するか」を考えて、考え続ける内に、「いかに自分が優位でい続けられる市場はどこか?」を探すようになりました。
マーケティングとは、「商品を売るための導線づくり」であり、ポジショニングだと学びました。
今、イラストレーターの仕事としてはVtuber関連が大きなトレンドだと思います。
企業・個人、国内・国外問わず、毎月、毎日のように新しいVtuberやグループが生まれています。
同時に、イラストレーターをはじめ、様々なクリエイターがVtuberの業界に関わっています。
私自身、Vtuberのファンアートを描いたり、Skebでリクエストやココナラで依頼をいただいたりしましたが。
はたして、Vtuberの市場でポジションを取り続けるべきなのだろうか? と。
現在Vtuberがトレンドだからと、それに乗り続けるべきなのだろうか? と。
そもそも、世の中のトレンド――つまり流行りものに便乗するのが、自分にとっての最適解なのだろうか? と。
トレンドに乗り続けなければ、稼ぐのは、稼ぎ続けるのは無理なのだろうか?
見方を変えれば、Vtuberの市場にクリエイターが多く参入する傍ら、需要はまだあるのに供給が減った市場もあるんじゃないかと思います。
そういうニッチな市場でポジションが取れないか、探ってみてもいいんじゃないか、と。
イラストレーターとして今やっていることを今すぐやめるわけではありませんが。
自分自身の特性を見極めつつ、少しずつ戦略と戦術を変えていくのは確かだと思います。
結果的に、目的である脱ニートが達成できれば、そして生涯に渡って生活するのに困らないスキルと知識、稼ぎが手に入ればいいので。
残り4ヶ月弱。
2023年の間に、自分がどんなことに適正があるか、解像度を少しでも上げられるように勉強しようかと。
では。