今月は依頼なし、無収入になるかと思いきや。
雀の涙ほどですが、収入がありました。
イラストではないものの、イラストに関係するもので、ストックコンテンツとして地道に時間差で収益を得られそうだな、と。
ただ依頼を受けるだけじゃなくて、そういったコンテンツも増やしていきたいところですね。
さておき、週間報告です。
5月第3週に完成・公開したイラストはこちら。
FEの二次創作。
IF-Classとしてデザインしたサムライワユとアイクです。
コンセプトは『絶好の修行相手』。
5月第1週に完成・公開した『試し斬り』からの連作で、次の一枚絵への前振りです。
現在描いているものと、次の1枚の計4枚を連作として、1つのツイートにまとめて投稿して反応を見てみようかな、と。
それと、3年目の集大成もぼちぼち制作進行中です。
構図は2年目のものから大きく変えません。
うちの子たちがいて。
社殿やら大樹やら、様々な武器があって。
ただ、画角を変えたり、人数を増やしたり。
武器のデザインを一枚絵の中で完結させるのではなく、キャラデザ同様に別途で描き起こしたり。
……と、2年目以上の手間をかけつつ進めています。
3年目の集大成なわけなので、2年目までと同じようなやり方では描けませんし、同じようなクオリティにするわけにもいかないので。
しっかり、1年前の自分より着実に成長できている、という実感を得るために取り組もうと思っています。
週間報告としてはこんな感じです。
ここ1週間は、イラストを描きつつ色々悩んでいました。
まあ、これまでと同じく、マーケティングとブランディングについてですね。
ただ、それ以上に、どうやって知名度を高めるか。
そこからどうやって依頼なりリクエストなりに繋げるか。
前回の週間報告で、ツイッターでもっとユーザーとのコミュニケーションを図ろう、と書きましたが。
コミュニケーションを図る、という観点にフォーカスするなら、リクエスト企画でもすればいいのでは? と。
メインのアカウントはブランディング専門で運用したいので、ブランディング以外のためのサブアカをつくってみる、とか。
サブアカならイラストのジャンルは特に問わなくなるので、またVtuber界隈にアプローチをかけてみる、とか。
『RTしたVtuberを描く』『RTしたVtuberさんを描く』といったタグ企画がありますし。
しかし、ちょっと待て、と。
同じようにタグ企画をしている絵描きやイラストレーターのアカウントを見てみたのですが。
例えば、何百、何千RTもされている企画ツイートを見かけはしたものの、その方のSkebのページを見てみると、納品した作品の数が片手で数えられるほど。
もしかしたら、Skebを開設したのが割と最近だったり、など条件は様々あるかとは思いますが。
ただ、やっぱり無償でイラストを描く企画は無償でしかないのかな、と。
あわよくば多数にアプローチ、認知させることはできても、マネタイズに結びつくかどうかは分からないな、と。
あるいは、現状だとSkebのリクエストまでには至らないのかもしれない、とも考えています。
というのも。
Skebでリクエストが続いているイラストレーターさんの特徴としては、
・フォロワーが多い
・絵柄やテーマが画一的で明確に差別化されている
のどちらも、あるいはいずれかです。
見方を変えれば、
・ネームバリュー(この人のイラストだから欲しい)
・他とは違う商品だから欲しい
と捉えることができます。
フォロワーが多い、ツイートのRTが多いとしても、依頼やリクエストに繋がるとは限らないのは前述の通り。
だとすると、やっぱり絵柄やテーマ、アートスタイル=商品なりパッケージではないのかと思います。
商品が特徴的な人ほどSkebでリクエストが来ている印象で。
なおかつ、アピールの成功率も商品の特徴によりけりではないかと。
じゃあ、今の私は他とは違う価値を持つ商品を作れているか? という問いに行き着くわけで。
――いや、まったくですね。
これまでSkebのリクエストを想定したイラストを描いてきたものの。
いや、弱い(んだろう)なー、と。
このくらいなら他にもやっている人はいますし。
かといって一枚絵も、長月夜永でないとダメ、という感じもありませんし。
なにかと中途半端といいますか。
もっとこだわりを、長月夜永としてのブランド価値を与えられるようなインパクトさを高める必要があるんじゃないか、といいますか。
Skebでリクエストをもらえている人の作品=商品と比べると、なにかと見劣りする点があるように感じます。
やたらSkebにこだわっていますが。
仮に無償のタグ企画をするにしても、ただイラストを描いて終わり、というだけになりそうだな、と。
無償企画だから参加してみただけで。
この絵柄、アートスタイルいい! と感じてもらうわけでもなく。
この人のイラストだ、と記憶に残るほどでもなく。
お金を払ってでも描いてほしい、と思わせるにも至らず。
無償企画ですら、なにかしらの影響を与えるだけの商品力はない、と主観的に分析しています。
ツイッターやSkebは割とプロダクトアウトな市場だと思っていて。
みんなが知っている、分かるジャンルに沿いつつ、「こんなのどうですか?」とオリジナリティを加えて提供するものだと。
※プロダクトアウト:作り手側の作りたいもの、売りたいものを軸とした商品開発のスタイル。
対してココナラみたいなスキルマーケットやクラウドソーシングがマーケットインな市場で。
ニーズのあるジャンルやカテゴリに沿った出品や提案をするもの。
ツイッターでフォロワーを増やす。
FANBOXなどの支援サイトで支援者となるファンをつくる。
これらを達成するなら、他との差別化を図る、商品力を高めるのが必須なんだろうな、と。
だとしたら、ただなんとなしに、漫然とイラストを描くのではなくて、
・商品力を訴求するためのイラスト
・ジャンルのファンや自身のフォロワーに向けたプレゼント、ギフトみたいなイラスト
といったように、もっと趣向を突き詰めてみる必要があるんじゃないかと考えたりするわけです。
今制作を進めているFEの連作や3年目の集大成を描き終えたら、商品力を突き詰めたイラストを、改めて考えてみようかな、と。
いや、もうすでにイメージがあるので、それを形にしたい、といいますか。
もっともっとイラストのテーマやコンセプトを突き詰める余地があると思いました。
なかなか紆余曲折して迷走していますが。
だからこそ、ようやっと解像度が上がってきたんじゃないかと。
商品力。
それがこの1週間で辿り着いた気づきです。
……いや、まあ、それに気づくまでの道程はもっとあるんですが。
ここから上がっていくためにも、目の前のことに着実に取り組みつつ、先を見据えた模索をしていこうと思います。
では。