投稿ペースが上がると、それだけ露出が増えて知名度の向上の機会が増える半面、評価にさらされる頻度も上がるよな、と今さらながらに気づきました。
評価にさらされる、というか、「今回どれだけの反応をされるんだろう」という期待なり恐怖なりに駆られる、という感じで。
結果がよかったにしても、悪かったにしても、目先の事象に一喜一憂せず、目指すべき成果に向けて淡々と作業をこなしていけるか。
そういったマインドセットがマーケティングなりブランディングなりに必要なんじゃないかと、ここ1週間に思いました。
というわけで、週間報告です。
8月第3週に完成・公開したイラストは、こちら。
Vtuberの二次創作。
hololive English -Advent-のShiori Novellaと、HOLOSTARS EN -TEMPUS-のMagni Dezmond。
hololive English -Advent-は、7月の終わり頃にスタートした新しいグループです。
コンセプトは、大監獄からの脱獄者達。
グループなり、キャラクターなり、世界観なりのコンセプトが個人的に好きな感じで。
目新しさというのも相まって、勢いでとりあえずShioriに手を出しました。
ゴシックパンクな雰囲気のデザインということで、アクセサリーが多いし、ディテールも細かい。
サムライ風デザインにしても、ぶっちゃけ言ってしまうと、めんどくさかったです。
なんとなく、hololiveのタレントのデザインってかなりディテールが凝った印象です。
そしてDezmond。
この前のAltareに引き続き、TEMPUSメンバー。
1年前に描いたことがあるから、というのもありますし、「冒険者ギルドのVtuber」というコンセプトからしても、サムライ風にしやすくて。
ただ、キャラクターデザインの持ち味を殺してしまった感があります。
グローブマントという、まるで腕が6本ついているようなデザインの上着を身につけていて、Dezmond自身、それをネタにしたイラストを描いたりしているんですが。
今回のデザインは、「便利なグローブマントを、力を増強するパワーグローブに」というコンセプトにしました。
元々、6本腕のグローブマントを活かしたデザインにしようと考えていたものの、今揃えたいデザインの趣旨には合わないということで、いったん諦めました。
で、今揃えたいデザインの趣旨、と書きましたが。
今、Vtuberなりファイアーエムブレムなりで制作しているサムライ風デザイン。
これにコンセプトの異なるシリーズを作ろう、と。
例えばユニクロなら、
などと、Tシャツというカテゴリの中に、機能性の異なる商品があります。
今考えているシリーズが、
・武 -MONONOFU-
・戦 -IKUSA-
・傾 -KABUKI-
の3つ。
これまで描いたFEのキャラで言えば、武 -MONONOFU-ならワユ。
羽織や振袖、袴といった、軽装で典型的な侍っぽいイメージをコンセプトにしたデザインです。
次に、戦 -IKUSA-ならネフェニー。
甲冑を身につけた武士のイメージをコンセプトにしたデザインです。
最後に、傾 -KABUKI-ならカミラ。
傾奇者ということで、侍よりもラフで自由度の高いイメージをコンセプトにしたデザインです。
で、今はまず『武 -MONONOFU-』シリーズを揃えたい、と。
いや、『武 -MONONOFU-』というシリーズと銘打ってPRしつつ、Skebのリクエストを受け付けている、と宣伝したいと考えています。
そのため、今回のDezmondのデザインは、キャラクターデザインの持ち味を殺した、無難なものになってしまいました。
6本腕のグローブマントをつけるとしたら、『傾 -KABUKI-』でやりたいですね。
現状、週に2回のイラスト投稿をするようになりまして。
すると自然、週に2回、投稿した作品に対する評価を受けることになります。
RT――Xとなった今はリポストされたり、されなかったり、リプライがあったりなかったり、インプレッションが伸びたり伸びなかったりと結果は様々ですが。
今制作して投稿しているものは、途中経過でしかない、というのを常に意識しています。
あくまでアイデア出しとして、そこそこのクオリティで仕上げて投稿して。
次に派生アイデアとして、連作を出しつつ、サムライ風デザインのシリーズをさらにPR。
例えば、こういうものを。
リファレンスシートやエフェクト付きアクションポーズですね。
この時点でのクオリティは、アイデア出しの段階と同じように、そこそこの状態に留めて投稿します。
そして、パッケージング。
通常とアクションポーズの立ち絵、リファレンスシートを加筆修正してクオリティを上げて、1つにまとめて投稿します。
さらに、余裕がある時に、サムライ風デザインを使った1枚絵の制作や、他シリーズの制作・投稿をしてもいいんじゃないか、と。
とりあえず到達点はパッケージング。
なので、今投稿している作品の反応がよくも悪くも、そこまで気にする必要はないよね、と。
見るとしたら、投稿する曜日によってインプレッションに違いはあるか、ということ。
投稿時間は一定にしているので、曜日なり月なり経過時間なりでインプレッションにどう変化があるか、を記録しています。
インプレッションの記録は、先々するつもりのSkebリクエスト宣伝のツイートもといポストに関わるので。
なかなか長期的な戦いだと思っています。
マーケティングにしても、ブランディングにしても、目先の結果に一喜一憂せずに、長期目線で、辛抱強く、しつこくやっていくものだ、と。
そんなことをしなくても、イラスト制作の依頼を受けるなら、小手先のテクニックでも十分通用します。
個人個人に営業のメッセージを送ったり。
安めの料金設定を提示したり。
でも、1件4万円以上の利益と、月5件以上の依頼受注を目指すなら、マーケティングとブランディングが必須です。
そう信じています。
そして、ただひたすら、やみくもに営業をして、購入ハードルの低い料金設定で安売りしたところで、「イラストを描く」以外のスキルは身につきません。
逆に言えば、1つでもマーケティングとブランディングのスキルやノウハウを確立できれば、「イラストを描く」以外のことにも応用できます。
応用できるようになります。
そう信じています。
つまり、将来的な収入の増加と、商売の幅を広げるための準備・基礎づくりです。
ふと、「もっといい稼ぎ方があるんじゃないか」と思うこともありますが、たぶん、どんな稼ぎ方も同じようなものだと思います。
地道な作業や、こまめな方向性の確認、試行錯誤といった積み重ねで、ようやく自分が求める成果に結びつくものなんだろうと。
だったら、今こうして方針が決まったのなら、とりあえずやるべきところまでやって、ある程度継続して、その先でまた方針を見直すことにしようと。
長い長い戦いであり、闘いですが、これまでもそういうことが何度かありましたし、乗り越えてきたので、今回も淡々粛々黙々と打ち込んで、やり抜こうと思います。
では。