これからイラストレーターとして、フリーランスとして長く活動していくためには、とても去年と同じことはしていられないな、と思いました。
ココナラで依頼を、Skebでリクエストをいただくために、ひたすらイラストを描いてばかりいるわけにもいかない、ということです。
ここからは、去年の私がやらなかったことに手を広げて、もっと多様なアプローチを試してみるべきだと考えました。
という話をするんじゃないかと思います。
では、週間報告を。
5月第2週に完成・公開したイラストは、ありません。
3年目の集大成を描く準備にリソースを振っていたので、FEの二次創作は完成しませんでした。
ちなみに準備というのが、こちら。
うちの子の立ち絵とリファレンスシート。
FEのIF-Classでキャラデザのリファレンスシートを作ったので、うちの子の分も作ろうかと。
ただ、これを1週間で作ったわけではないです。
二次創作をしつつ、合間を見つけてぼちぼち進めていました。
去年作ったキャラデザシートもありますが、3年目の集大成という機会ですし、刷新しようかと。
なおかつ、立ち絵やシートのベースが出来上がって、これからはそのデータを流用すればいいので、かなり楽です。
IF-Classも含めて、リファレンスシートの作り方や要領、制作にかかる時間や労力がなんとなくつかめてきました。
今後、なにかしらの機会で活用できるんじゃないかと思っています。
これで必要な材料が揃ったので、そろそろ3年目の集大成の制作に取りかかろうかと思います。
さて、今回は「イラストレーターとして、フリーランスとして長く活動していくためには――」という話をするわけですが。
ここ1週間、こんな自問をしていました。
・フリーランスとして、イラストレーターとしてより長く活動していくためには?
・消耗しない、疲弊しない活動方法は?
・他のイラストレーターと差別化するには?
・長月夜永を支援してくれるファンをつくるには?
3つ目と4つ目は、前々から挙げている課題ですね。
今回、特に意識したのが、2つ目。
「消耗しない、疲弊しない活動方法は?」
脱ニートは言うまでもなく、その後より長く活動していくためには考慮しておかないといけないんじゃないかと。
そもそも、消耗する、疲弊する活動とはなにか? という話になるんですが。
・薄利多売な商売体系
・毎月、次月以降の依頼の数や内容を心配する
・稼ぐことばかりに着目して、メンタルや時間を削るだけの作業を繰り返す
あくまで私見ですが、例として挙げるならこんな感じです。
一時――それこそ1、2年は活動を続けられたとしても、5年、10年といった長期スパンになると、はたしてどうでしょうか。
特に3つ目。
ただやみくもに仕事を受けて、作業をして、メンタルや時間をすり減らすのは、長期的な活動にはとても向かないな、と。
だとしたら?
今後、少しでも長く、なるべく消耗せずに活動していくために必要なものはなにか?
そんなことを考えていた1週間でした。
そして、2023年はその基礎や仕組みづくりをしていくために時間を使うべきじゃないか、と。
それを踏まえて真っ先に浮かんできたのが、ツイッターの運用方法。
ここ1年、とにかくイラストを描いて投稿するだけに使ってきましたが。
もう少し、ツイッターの本質に沿って使ってみるべきだと考えました。
ツイッターの本質とは?
端的に言えば、コミュニケーションツールです。
・気になったアカウントをフォローする。
・気になったツイートをリツイート、いいね、ブックマークする。
・気になったツイートにリプライする
・リプライに答える
などなど、様々な形で、様々な人達との交流を図るのが、ツイッターの本質だと思います。
だからこそ、見知らぬアカウントのツイートが流れてくる「おすすめ」のタイムラインがあるわけで。
ただイラストを投稿するだけじゃなくて、フォロワーとの交流を図って知名度を拡げていこう、と考えました。
とはいえ。
いかんせん、私はコミュニケーション能力が壊滅的で。
マーケター・森岡毅氏の著書に倣い、自己分析をしてみたところ、
・Tの人(Thinking):考える力や戦略性が強みになる
・Cの人(Communication):伝える力や人と繋がる力が強みになる
・Lの人(Leadership):変化を起こす力、人を動かす力が強みになる
の3要素の内、Cが圧倒的に少ない。
「どういうことをすることが好きか」
の段階で列挙した内容の中で、Cに当てはまる項目は、1つだけ。
対して、Tに当てはまる項目がダントツに多いことから、自分は物事を考えたり問題解決を図ることが好きだ、と自覚しました。
……が、しかし。
だからといって、コミュニケーションが本質のツイッターの運用ができないか、というと、そうでもないと思います。
というのも。
2020~2021年の間に、ツイッターで企画をしていました。
ココナラで初めての依頼が来る前、「#RTした人の小説を読みに行く」「#小説読むよ」のタグを使った、【あなたの小説を読んでイラストを描きます】という企画をしていました。
ココナラで依頼を受ける前に、どんな風に取引を進めていくかのデモンストレーションとして行った企画ですが。
嫌々にやっていたか、というと、そうでもなくて。
企画を進める中で、精神的に参るほどの消耗感はあったか、というと、そうでもなくて。
また、2021年の7月には無償のリクエスト企画もしていて。
2022年のような、Vtuberのイラストを投稿して本人に見てもらおう、RTしてもらおう、みたいな片方向的なコミュニケーションをする前に、突き詰めれば1対1ですが、双方向的なコミュニケーションをしていたんですね。
とはいえ、結局は問題解決のための方法を考えた結果が企画だった、というところに行き着くんですが。
だとしても、その経験を活かさないわけにもいかないな、と。
もっと、フォロワーとの双方向的なコミュニケーションを図ろう、と。
フォロワーに限らず、私のイラストやツイートを見てくれた人達や、それらに反応してくれた人達も含めて。
イラスト制作とコミュニケーションでフォロワーを増やしつつ、ファンをつくる。
そこからマネタイズに図る、と。
コミッションなり、リクエストなり、支援なり。
やり始めはそこまで多くの人達に反応してもらえるとは思いませんが。
続けている内に、繰り返していく内に増えていくんじゃないかな、と。
現に、特にVtuberという素晴らしい前例がありますし。
イラストレーターさんの中にも、そういう方々はいますし。
だからといって、必ず成果に結びつくわけでもないだろう、と。
とはいえ、なにもしないままに終わるのはもったいない。
これからに向けてできることがまだまだあると気づいたので、どんな風に動いていくかを、さらに深掘りしていこうと思います。
で、始動はおそらく6月あたり。
5月は3年目の集大成と、構想を考えているFEの連作の制作を進めようと思います。
ここ2年の間。
6月に必ずなにかを始めています。
2021年は、ココナラでの出品。
2022年は、Vtuberをターゲットにしたのロードマップの始動。
どうやら2023年は、コミュニケーションを重視したツイッターの運用になりそうです。
そして、6月に始めてから、11月になにかしら成果が出ていました。
2021年は、ココナラで初めて依頼をいただいて。
2022年は、Skebで初めてリクエストをいただいて。
2023年は、どうでしょうね。
ツイッターで1000人の方にフォローされているかもしれませんし。
10人の支援者ができているかもしれませんし。
依頼の数が増え出すかもしれませんし。
なんて希望的で楽観的で空想的な未来のビジョンを描いていたりしますが。
実際、2021年と2022年に、なにかしらの成果が出ているので、きっと今年もそうなるんじゃないかと思うわけです。
かつ、そんな希望的で楽観的で空想的な成果を出すために、去年とは違うことに挑戦してみようと、違うことを頑張ってみようと、そう考えているわけです。
というわけで、これからのアクションプランの深掘りができたところで、行動に移そうと思います。
では。