気づいたら世間はゴールデンウィークを迎えてまして。
とはいえ私はいつも通り。
イラスト描いたり、マーケティングやブランディングについて勉強したり考えたりする日々を過ごしていました。
これまであれやこれやとやってきましたが、今後はこれまで得てきた経験や知識、技術を組み合わせて、マーケティングやブランディングをして、周りとの差別化を図ってみるべきじゃないか?
みたいな、答えでもなくて、方向性でもなくて、あくまで一案的なものが浮かびました。
とりあえず、週間報告です。
4月最終週から5月第1週にかけて完成・公開したイラストはこちら。
FEの二次創作。
以前、【FIRE EMBLEM IF-Class】としてキャラデザをした、サムライワユの一枚絵。
『刀の試し斬りをするワユ』をコンセプトに、TCGっぽい雰囲気を意識して制作してみました。
今回、着手開始が少し遅くて。
これまでは、週末あたりに完成・投稿したら、週明けには新規の制作を始めていましたが。
「次誰を描こう?」と迷ったり、「反響がよくなかったら……」と考えたりして、木曜あたりになってやっと動き出した、みたいな。
それまでは、3年目の集大成イラストを描くための下準備を進めていました。
どのキャラを描くか、選択肢が多いからと迷って。
さらに、ウケるかどうかとかごちゃごちゃ考え出して。
失敗を恐れているな、と自覚しました。
失敗したくないから、キャラが多いことを引き合いに出して迷って。
失敗したくないから、ウケるかどうか、分かりもしない反響を考えてみたりして。
いやはや、なにやってんだろう、と。
もっと安易に、平然と、失敗するスタンスでいいのに、と思いました。
もっと、ひたすらに失敗を積み上げるマインドでいるべきだ、と思いました。
これは某メンタリスト氏の受け売りにはなりますが。
NBA(ナショナル・バスケットボール・アソシエーション)で、もっとも多くシュートを決めたマイケル・ジョーダンは、同時にもっとも多くシュートを外した選手である。
失敗したくなくて挑戦しなかったら、成功なんて1つもつかめなくて。
失敗を積み上げないと、成功の質を高められなくて。
イラストを描き始めて、3年が経ちました。
このブログを書き始めて、3年が経ちました。
ニートになってから、4年が経ちました。
焦っています。
そろそろ成果を出して、脱ニートをしないと、と焦っています。
焦っているから、失敗したくなくなっています。
描いて投稿したイラストすべてで何百とRTされて、フォロワーが何十、何百人と増えて……みたいな希望と期待を抱いています。
しかし残念ながら、現実はそんな甘くなくて。
そもそも無名。
人脈もコネもなし。
資金もなし。
そんな状態から上がっていくためには、とにかくトライアルアンドエラーの積み重ねが必須で。
だとしたら、もっと安易に試して、もっと安易に失敗をすべきだろう、と。
名無し、人脈無し、金無しと言えど。
この4年間で得たものは確かにあって。
2023年は、これまで創作活動で得てきたものを織り交ぜつつ、マーケティングで知名度を高めて、ブランディングで依頼受注数を増やしていく段階なんだろうな、と。
で、この4年で得てきたものを挙げると……
◎小説執筆:10万文字前後の構成の物語が書ける
◎文章力:相手に伝えることを意識した文章を考えられる
◎推敲:小説にしてもメッセージにしても、自分で書いた文章を客観視して直すことができる
◎イラスト制作:キャラクター立ち絵から一枚絵まで描くことができる
◎ヒアリング:イラスト制作の依頼を受けた際、依頼者の希望のイメージを深掘りしたり、ブラッシュアップするために提案したりできる
◎リサーチ:小説にしてもイラストにしても、必要な資料を探したり集めたりすることができる
◎スケジュール管理:特に依頼において、納期をオーバーしたいために日程を調整したり交渉したりすることができる
思い浮かんだのはこのくらいです。
もう少しありそうな気がしていますが、とりあえず。
2022年は6月以降、Vtuber1本に絞ってイラスト制作を進めましたが。
その縛りもなくなったので、2023年はもう少し節操なくやってみようかと。
節操なく、と言っても、もちろん依頼受注やフォロワー・ファン獲得のためにマーケティングやブランディングを意識しつつ、です。
その市場ではどんなニーズがあって、インサイト(潜在的なニーズ)が隠れているか。
それを調べるという意味で、あえて活動に幅を持たせてみようと考えています。
今、案として浮かんでいる1つに、ココナラで出品停止している小説のイラスト制作サービスの再開があります。
現在、ココナラで出品しているのは、一枚絵制作のサービスだけ。
ただ、一枚絵の制作だと、他のイラストレーターさんとの差別化ができません。
それなら、そこそこ差別化を実感できていた、『最大15万文字まで無料で読む小説のイラスト制作』を再開してみよう、と。
とはいえ。
小説のイラスト制作自体、他のイラストレーターさんもサービスの中に含んでいて。
最大15万文字まで無料で読むというのは、そこまでニーズは強くなさそうだな、と。
そこまで読むなら何千文字単位での感想サービスの方が合っていそうです。
そこで、試したいことが。
昨年11月頃にやってみようと思って、結局ボツになった『プロモーションイラスト』の制作。
つまり、小説の宣伝のためのイラストを描こう、というもの。
表紙と違うのは、SNSでの宣伝を目的とした、マンガみたいな形式でストーリーの要点や見どころ、雰囲気を伝えるところ。
どれほどニーズがあるか分かりませんし、1枚描き上げるのにどれだけ時間や手間がかかるか分かりませんが。
できること(商品)を増やす、ココナラでの差別化や依頼受注数を増やすという観点から、やってみてもいいのでは? と考えました。
というところで、そこそこ長くなりましたし、今回はこのあたりで締めようかと。
今年は昨年よりももっと明確な、商売の下地づくりを意識していきます。
では。