ホムンクルスは脱フラスコの夢を見るか

脱ニートを目指す絵描きな引きこもりが、主に週間・月間・年間ごとに振り返りを残すブログ。

#222 無駄だと思ったことが功を奏した【週間報告(4/16-4/22)】

 人間万事塞翁が馬

 なにかしら行動していると、必ず結果というものがついてきて。

 それがはたして幸か不幸かなんて分からないし、決めつけることはできないし、そして一喜一憂する必要もなくて。

 ただ、なにが起きるか分からない、という観点で見れば、この1週間で思いがけない結果が出て――

 

 というところで、週間報告です。


 4月第4週に完成・公開したイラストはこちら。

 

 

 FEの二次創作。

『覚醒』からルキナ、『蒼炎の軌跡』からワユです。

 

 ワユを描くのは2回目です。

 とはいえ、今回からロードマップVer.R5.3の第2段階ということで、趣向を変えました。

Fire Emblem IF-Class』というコンセプトで、作中や公式にはないクラスにしてキャラデザと立ち絵を描いてみました。

 ちなみにキャラデザ、しっかりリファレンスシートを作りました。

 

 

 立ち絵につけたフレームですが、Fate Grand Orderのオマージュです。

 クラス(兵種)と属性(ファイアーエムブレムヒーローズにおける移動型)を表示した、シンプルなデザインにしました。

 

 そしてルキナ

 第1段階の最後の1枚として描いたわけですが。

 まさかの結果が出ました。

 それがこちら。

 

 4月18日の21時01分にツイートしてから、

・インプレッション:2.8万
・RT:292+1
・いいね:1264

 と、珍しく伸びました。

 RTが200を超えたのは、かなり久しぶりです。

 VShojoのイラストを描いていた時にはここまでRTされることはなくて。

 HoloStarsのTEMPUSのイラストを描いた時以来です。

 

 ちなみに、ツイッターのツイート欄とメディア欄を短期で埋めることを目的に描いたFEのイラストですが。

 RTが10どころか5を超えたものは全然なくて。

 エーデルガルトとディミトリのペア画だけ、RTが30を超えました。

 

 では、なぜルキナだけここまで伸びたのか? と。

 考えられる要因は以下の通り。

・コンセプトを感じてもらえたから
ルキナのファンが多かったから
ルキナの誕生日が近かったから

 

 コンセプトについては、正直なところ、あまり深く考えていませんでした。

 むしろ、背景をどうするかで悩んだほどです。

 過去を改変しようと、自分が生まれる前の時代に転移したルキナ、というストーリーから、二面性のある背景にしてみました。

 そして後付けコンセプトとして、『未来を斬り開く剣』みたいなフレーズを考えました。

 そういうのが、『覚醒』やルキナのファンに伝わったのかな、と。

 

 次に、そもそもルキナのファンが多いこと。

『覚醒』では主人公ではないものの、『エンゲージ』では紋章士として、『大乱闘スマッシュブラザーズ』ではファイターとして登場するほどなので、個でのファンが多いんじゃないかな、と。

 なおかつ、4月20日ルキナの誕生日ということで、ツイッターでタグ検索をしたファンやプレイヤーが増えたのかもしれません。

 

 結論としては、ルキナファンの影響が大きかったんだろうな、と。

 とりあえず人気がありそうだし、描いておくかと思って手をつけたわけですが。

 第1段階の最後の最後で、思わぬ結果がもたらされました。

 

 珍しく200RTもされたものの、あまり浮かれてはいないです。

 いや、浮かれているかもしれません。

 200以上のRTにではなくて、これをきっかけに新たな戦略のツリーが解放されたことにです。

 

 まず、ルキナが人気というのであれば、ちょくちょくイラストを描いてもいいのかもしれない、と考えました。

 知名度を高めるため集客用コンテンツになりうる、と言いましょうか。

 ビジネスライクでどことなく嫌な言い方だと、我ながらに思いますが。

 またルキナを描いた際、それなりに反応があるなら、いっそう集客用コンテンツとしての確信が持てます。

 

 ただ、ルキナ知名度を高める、集客をしたとしても、コミッションには繋がらないだろうな、と。

 これで反応する、集まってくるのは、あくまでイラストを見たいという人が9割以上でしょうし。

 さらにそのうちの大半が、おそらくルキナファン。

 

 そこで、FE市場でより広くアプローチするために考えたのが、今回描いたワユのイラスト。

Fire Emblem IF-Class』というコンセプトで、公式作品では見られなかったクラスにしたキャラクターのイラストを描くというもの。

 まだ始まったばかりなので、これからどういう結果が出て、はたして成果につながるかは分かりませんが。

 フレーム付きの立ち絵やリファレンスシートは、Skebのリクエストを意識しています。

 Skebでは、リファレンスシートのリクエストが見られたので、とりあえずやってみよう、と。

 フレーム付きの立ち絵はまったく見なかったので、前例知らずの挑戦になります。

 

 いよいよ本格的にロードマップVer.R5.3が始まりまして。

 まずは『IF-Class』のイラストを描きつつ、FE市場にアプローチします。

 リファレンスシートと立ち絵の制作をある程度続けて、反応がよければ継続。

 ダメそうなら一工夫を加えるか、完全に路線を変えるかを検討します。

 反応がいい――RTやいいねもそうですが、フォロワーが増えるようであれば、それを基に、フォロワーとの関わりを深めて、ファンを増やせるような企画をやってみたいです。

 

 ただ、延々とFEのイラストばかり描いているわけにもいかないな、と。

 クライアントワークやココナラでのコミッションに向けたイラスト制作も進めて、依頼受注の可能性を高めないといけません。

 そういえば、3年目の集大成のイラストをまだ描いていませんでした。

 そろそろ長月夜永を売り出す看板イラストを更新したいところです。

 

 没落して、ほんのわずかばかり浮き上がったように感じつつ。

 しかし成果を挙げるにはどこか遠いので、今できることを、地道に着実に頑張ろうと思います。

 

 では。