ホムンクルスは脱フラスコの夢を見るか

脱ニートを目指す絵描きな引きこもりが、主に週間・月間・年間ごとに振り返りを残すブログ。

#170 ちょっと書きたいことが多いかもしれない【週間報告(7/24-7/30)】

 7月第5週は、なんというか色々ありました。

 色々あって書きたいことがまとまらないものの、自分を落ち着かせるために、ただただ書いていこうと思います。

 

 まずはいつも通り、週間報告です。

 7月第5週に完成・公開したイラストは0枚です。

 

 1枚描いてはいましたが、土曜日までに完成しませんでした。

 最初に行う構想が甘かったというか、描き進めるうちにあれやこれや追加していった感じで、制作がスムーズではありませんでした。

 前回の週間報告でも触れましたが、背景の描き方がまだまだ固まらなくて。

 

 思ったのが、自分の感覚的に理解しやすい描き方があるんだろうな、ということ。

 それがどういうことかというのは、まだはっきり言語化できるわけではないんですが。

 シルエットを出してディテールを加えていく、というおそらく基本的な描き方で言えば。

 大別すると、線で描き進める方法と、塗りつぶして描き進める方法の2種類になると思います。

 鉛筆で描くか、筆で描くか、みたいな。

 たぶん私は前者の傾向だと思います。

 ……いや、筆で大まかなシルエットを出すまではできるけど、ディテールは鉛筆で描いた方が自分的に理解しやすい、みたいな。

 

 まあ、これまでキャラクターを描く時間が長くて、基本的に線で面をつくって描き進める手法だけでやってきたので、当然と言えば当然だと思います。

 背景自体もそうですが、筆で縫ってディテールを加えていく手法は最近やり始めたようなものなので、慣れていないし、そこから描きたいもののイメージが浮かんでこないのも当然なのかな、と。

 あと、背景については完全にインプット不足。

 なんとなくシンプルなシルエットこそ出せますが、そこからディテールを加えて情報量を増やしていくことができません。

 経験値不足ですね。

 

 だとすると。

 キャラクターにしろ、背景にしろ、基本的に自分が一番理解できる描き方で描いて、描きながらインプットして、できるなら別の手法も取り入れていく、という段階を踏むのがいいんだろうな、と。

 自分の描き方や理解の仕方に気づくきっかけがありました。

 

 それと思ったことがもう1つ。

 やっぱり、カラーラフでほぼ完成状態、完成イメージを固めてから清書の方が早いと思いました。

 後々になって要素を追加するために、清書した分を描き直すのは面倒に感じて。

 

 で、1枚も完成しなかった理由がもう1つ。

 ココナラでイラスト制作のご依頼をいただきました。

 さすがに依頼となると、そっちを最大優先しないといけません。

 

 そうそう、ココナラの依頼といえば。

 6月にいただいた、自分史上割と大きめな案件。

 いつぞやの週間報告では、こんな風に書いてました。

 現在進行中の依頼もまた、以前に「こういう仕事やりたい」と言っていた内容です。

 ……今は詳しくは言えませんが。

 7月の第2週には制作物の提出を終えていましたが、その後に諸々やらないといけないことがあって、公開は先延ばしになっていました。

 

 まず、その依頼で描いたイラストがこちら。

 

 ジェイマッチ株式会社様よりご依頼いただいた、ホームページ用の一枚絵です。

www.jmatch.info

 

  ココナラ経由では初めて、企業様からいただいた案件です。

 そして、イラストレーターとして初めての企業案件でもあります。

 

 さて、ここで2021年の年間報告を引っ張り出します。

yonaga-n.hateblo.jp

 

 この年間報告で、こんなことを書いていました。

 企業案件を取る。

 これがこの先1年の大目標です。

 

 この半年ほどで方針こそ変わってしまいましたが、掲げた目標を達成した、という意味では確かな成果だと思います。

 

 ……ぶっちゃけ、忘れてました、この目標。

 思い出したのは、完成品を提出した後。

 たぶん、7月第2週の週間報告の後です。

 そういえば、こんな目標掲げてたなー、って。

 

 あと、依頼をするにあたってポートフォリオを見ていただいて。

 画力やテイストについて言及していただいたものがいくつかあったんですが、そのうちの1つに、これが入っていました。

 

 2年目の集大成として描いた、うちの子たちの一枚絵です。

(最近描いてあげられる余裕がなくてめちゃくちゃつらい……)

 

 集大成でありながら、当面の長月夜永の看板にするつもりで描いた1枚ですが、こうして依頼のきっかけの1つになったわけで。

 諸事情で2ヶ月かかってしまいましたが、しっかりじっくり描き上げてよかったと思います。

 それと、2年目の集大成なので、この一枚絵を描くまでの2年の積み重ねが報われたんじゃないかな、と。

 

 で、前回の週間報告でも書いたことですが。

 この半年ほどで、「こんなことをしたい」「こうなりたい」と掲げた願望や目標を次々と達成してきました。

 具体的に挙げるとこんな感じ。

◎2022.01 初めてイラスト制作の依頼達成
◎2022.06 初めてココナラでゴールドランクに
◎2022.06 パソコン買い替え
◎2022.07 初めてツイッターで100RT500いいね達成
◎2022.07 初めて企業案件達成

 

 ……感覚的にはめちゃくちゃあるような感じがしてましたが、実際に列挙すると、数はそんなでもないですね。

 とはいえ、1つ1つの質はかなりのものです。

 ――あくまで私見ですが。

 

 そして、目標ではなかったものの、1つ追加したい成果があります。

 それがこちら。

 

 7月第4週に公開した、ホロスターズEN・TEMPUSのリージス・アルテアの二次創作イラストが、リージス本人のゲーム実況配信のサムネイルとして使っていただけました。

 加えて本人からコメント。

「the gorgeous art(ゴージャスアート)」だそうです。

 

 さすがにこれは考えていませんでした。

 しかも、「ここ埋めたいけどどうしようもない……」と諦めたスペースにタイトルロゴを入れられて、補完と言うか、どことなく画竜点睛していただいたような気分になりました。

 

 剣と盾は完全に非公式です。

 私の想像です。

 正式な武器はガンソードです。

 立ち絵にあった鎧のデザインをモチーフにして勝手に加えたんですが、いやなんというか、『ゼルダの伝説』のゲーム実況配信のサムネにしてはどんぴしゃな感じになりました。

 

 ……まあ、リージスというか、TEMPUS自体がデビュー間もないということで、ファンアートの数もまだまだ少ないです。

 そこにゲームのテイストにマッチしたイラストが偶然あったから選ばれた、という流れだと思います。

 完全に運です。

 

 とはいえ、Vtuberの動画一覧の中に自分のイラストがあるのは感慨無量です。

 今後、Vtuberを題材にしたイラストの依頼を狙っていくなら、ポートフォリオとか宣伝とかの観点でいいきっかけになったんじゃないかと思います。

 

 さて、正直なところ、ここ1週間浮かれてました。

 ベールズのイラストで100RT500いいねを達成して、矢継ぎ早にリージス本人にイラストに反応していただけて、初めての企業案件を完了して。

 もしかすると、もしかしなくても、そのせいで次のイラストが土曜までに完成しなかったのかもしれません。

 

 とはいえ、ツイッターの件については、初めての事案に興奮したということで、今後は今回ほどではなくなると思います。

 むしろ、いっそう下手なイラストは描けない、手抜きのイラストは出せない、と考えています。

 緊張感が増した、と言いますか。

 とはいえ、これまで通り1枚1枚しっかり描いて、依頼がもらえるように取り組んでいきます。

 

 特に今回気づくことのできた、「自分の感覚にあった描き方」をもっと確かなものにして、1枚にかける時間を短くしていきたいです。

 時短しつつ、クオリティも上げられたら最高です。

 目標としては、縦長サイズ・キャラクター1体・背景ありという条件なら、作業時間を3~4日にしたいところ。

 

 そのために、いつも通り淡々粛々黙々と頑張ります。

 

 ……そういえば、月末ですね。

 次回は月間報告です。

 

 では。