疲れました。
ひたすら、ひたっすら、素材としてのイラストを量産するという、普段まっっったくやらない――やる機会すらない作業の繰り返しで、疲れました。
とはいえ、まだまだもう少しやらないといけなくて。
気力回復の休憩がてらに、週間報告やります。
7月第2週に完成・公開したイラストは0枚です。
6月から進めている依頼のイラストにがっつり専心していたので、その他のイラストを描く時間や余力はありませんでした。
まったく、ありませんでした。
――あまり詳しくは言えませんが。
初めて行う作業のオンパレードで。
とにかく資料画像を観る、参考画像を探す、探す、観る、探す、観る……描く、描く、観る、描く……の繰り返しで、思考力や創造・想像力、精神力がガリガリ削れていきます。
そこから他のクリエイティブな作業をするほどの気力や余力はないです。
全然、残りません。
ちょっと現実逃避しようかと思うこともあったりしますが。
「提出期限をオーバーしたら……」なんて考えがよぎって、「逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ……」と作業に戻ります。
……だったらなんでこのブログを書いていられるのか、と。
冒頭にある通り、気力回復がてらの休憩だったり、どうせどれだけだらだら書いても最長2、3時間なので、別にいいです。
イラストなんて、落書きというものができませんし。
描くなら描くで、ちゃんと意味のあるものを描くことに時間を費やします。
……となると、とても2、3時間じゃ終わりません。
かといってちょっと描いてまた次の日以降……というのをやるにしても。
完成間近になるとやたらめったら時間を費やしたくなるんです。
もうここででかしてしまえ、と。
さすがにそれは、今の段階だとできないというか、やりたくないというか。
もう少し、今進めているものがそれなりにまとまったらやれると思います。
……まあ、これまでやったことのない作業をしたり、これまで描いたことのないものを描いたりと、いわば新しいスキルツリーの開放をする時って、どうしても過剰にエネルギーを費やすことになるわけで。
例えばそれが、あくまで個人の趣味的な範囲でなら、いくらでも時間や労力の調整ができます。
でもそれ以外の――つまり、イラストの依頼みたく自分以外の人が絡んで、なおかつ時間制限があるとなれば、よほどの地力がない限り、一意専心した方がよい結果を出せるんじゃないかな、と。
で、ここでタイトル回収。
実力がつく前に、そのためのチャンスがやってくる。
これ、とあるイラストレーター関連の書籍に書いてあった一文です。
少し表記は違いますが。
この一文には元となったものがありまして。
自分の中で「これくらいの実力がついたら、これくらいの仕事をしよう」と思っても、その仕事は来ない。
必ず実力よりも高めの仕事が来る。
それはチャンスだから、絶対怯んじゃだめ。
タモリさんの名言というか、格言というか。
ぶっちゃけ、はたしてこの格言が元になっているか、はっきりしていません。
ただ、A=BとB=Aみたく、文脈的な意味はつながっていると思います。
つまり、
実力がつく ⇒ チャンスが来る
ではなく、
チャンスが来る ⇒ 実力がつく
という流れ。
よくよく思い返してみれば、私がイラストの依頼を受け始めてからというもの、実力⇒チャンスではなく、チャンス⇒実力ということばかりだったように思います。
チャンスの形は様々あれど、
こういう依頼、こういう状況は初めてだ!
と思ったり感じたりすることの繰り返しで。
そりゃ、イラストレーター業に限らず、人生単位で見てもだいたいその流れだったと思います。
とりあえずやってみて、結果がよかろうと悪かろうと、なにかしら得るものがあって、次に進んで、みたいな。
人生単位の話はさておき。
イラストレーター業を始めてから、初速はあまりよくなかったものの、やりたいと思った仕事=チャンスがやってきましたし、それをしっかりつかんで着実にこなして、実力をつけてきたと思います。
現在進行中の依頼もまた、以前に「こういう仕事やりたい」と言っていた内容です。
……今は詳しくは言えませんが。
少しばかり本筋からはずれてサイドクエスト一辺倒になってしまっていますが。
これはこれで、以前の自分が願った「やりたいこと」なわけで。
これをやり遂げたら、確実に得るものがあるわけで。
よってなにかしらの成長がある、という確証もあるわけで。
その経験値が、本筋に戻った時になんらかの形で活かされるはず。
また新しいイラストが描けなくて歯がゆかったりしますが、なにかしらの実力がつくチャンスであることは確かなので、この横道をしっかり踏破しようと思います。
なんだかんだ書いていたら、気力と余力が回復してきた感じがするので、この辺で終わろうと思います。
では。