ホムンクルスは脱フラスコの夢を見るか

脱ニートを目指す絵描きな引きこもりが、主に週間・月間・年間ごとに振り返りを残すブログ。

#20 イラスト週間報告(4/26~5/2)

 4月の月間報告を終えたと思えば、あっという間に週間報告の日がやってきた。

 

 今回は4月の第5週から5月の第1週にかけて描いたイラストの報告をば。
 月間報告ですでに公開した最後の2枚について所感を綴ろうと思う。

 

 今回の課題は、前回の2枚目から引き続き、どちらも『自作小説のキャラを描こう』だった。

 

kakuyomu.jp

 

 なおかつ、今回の1枚目は主人公。
 公開してきた作品初の男の子キャラ。

 

 ということで、ポーズデッサンから連ねていこうと思う。

 

 ポーズデッサン

 

 ポーズについては、三国無双8の文鴦(ぶんおう)の立ち姿をトレース。
 武器を目立たせつつ、落ち着いた佇まいをしているのがこのキャラに合っていたから採用。

 

 下書き

 

 ラフ

 

 ラフ修正

 

 ラフが気に食わなかったから修正。
 修正点は以下の通り。

 

 

・頭頂部の髪が立ちすぎていて、ちょっと派手な印象になっていた
・肩口の部分がおかしかった
・学ランの裾が長いんじゃないかと感じた
・左足の爪先が下を向きすぎているように感じた

 

 まだまだ観察力が乏しいと痛感した。

 

 線画、ベース色

 

 完成

 

 完成+背景

 

 無事完成させることができたものの、ツイート投稿画面で画像を挿入したときに激しい違和感を覚えた。

 

 そこで、次のイラストに取りかかる前に全力でセルフチェックしたみた。

 

 

 最初は首が長いのが違和感じゃないかと思ったが、それどころの話じゃないことが判明。

 

 なんと、5.5頭身だった。
 それを完成後にチェックしてはじめて気づくくらいだから、まだまだ人物イラストに関して拙いことを実感した。

 

 修正方法としては、
・頭を小さくする
・頭に合わせて体を細くする
 の2点。

 

 これで6.2~6.5頭身と、割と普通な体型になった。
 とはいえ、これはあくまで応急処置というか、描き直しではなく変形機能でいじくっただけ。


 早い段階で頭身がちゃんとしているかを確認する、というのが次回の課題の1つになった。

 

 では2枚目を。
 こちらもまた男の子キャラ。

 

 ポーズデッサン

 

 今回は三国無双8の孫策のポーズをトレース。

 

 正直、ポーズをどうするか悩んで時間を食うくらいなら、なんでもいいから参考画像をトレースしたほうが効率がいいと思う。
 なおかつ、ポーズだけでもデッサンすることで、体つきなど物の見方を養うことにもつながるんじゃないかと。

 

 とりあえず今は知識を深めること優先だから、使えるものは全部使って、より短時間での画力向上を目指したい。

 下書き

 

 ラフ

 

 ラフ修正+描き込み

 

 修正箇所は
・目
・左腕
・靴
 の3ヶ所。

 

 描き込みは拳の指。

 

 修正前は目が、特に右目が離れすぎに感じた。

 

 左腕については、袖の太さと腕の角度。
 正直、修正前が孫策のポーズに近しかったんじゃないかと。
 修正後は肘を追って拳を突き出す、というものに対し、修正前は腕を伸ばして拳を突き出している形。
 ここは3Dモデルを使って確かめてもよかったと思う。
 土曜ということもあり、完成に急いでしまった感が否めない。

 

 そして靴は、爪先が下を向いていて、全体的に浮き上がっているような印象になっていた。

 

 線画、着色、修正

 

 線画を描いて着色を始めて、いざ学ランを……というところで気づいた。

 

 腕を上げているということは、肩の部分にしわが寄る。
 それどころか、肩パッドが浮き上がることになる。

 

 正直デフォルメで済ませてもよさそうなものを、あえて描き込んでみた。
 ただ、似たような角度で、似たようなポーズをしている画像はまったく見つからなかったため、とりあえず腕を上げている学ランの画像を見て、角度を変えたらどう見えるか想像力を総動員した。

 

 まあこんな感じになるんじゃないかな、とできあがったところで気づいた。
 スーツのブレザーを使えば一発で解決した、と。

 

 完成

 

 完成+背景

 

 どうにか無事に完成させることができた。

 

 が、しかし。
 盾がどうもおざなりな感じになってしまった。
 土曜ということで(ry

 

 自作小説に出てくる武器のイメージは、どれも模様など一つもない、のっぺりとしたシンプルな印象だから、それでも魅力的に見える描き方を学ばないといけない、と痛感。

 

 月間報告で、オプションをより魅力的に、と書いたのはこれが関わっている。

 

 また、今回はアップバングな髪型ということで、これまで描いたことのないタイプの髪型を描くことになった。

 

 反省点としては、もう少し上手い描き方があったんじゃないか、ということ。
 髪の毛自体の描き方だったり、もっとこう逆立てているような立体感だったりと、表現力がまだまだ足りていない。

 

 こうして、4月第5週から5月第1週にかけては、2枚のイラストを完成させて公開することができた。

 

 まだまだ至らない点があるのはさておき、初めて公開した作品と比べると、よく描けるようになったんじゃないかと自惚れてみる。

 

 

 そもそも絵柄が違う。

 

 このイラストを描いたのが今年の1月終わり頃ということで、約3ヶ月でかなり変わり映えしたな、と。

 

 実際、デジタルで人物イラストを描き始めたのが昨年の10月あたりだから約半年でこのくらい。

 

 要点を押さえて描けばこのくらいになることが分かった。

 

 ということは、方法を工夫すれば短期間でもっと上手くなれるんじゃないかと。

 

 そんなわけで次のイラストの課題だが、もうすでに取り組み始めている。

 

『アイコンキャラを描こう』

 

 要は以前取り組んだ『自身のキャラクターを完成させること』と同じ。

 

yonaga-n.hateblo.jp

 

 ただ、ポーズや塗り方を変えて仕上げようと現在鋭意取り組み中。

 

 慣れないことに挑戦するため、完成にはまた時間がかかりそうな予感。

 

 4月より3割増しで上手くなるために頑張ろう、と。

 

 以上で週間報告は終了。

 

 ここまで目を通してくれたあなたに感謝を。