ホムンクルスは脱フラスコの夢を見るか

脱ニートを目指す絵描きな引きこもりが、主に週間・月間・年間ごとに振り返りを残すブログ。

#24 イラスト週間報告(5/17~5/23)

 今週もまた、イラストを描いて、小説の執筆や推敲、編集の毎日を過ごした。

 たいして変わらない日々を過ごしているように見えて、新しい発見や学びがあるから、同じことの繰り返しでもわずかばかりなにかが変わっていたりする。……はず。

 

 さておき、本題に移ろう。

 

 

  今週描いたイラストは1枚。

 

 1枚、二次創作のイラストを描いたりしたが、それはノーカウントで。

yonaga-n.hateblo.jp

 

 今回の課題はこれまで同様、『自作小説のキャラを描こう』。
 ということで、これまで通り下描きから。

 

 下描き

 

 作中に出てくる悪魔っぽい敵キャラ。
 全体的に、これまた初挑戦になる要素盛り沢山。
 ポーズはなにかを参考にしないで自分で考案。

 

 ラフ その1

 

 グリザイユみたいな感じで、白黒でコントラストをつけて色を乗せてみた。
 作中では、全身至極色(極めて黒に近い赤紫色)と書いていたものの、実際にその色を乗せると全身真っ黒くなってしまうため、乗算レイヤーを使って色の試行錯誤。

 

 ラフ その2

 

 ベースになっているグリザイユのレイヤーのコントラストをもっといじってみた。
 あと、角だけは象牙色だから、それに近い感じの色合いを出してみた。
 結果、かなり浮いた感じで馴染んでいない。

 

 ラフ完成

 

 馬の頭を描き込み。

 

 完成

 

 ラフの段階で色の感じはできあがっていたため、線画を描いてラフの色をそのまま流用した。
 その他、様々細かい点を修正。

 

 おまけ

 

 至極色に近づけてみたバージョン。
 角と鉈以外の彩度を落としてみた。
 今思うのは、こうなると皮膜の中心部分や上半身の筋肉の盛り上がりについて、改めてオーバーレイレイヤーを使って明暗をはっきりさせてもいいんじゃないかと。
 全体的に黒すぎる。

 

 +背景

 

 翼があるせいで全体の面積が広い、ということで背景に悩み、色々追加してみた。
 もうこうなると、最初から構想を考えていたほうが、できあがった立ち絵に背景を合わせるよりずっといい。
 だから次からは、構想も踏まえた上で描けるようにしてみる。

 

 他にも色々加えたかったものの、そもそも時間と余力がなかったからやめた。
 前述にもある通り、最初から構想を考えた上でやるべきことだった。

 

 

 

 今週は色の感じの出し方や背景づくりと、これまでより少し手の込んだことができた1週間だった。
 あの悪魔っぽいキャラについて、もしまた描くとなったら、もっと手間の少ないやり方で色を出せるんじゃないかと思う。
 というのも、今回はイメージが曖昧だった色味づくりで、次回は今回できあがったものを踏まえればいいだけだから。

 

 そして5月は残り1週間。
 正確には1週間と1日。

 今月、完成させたイラストは3枚なので、目標まであと2枚。

 

 次の課題は……いよいよ、『自作小説の表紙を描いてみよう』。

 

 ここで1枚仕上げるのではなく、複数案としていくつか、最低2枚は描き上げる。
 いわば自分に対して「こんな感じのものができましたが、いかがでしょうか?」と提案してみるようなもの。

 

 少しずつ、電子書籍出版に近づいてきている。

 慣れてくれば当たり前のことなんだろうけど、こうも初めて取り組むことになると、かなり長い、起伏の多い道のりに思える。

 

 とはいえ、これをやり切れば次回以降の作業が割かし楽になるはずだから、ここはひと踏ん張りして頑張る。

 

 小説のほうも、推敲がいい感じに終わりそうで、ルビ振りまで終われば本当の意味で完成になりそうなところ。

 

 今はweb小説用のフォーマットになっているから、電子書籍用に編集して、あとがきとか加えて……と、確かに6月か7月には出すことができそう。

 

 目標の1つ達成まであと少し。
 なんかわくわくする。

 

 以上で今週の報告は終わり。

 

 ここまで目を通してくれたあなたに感謝を。