先日、とても残念なニュースが入ってきた。
ここ連日巷を騒がせているコロナウイルスだが、感染者数0人という我が県においても、イベントの縮小などといった対策が取られることになった。
近所――というわけでもない。
それでも行こうと思えば行ける場所で開催される桜まつりが、中止ではないものの縮小開催という形になった。
まあ、露天や出し物はせずに、とりあえずまつりの雰囲気だけ出しますよ的な措置が取られた。
実に残念だ。
さておき、今日は久しぶりに、ここ最近においては珍しく1万文字以上の執筆をすることができて嬉しく思った。
1万文字以上ってどのくらいだよ? と思われるかもしれない。
400字詰めの原稿用紙で換算するなら、25枚以上書いたということになる。
1ページ40文字×34行という設定でワードに書いているわけだが、15ページほどになった。
1日でこれだけ書いたのはいつ以来だろう。
最近は小説投稿サイトに投稿している【青春回帰の幻想戦記】を1日2ページ半(2500文字)ほどのペースで執筆していた。
片手間で同作品の先々のプロットを練ったり、別作品のプロットを少しずつ書き足していったりとしていたわけだが。
ちょうど、プロットができあがった別作品があり、書いてみようという気持ちがたぎっていたため、まっさらな新しいワードファイルで文字数や禁則処理などの設定を組んで書き始めてみた。
これがなんともすらすらと書ける。
プロットの構成を見つつ、どんな内容を盛り込んでいくか確認しながらキーボードで指を踊らせていたら、いつの間にか1万文字を超えていた。
そういえばそうだった。
まったく新しい作品を書くとなると、最初は割と結構すらすら書けてしまうものだ。
むしろ、次が書きたくて書きたくてしょうがない衝動に駆られる。
で、やる気が燃え尽きるまで走り続けてみたら、こうも1万文字以上になってしまった、ということだ。
とりあえず、投稿サイトでは1話あたり2500文字前後で投稿しようと考えているため、なるべく2ページ半で区切りつつ執筆。
1万文字ほど書くと、4話分ができあがる。
投稿したいという気持ちが湧き起こってきたが、もう少し話数が欲しい。
とりあえずミッドポイントまで書いてからどうするか考えようと思う。
というのも、例えばカクヨムでは、よほどネームバリューがあるか、キャッチコピーやタイトルが興味を引くようなものになっていないとたいして読まれない。
あくまで私見だが。
【青春回帰の幻想戦記】を連載して分かったのは、話数か文字数かは定かではないものの、ある程度の文量があると読まれる傾向にある。
ただ、ある程度以上の文量があると逆に読まれにくくなる。
第一巻完結前後一週間は日間PV100以上になったのに、二巻に入ってからはPVががくっと減り出した。
これはつまり、10~15万字前後の作品なら一気読みされる確率はあるものの、それ以上になると難しくなる、と憶測できる。
ちなみに10~15万字は標準的なライトノベル1冊分だ。
そしてもう一つ、私はアルファポリスでも同作品を掲載している。
カクヨム同様、話数が多くなるとなかなか読まれなくなる。
以前連日のようにインセンティブが入ってきていたものの、今では0ポイントが続くようになった。
アルファポリスでは新規の投稿作品にはポイントブースト的なものがつくらしい。
なんでも、1話更新するごとに200ポイントが入る。
このポイントがランキングに関わるポイントで、通常だと1日1話更新限りで200ポイントが入るものが、投稿開始まもない作品はその限りではなくなるとか。
新作連載開始から一気に話数を稼ぐと、その分ポイントが入ってホットランキングというものに入れるとかなんとか。
それを試す意味でも、最低10話分のストックは溜めておきたいところ。
1日1万字書けて4話分のストックが溜められるなら、最低10話なんて3日ほどで達成可能なわけだが……案外そう易々と行かないのが現実だ。
作品に山や谷があるように、執筆にも山や谷があるということだ。