今回は雑記だ。
小説のことでも、イラストのことでもない、とりあえず書きたいから書き出した雑記。
先月ふとAmazon Primeの無料体験に加入して、これやべえな、って思った。
なにがやばいって、映画が見放題なこと。
国内外の映画に限らず、アニメ、ドラマ、その他様々な番組が見放題だ。
正直、傍から見れば今さらな話だと思う。
月額500円で該当の作品を見放題なんて、数年前からあるものなのだから。
で、やべえな、って感動した理由としては、以前見てみたいと思ってた作品があったことに気づいたことや、それ以上に、ゲームオブスローンズがあったこと。
氷でできた巨大な壁、ドラゴン……などなどファンタジックな作品として存在は知っていたものの、まさかアマプラで見れるとは思わなかった。
少しずつ見続けてきて、今ようやくシーズン7に突入したところ。
群像劇ということで登場人物は多いし、視点は次々と入れ替わるしで最初は目まぐるしかったものの、そのうち慣れた。
物語の中で、アリア・スターク、デナーリス・ターガリエンの話が好きだ。
家族を殺して、自分を虐げた人物に次々と復讐していくアリア。
追われた国を取り戻すため、3頭の竜を手なずけて軍隊を率いるデナーリス。
いかにもあどけない第一印象だったこの2人が、えげつない意味で成長していく姿は見ていて面白かった。
それと、ゲームオブスローンズではゲスなやつが無惨に死ぬ、というお決まりがあった。
キングズランディングの王になった、いかにも無能な若手、みたいなジョフリーが毒殺されて……
拷問好きな性悪といったラムジーがジョン・スノウに滅多打ちにされて……
と、見ていて気分の悪くなる人物が尋常じゃない最期を遂げるのを見るのは、人によってはスカッとすると思う。
……人によっては顔をしかめたくなるかもしれない。
私の場合、ジョフリーに対しては「早く退場しないかな」くらいのことは思っていた。
やることなすことが一々ゲスで。
そしてまさか、あんな場面で毒殺されるとは思わなかった。
その後、ラムジーの動向を見ていて、きっといつか死ぬんだろうな、と思っていたら、案の定だった。
むごいことをし続けたらむごい最期を迎える、というのは、まるで因果応報の隠喩なのか、と。
巨大な氷の壁、
ドラゴン、
ホワイトウォーカーという屍人のような存在や、それを倒すことができるドラゴングラス、バリリアン鋼、
動物に憑依できる力、
自分の顔を自在に入れ替える力……
ファンタジーな要素を詰め込んだ大作。
というのが私見。
最初は、『SAVE THE CATの法則』の構成に則って海外映画の構成でも……とアマプラを覗いていたものの、思いもしない収穫だった。
ちょうどファンタジーの小説を書いていたこともあって、様々参考になってよかった。