年間報告こそ終わらせましたが、2023年はまだまだ残っていますし、週間報告も月間報告も通常通り書きます。
それでは、年内最後の週間報告を。
12月第4週に完成・公開したイラストは、こちら。
DLsiteやBOOTHで販売するための立ち絵素材です。
10月中旬から着手開始して、販売まで2ヶ月強かかりました。
前作の『甲-Armored-』に引き続き、『甲-Armored- Vol.2』として、全身を鎧で固めた重戦士系キャラクターです。
内容は以下の通り。
・ポーズ差分2種類
・衣装差分2種類
・表情差分17種類
・編集可能PSDデータ
Vol.2としたものの、前作のようなセット売りではなく、単品で売ることにしました。
というのも、どんなキャラクターにニーズがあるか、調べたかったからです。
セット売りだとどことなくお得感が出るものの、どういった属性のキャラクターにニーズがあるかまでは分かりません。
データを採ったり、今後の制作のために、あえて単品売りに切り替えました。
今回の立ち絵制作でよかった点と改善点を挙げるなら。
◎よかった点
・鎧のデザインに対する解像度が高まった
・鎧の描き方、表現方法のスキルが高まった
・これまであまり描かなかった、老年キャラを描くことができた
◎改善点
・武器ありの平服差分はいらないんじゃないか?
・編集用PSDデータはいらないんじゃないか?
・「立ち絵を売る」というより、「キャラクターを売る」という考え方で制作した方がよかったんじゃないか?
よかった点はさておき。
改善点は、仮説でもあったりします。
武器ありの平服差分やPSDデータはいらないんじゃないか? という疑問は、制作途中から考えていました。
平服差分を作った理由は、ロールモデルとなっていた作品で平服姿の差分が入っていたからです。
装備姿で武器を持つポーズがあるなら、平服姿でもあった方がいいんじゃないか、と着手開始当初考えていたものの。
いざ完成して販売した後は、そうでもないように思っています。
PSDデータを入れた理由は、表情差分を自由に編集してもらうためです。
とはいえ、これは「キャラクターを売る」という考え方にも繋がることですが。
表情差分は、購入後PSDデータで編集ができるように用意した顔のパーツで構成しています。
でも、それだとどこか画一的な表情に感じられてしまうように思います。
その立ち絵――というよりキャラクターとしての雰囲気が感じられるような表情ではないんじゃないか、と。
むしろ、もっとそのキャラクターらしい表情を考えるべきではないかと。
であれば、PSDデータをつける必要性は高くないように思います。
これからの立ち絵制作方針ですが。
改善点を採用して、平服姿に武器を持ったポーズは不要、PSDデータは作らず、もっとキャラクター性のある制作を行います。
それを踏まえて、まずは1作目の『甲-Armored-』に平服姿を追加しつつ、内容の見直しや修正をしてアップデートようかと。
これは特に期日を決めず、ゆっくりやっていこうと思います。
1作目のアップデートをゆっくりやっていくなら、その代わりになにをする? という話になりますが。
現在、立ち絵制作以外で検討を進めているプランがあります。
それについては、来年以降になってから書こうと思っています。
さて、年末ですがゆっくりのんびり過ごしている暇はありません。
来年に向けて、残り数日の2023年を有効活用しなければいけないからです。
というわけで、今回書きたいことは特にない――というか、その余裕がないため、このあたりで終わろうと思います。
では。