ホムンクルスは脱フラスコの夢を見るか

脱ニートを目指す絵描きな引きこもりが、主に週間・月間・年間ごとに振り返りを残すブログ。

#248 厚利少売と薄利多売【週間報告(8/27-9/2)】

 月間報告でやたらめったら書いたなー、と思いきや、間髪入れずに週間報告が。

 この1週間であったことといえば、もう月間報告である程度書いてしまったので、はたしてなにを書こうかと。

 

 それでは、週間報告です。

 

 8月最終週から9月第1週にかけて完成・公開したイラストは、こちら。

 

 

 Vtuberの二次創作。

 hololive -Advent-のNerissa Ravencroftです。

「世界を狂わしかねる歌声によって封印されていた音の魔人」というコンセプトから、描いてみたいアイデアが浮かんだのでキャラデザしました。

 刀のデザインがその伏線です。

 

 ……にしても、ぶっちゃけ、面倒くさいキャラデザだな、と延々思っていました。

 延々と、とは言いすぎですが。

 特に髪。

 ただなんとなく見ているだけだと気づかないんですが、右の側頭部に編み込みみたいなディテールがあったり、後ろ髪の描写が細かかったり。

 認識の解像度を上げるのに時間がかかりました。

 

 面倒くさいと思いつつ、言いつつ。

 そういう面倒くさいことをするのもまた、大事なんだろうな、と。

 あえて、面倒くさいことに挑戦する。

 能動的に、主体的に。

 自分の意志で。

 誰かに言われて、強要されて、ではなく、自分から身を投じる。

 その上で、最後までやり抜く。

 結果、経験値が得られる、と。

 認識の解像度が上がったり、表現の引き出しが増えたり、新たなスキルツリーが解放されたり。

 うまくできなくて時間のかかることを経験して、積み重ねていく先で、大多数から抜きん出るなにかを得られるんじゃないか、と。

 面倒なのは面倒でしたが、その分有意義なキャラデザだったと思うことにします。

 

 さて、作品についてはこんな感じで。

 

 ここ1週間で大きな収穫だったのは、先日の月間報告で書いたキャラクター立ち絵の販売。

 既製品を売る、という販路はSKIMAのキャラ販売くらいしか知らなくて。

 誰か1人に買われたらそれで売り切れ、というのであれば、オーダーメイドの方がよくないか? と考えていて。

 BOOTHを知ってから、そこでも立ち絵が販売されていると知りましたが、単価はSKIMAよりも安いし、どれだけ需要があるか分からなくて、立ち絵の販売は別にいいか、と思っていました。

 ……が、DLsiteでも立ち絵含めてイラスト素材の販売がされていると知ってから、見え方と認識が変わりました。

 マーケティングをするなら、すごく便利です、DLsite。

 色々調べていく内にビジネスプランが浮かんできて、時間と手間はかかるけど、長期的な収入を鑑みれば、やってみる価値がありそうだと感じました。

 

 で、今回のタイトル。

 厚利少売と薄利多売。

 数は少ないけど高値で売るか、安値だけど数を多く売るか、という戦術的な話です。

 

 これまで私は、イラストレーターとして1件4万円の依頼を月に5件受けることを目標にして、月20万円稼ごうと考えていました。

 言い方を変えれば、厚利少売の戦術を基軸に活動方針を考えていた、ということになります。

 

 そして、ここしばらく話題に上がっていなかった、ブランドコンテンツ。

 3月に打ち出したロードマップ以来、触れた憶えがありません。

 ブログにこそ書いてきませんでしたが、どうしようかと時折考えていました。

 DLsiteでイラストの販売がされていることを知るまで、支援サイトをどう活用するか明確なビジョンがありませんでした。

 が、今回の件で構想が浮かびました。

 さすがにメインの収入にするのは難しいだろうと思いつつ、それでも無収入の月があるよりかはマシだろう、と。

 

 なおかつ、立ち絵販売からクライアントワークに繋げることもできるんじゃないかと踏んでいます。

 だとすると、10割厚利多売なクライアントワークで稼ごうとする必要はなくて。

 7~6割を厚利多売なクライアントワークで、3~4割を薄利多売なブランドコンテンツで稼ぐ形にできるかもしれない、と。

 それがうまく行けば、さらに別のビジネスプランに発展させられる、収入を増やすことができるんじゃないかと。

 

 はたしてどんな結果になるか、成果を出すことができるかは分かりませんが、思い浮かんだなら、試さずに終わるのはもったいないです。

 それに、せっかくマーケティングを勉強し始めたので、学んだことを活かせる場があるならやらないわけにはいきません。

 

 というわけで、長期的なプランばかりを背負い込みつつ、淡々粛々黙々と作業を進めようと思います。

 残り4ヶ月な2023年。

 2022年ほどの成果は出せない可能性が高いですが、その代わり、今後の人生のための基礎づくりに注力します。

 

 では。