ホムンクルスは脱フラスコの夢を見るか

脱ニートを目指す絵描きな引きこもりが、主に週間・月間・年間ごとに振り返りを残すブログ。

#195 さらに2件、リクエストが来た【週間報告(12/4-12/10)】

 いよいよ年末に差しかかって――というところで、リクエストが2件来ました。

 たった1枚のイラストをきっかけに、連鎖的に色々起こっています、この頃。

 みたいな話をするんじゃないかな、と。

 では、週間報告をば。

 

 12月第2週に完成・公開したイラストはこちら。

 

 

 Skebでいただいたリクエストイラストです。

 リクエストしてくれたのは、海外の個人勢Vtuber・vulpixsi本人です。

 

 ポーズも設定も全部おまかせということで、構想・構図決めにかなり時間がかかりました。

 むしろ、全部おまかせの方が難しいです。

 例えばVShojoのように、プロフィールにある程度世界観やら設定やらがあるといいんですが。

 属性(猫耳とか天使とかJKとかとか)だけだと、見た目と発信内容(ツイートや過去のライブ配信など)から勝手に構想を考えないといけないので。

 今回は主に見た目から世界観を勝手に作りました。

 着物みたいな服装とキツネの特徴から、和風な感じの背景にしようかな、と。

 キツネと言えば、日本では神の遣いと言われたりしているので、そこから鳥居やら社殿を加えてみました。

 キャラの足下にいるキツネは、後付けです。

 黄金比の構図で考えたものの、画面右下に視線誘導のための要素が欲しかったので、キャラの色合いに合わせたキツネを取り入れてみました。

 

 構想を考える際、コンセプトも決めていました。

『Welcome my stream.』

『Welcome my world.』

 みたいな感じです。

 鳥居には門の意味合いがありますし、鳥居の前に彫刻(狛犬や狐)があったりしますし。

 その鳥居の前にある、本来は彫刻が座す台座にキャラを座らせて「いらっしゃい」みたいな。

 

 で、納品後。

「You fucking killed it!」

 と言っていただけました。

「killed it」なんてあってなんか物騒ですが、スラングで「最高」って意味らしいです。

「fucking」をつけるくらい、かなりスラングで褒めていただきました。

 ……いやはや、ほんとスラングも踏まえないといけないです。

 グーグルやDeepLの翻訳では、なかなかスラングの意味まで訳してもらえないので。

 

 さて、Skeb1発目を納品したのが月曜日。

 

 次の日、またリクエストが来ました。

 朝に1件。

 さらに、夜に1件。

 

 というわけで、現在2件を並行進行中です。

 

 11月はココナラで依頼がなくて、このまま大晦日に直行かと思いきや。

 今度はSkebでの流れが来たようです。

 

 ちなみに、ツイッターのDMでもイラスト制作の問い合わせがありまして。

 日本人Vtuberの方からです。

 しかしながら、私は普段DMを見る癖がなくて。

 気づいたら、問い合わせが来てから3日経っていて、とりあえず返信したものの、見送りになりました。

 今後は、1日1回くらいはDMの確認をする癖をつけようと決めました。

 

 さて。

 11月にVeibaeのイラストを投稿してから、色々変化の兆しがありました。

 

 Skebのリクエストが3件に、ツイッターのDMから依頼の問い合わせが1件。

 どれも今までにない流れです。

 初めてココナラで依頼をいただいた時以上の変化じゃないかと思ったりしています。

 たった1枚のイラストが100人ほどにRTされただけで、こんなにも様々なことが起こったり、連鎖したりするのか、と。

 

 うつつを抜かしている、浮かれている――というわけでもなく。

 逆に、率直に言えば、恐怖を覚えています。

 

 なにが恐怖か。

・これからは、このVeibaeのイラストが長月夜永の基準値になる
・下手にクオリティの低いイラストは描けない
・ただ思いつきのままだけでイラストは描けない

 などなど。

 

 コンセプトを決めて、構想・構図を練って、パースやライティング、遠近法、視線誘導など、仕込みに仕込んだのが、Veibaeのイラストです。

 これから依頼なりリクエストなり受けていく上で、そういった絵作りをしていくことが基準・当たり前になります。

 ……いや、これまでもそういうのは意識してきましたし、逆に、それがようやく功を奏したの“かも”しれません。

 

 とりあえず、今後はVeibaeのイラスト以上のものが描けるよう、日々邁進しようと思います。

 ――「以上のもの」と言っても、他者からの評価ではなく、主観的なクオリティ向上という意味です。

 常に基準値を上げ続けろ、と。

 

 2022年、残りちょうど3週間となりました。

 2023年に今年以上の成果を出せるよう、色々準備を進めていこうと思います。

 

 では。