ホムンクルスは脱フラスコの夢を見るか

脱ニートを目指す絵描きな引きこもりが、主に週間・月間・年間ごとに振り返りを残すブログ。

#179 結果は上々、手ごたえは下々【週間報告(9/4-9/10)】

 この1週間、色々と考えることがありまして。

 某ロードマップでのイラストのテイストだったり、イラストレーターとしての活動内容だったりと、いったん足を止めて基礎の見直しをしないといけないんじゃないかと、そんな感じのことを考えていました。

 2022年も残り4ヶ月を切って。

 ここまで上げた以上の成果を出して、大目標を達成するために、いったんブレーキをかけないといけないような、そんな言い知れぬざわつきを覚えています。

 

 さておき、まずはいつも通り週間報告をしてしまいましょう。

 

 9月第2週に完成・公開したイラストはこちら。

 

 

 VShojoというアメリカ発のVtuberグループの、Nyatasha Nyanners(ニャターシャ・ニャンナーズ)の二次創作です。

 いよいよ個人Vのイラストを描いていく段階に入って、まずはVshojoの誰かを描こうと考えて。

 その時にちょうどニャンナーズが配信でダークソウル2をやっていて、即座に「これだ」と思って描きました。

 しかもグレートソードの片手持ちという豪快極まるプレイスタイルで、なかなかギャップが出るんじゃないか、と。

 

 で、元々9月第1週に描き上げたかったんですが、色々あって第2週にずれ込んで。

 その色々あった1つが、こちら。

 

 

 腕と脚の鎧をつけた差分。

 ただ大剣を持たせるだけというのも味気なくて、だったら衣装の雰囲気を残しつつということで、腕と脚だけに鎧をつけてみました。

 ちなみにモチーフは『上級騎士セット』という、ダークソウル2に実際ある防具で、ニャンナーズが装備していたものです。

 とはいえ、色は全然これじゃなくて。

 最初は忠実に防具の色にしようかと思いましたが、あまりしっくり来ないし、違和感があったので、ニャンナーズの衣装から色を引っ張って統一感を出しました。

 ……色もそうですが、デザイン自体再現度が低いので、まさかモチーフが上級騎士セットだなんて誰も気づかないでしょうけど。

 

 で、いざ投稿してみたところ、なんと――

 

 アンチコメが来ました。

 

 訳すと、鎧キモイ! みたいな。

 いやはや、つらいです。

 全部描き上げたところにもうひと手間ってことでニャンナーズがゲーム中でつけている装備を調べ上げて差分として描き加えたというのに――

 とまでは考えませんでしたが。

 

 そんなことより、初めてアンチコメが来たことに興奮してました。

 ああ、いよいよアンチコメが来るほどに自分のイラストが見られるようになったんだな、と。

 

 まあ、ちょっとばかし傷心しましたが、それ以前にですね。

 

 

 ニャンナーズ本人にRTとリプライしてもらえたり、ニャンナーズのファンの方に「Amazing work Yonaga♡」ってリプライしてもらったり、

 

 

 結果的に100人の方にRTと1404人の方にいいねをしてもらったので、全然悲観する必要がありませんでした。

 1のネガティブなコメントよりも、こうした大多数のポジティブを考えれば、時間をかけて描き上げてよかったと思えます。

 

 さて、とりあえず某ロードマップ、個人Vのイラスト1枚目の結果は上々だったんじゃないか、と。

 本人に反応してもらえた点が、特に。

 

 ただ、手ごたえはなんとも……といいますか。

 正直なところ、今回の構図は失敗だったように思います。

 キャラクターにそういうポーズを取らせたくて、背景はどこか苦し紛れ、みたいな。

 以前もこういうことがありました。

 

 

 ホロスターズEN・TEMPUSのリージス・アルテアの二次創作。

 キャラのポーズ優先で、背景をどうにか取ってつけた、みたいな。

 結果的に、

 

 

 ゲームのライブ配信のサムネイルに使ってもらって、空いたところにタイトルロゴが入ってめでたく補完されたわけですが。

 このイラストもそれなりに反応をもらえましたが、改善点があったなー、と当時思いました。

 その時と同じ失敗をしてしまっていると、こうして書きながら改めて思い返して、初のアンチコメより痛いなー、と。

 

 実のところ、描き始めた時の構図はちょっと違っていて。

 

 

 森の中で敵と対峙する、みたいな横長画面の構図でしたが、時間を気にしてボツに。

 そもそも描けるモチーフの引き出しが少なすぎるし、そのくせ物量多めのイラストを描くとなると、それなりに時間がかかるわけで。

 なおかつ依頼もこなしながらともなれば、とても1週間以内に出来上がるとは到底思えません。

 それで縦長画面の構図に変えてみたものの、上々な結果でも下々な手ごたえに終わってしまったのかな、と。

 

 ちなみに。

 個人Vのイラストを描くのは、いわゆるUGCが狙いで。

 User Generated Contents(ユーザー・ジェネレイテッド・コンテンツ)の略称です。

 ユーザーによって作り出されたコンテンツという意味ですが、それがどう個人Vのイラストに関わってくるかと言えば、こんな感じです。

 

◎VShojoに所属している大手個人Vのイラストを描く
 ↓
◎本人にRTで拡散してもらう
 ↓
◎他の個人Vやファンの方に「自分も描いてほしい!」と思ってもらう
 ↓
◎依頼が来る

 

 SNSを利用する個人のユーザーによって、コンテンツ(ここで言えばイラスト)が広まって、認知度が上がって、依頼の発生率を高める。

 このUGCの流れを生み出すのが、某ロードマップの一環であり、1つの到達点です。

 

 とりあえず今回のイラストでは、依頼なり連絡なりは来ませんでした。

 VShojoや個人Vというカテゴリで見れば、これが初めてなので、まだまだ認知度は足りない状態です。

 これからイラストを出しつつ、認知度を高めて依頼につなげていくわけですが。

 

 とはいえ思うことが。

 

 ――はたしてこのテイストに需要はあるのか? と。

 

 まだ1枚しか描いていないのでなんとも言えませんが、このキャラクター+背景のテイストは、Vtuber界隈で需要があるのか? どんな思いで依頼をしてくるだろうか? とかとか、そんなことが頭をよぎります。

 例えばSkebで描かれている個人Vのイラストの大半が、キャラクター面積の大きいキャライラスト。

 背景はもっと簡単なものだったり、抽象的なデザインだったりと、背景の存在感はそこまで強くない、みたいな。

 

 であれば、私の描いているイラストのテイストは、ある意味マイナーでニッチな部類になるわけですが、改めて、それにどれだけの需要があるのか? と。

 

 ……まあ、これに関してはもう少し枚数を描いて反応を見て、どうするか考えるしかないです。

 この前の月間報告でも、

 9月はまず、自分のイラストのテイストに対してどんな反応があるかを調べる期間だと考えています。

 個人Vの方が喜ぶか、コメントするか、RTするか。

 さらにそのファンの方や、つながりのある個人Vの方が反応するかどうか。

 と考えていますし。

 焦らず、これまで通り地道にこなしていく他ありません。

 

 で、某ロードマップとは別の、イラストレーターとしての活動内容について。

 最近の週間報告あたりで何度か書いていますが、将来的に――それこそ来年の8月末あたりまでに、ココナラを休止・撤退しよう、という方針。

 まだまだココナラでの活動は必要だと感じています。

 収入を得る、という意味で。

 

 サービスの1つを、ターゲットをもっと厳選したコンセプトにしようと考えていましたが、まだまだ改修が終わっていません。

 ここ2週間ほどで依頼が数件来ましたが、それぞれ様々な理由でお断りしたり、見送りになったりと取引開始まで至りませんでした。

 6、7月まで関わってきたような方々とは少し違う感じで、どこか噛み合わなさがあるような気がしています。

 

 月初のうちに改修を済ませるつもりだったので、あえていったん優先度を上げて取り組もうかと。

 ココナラは個人V関連の依頼と数や収入が逆転するまで使い続けるため、必要であれば都度改修していかないと、6、7月までのような成果は上げられないように思います。

 

 第3週の成果は、今のところ少し怪しいです。

 ニャンナーズを描き上げた後、着手し始めた個人Vのイラストがありますが、はたして週末まで、ココナラを改修しつつ完成させられるかどうか。

 

 で、今まさに、勢いの落ちている状態にあるなー、と。

 そこはかとなく、このまま墜落というか崩れ落ちてしまうんじゃないか、なんて不安を覚えています。

 だからこそ、一つ一つ丁寧に、優先度を踏まえつつ見直していくべきタイミングのような気がしていて。

 それが正しいかどうかなんて分かりませんが、いったん見直し期間として向き合おうと思います。

 

 では。