ついに身軽になりました。
身軽と言っても、手持ち無沙汰と言っても、結局やるべきことはあるので、ちょっとした言葉の綾になってしまいますが。
とりあえず今週は割と頑張った方です。
という週間報告、行きます。
5月第3週に完成・公開したイラストはこちら。
『処刑少女の生きる道』の二次創作。
第1巻のクライマックスシーンです。
アニメだと6話。
原作を初めて読んだ時、このシーンの挿絵がなくて残念に思って。
アニメ化の話題を知った後、「描こうかなー」と思って、今になって描いたという次第です。
『導力:接続――原色理ノ赤石・原色疑似概念【赤】――起動【原色ノ赤・天埜使意】』
『導力:生贄供犠――原罪ヶ印傲慢・精神・肉体・魂――召喚【原罪ヶ悪・地縁這寄】』
っていうのが、すごく中二心をくすぐるどころか踊らせる文言で。
出てくる天使と悪魔が、アニメになったらどうなるんだろう? とワクワクしていたんですが――
さておき。
実際は「椅子の姿をした悪魔」が「椅子を生やした悪魔」になっていたり、その他諸々描き進める中で拡大解釈&誇張表現したものがあったりしますが、ご愛嬌。
ぶっちゃけ、こっちの方が「どうあがいても絶望」感満載なんですが、まあ――
さておき。
正直このイラスト、途中で描くのをやめようかと思いました。
色々思うところがあって。
ただ、普段描かない要素だったり構図だったりして、結局描き切ることにしました。
特にスポットライト的なライティング。
頭上から限定的な範囲に光を当てるのは初めてだったので。
とにかく描く。
描き切る。
今の自分ができる範囲+αで描き切る。
これはかなり大事だと思っています。
ちょっと時間経った後に見返したら、粗削りだったりしょぼかったりしても、「描いたことがある」という経験値はかなり貴重です。
そこから改善したり応用したり発展したりして、さらにクオリティの高いものが描けるようになるので。
ゲームで言うところの、スキルツリーでしょうか。
Aというスキルを獲得して、熟練度なりスキルレベルを上げることで、Bというスキルが獲得できる、みたいな。
このイラストを描くにあたって参考にしたイラストがあるんですが、めちゃくちゃ改善の余地があります。
また今度、こういう構図に挑戦してみたいです。
で、もう1つ、完成させたイラストがあります。
それがこちら。
3月にいただいたご依頼で制作したイラストです。
・表紙
・挿絵4枚
・一枚絵
・キャラクターデザイン(3体+6体)
・立ち絵
と、かなりボリュームがあって、2ヶ月超もかかりました。
特に横長の一枚絵。
キャラクター6体に今まで描いたことのない要素(岩、海、飲食物、水着)が満載で、これに一番時間と労力がかかったと思います。
その分描けるものが増えた、経験値が増えたわけなので、大きな収穫だったと思います。
イラストについてはこれで以上です。
請け負っている依頼もなくなり、タイトルにあるように、ついに手持ち無沙汰に。
だからといって腐るわけでもなく。
ようやく、ここしばらくやろうやろうと考えていた方針に思い切り舵を切れるな、と。
次のステージに進むために、いったん下地を作るための期間に入ります。
ココナラでは次の依頼が来る気配もなくて、ふとした時に、なにかと歯がゆい思いをするかもしれません。
いつまでも同じ調子で進めるわけがないですし、もしかしたら今後、また上り調子の波に乗った後、同じような状況があるかもしれません。
そのためにも、この期間を乗り越えて糧にしようと思います。
というわけで、また1週間、淡々粛々黙々とイラストを描きます。
では。