金曜の日付変更直後と、ちょっと早いですが書きます。
タイトルでもうだいたいネタバレしてます。
今週の残り期間、書く暇があるか分からないので、やれるうちにやってしまいます、週間報告。
さて、1月第3週に完成・公開したイラストはこちら。
二次創作。
『処刑少女の生きる道』のアーシュナ殿下。
先週描いた落書きの厚塗りバージョンです。
これで『処刑少女』のイラストは6枚。
最低あと6枚は描いて、アニメ放送開始に間に合わせたいですね。
それからこちら。
ココナラでいただいた、初めての依頼で制作したイラストの一部です。
依頼内容は、
・表紙
・挿絵2枚
・キャラクターデザイン3体
でした。
まず、依頼者様には大変満足していただきました。
依頼完了後、ツイッターでフォローしていただくほどに。
初めての依頼で、人外を含めたキャラクター3体に挿絵も、と。
これまでツイッターで開催してきた【読みます描きます企画】では、キャラクター2体までと表紙だけだったので、作業量や時間もそうですが、感触みたいな漠然としたものも違っていました。
で、企画と比べると1.5倍以上ものボリュームがありましたが、制作期間は1ヶ月と少し。
企画の制作期間が平均して1ヶ月弱なので、確実に作業スピードが上がっているように思います。
第0回を終えたばかりで今回の依頼と同じボリュームをこなすとしたら、2ヶ月弱かかっていた可能性が高いです。
そして、ついに、イラストを描いてお金をいただく、という実績が0から1になりました。
得たものは実績だけではありません。
イラストレーターとしての、大きな一歩を踏み出したわけなので、それ相応の責任や覚悟を負った、という実感も。
で、この依頼を終えた後、某企画をしようと思っていました。
形式を変えてやろうかと、タグをつけたツイートで大々的にアンケートを取ろうかとも考えていました。
でも、やめました。
理由はnoteに書きました。
ツイッターで公開したかったので。
要点としては――
ココナラで依頼してくれた方に失礼だから。
お金を支払ってくださった方に失礼だから。
それは初めて依頼してくださった方もそうですが、これから依頼してくださる方々もです。
企画に応募してくれた作家さんの中から1人を選んで、打ち合わせを重ねてキャラクターデザイン、表紙を手がける。
そういった流れで、今まで企画をしてきましたが。
今回の依頼で、そのすべての作業に価値がついてしまった。
そう感じました。
そう思いました。
作品を読んで、依頼者様と打ち合わせをしつつ、キャラクターデザインや表紙・挿絵を描き上げていく。
その中にある、より細かい工程。
ラフの提案、修正作業、清書……などなど。
その作業すべてに対して、お金が支払われました。
だとしたらその作業すべてが、イラストレーターの価値でしょう。
たとえその価値が1000円でも、100円でも、10円でも、1円でも。
金額が支払われた=価値になった以上は、同じことは無料でやれないよね、と。
やっちゃいけないよね、と。
だから、企画のアンケートはやめました。
第2回までの形式はもうできません。
それは今後、仕事でやります。
そして、初めての依頼を終えた2日後。
――2件目の依頼をいただきました。
タイトル回収です。
現在鋭意進行中です。
ココナラでサービスを出品してから7ヶ月、ずっと依頼どころか見積相談もなくて。
ついに初めての依頼が来て、それが完了する間際、考えました。
「初の依頼に7ヶ月かかったなら、次は3ヶ月以内に依頼を取ろう」
と。
――それが、たった2日で達成されました。
今度も、いただいた金額以上の価値提供ができるよう尽力します。
そうやって地道にコツコツ実績を増やしつつ、じりじりと基本料金を上げていきます。
ゆくゆくは基本料金1万円以上。
その前に目指すは、基本料金5000円。
ただイラストが描けるだけじゃなくて、それ以外の価値提供もあるからこその基本料金です。
みたいな感じに、堂々とできるように頑張ります。
……もちろん、企業案件をいただけるように、そのためのイラストも描いていきます。
なんせ、大目標が脱ニートなので。
そういえば、ココナラのプロフィールやサービスの概要を改修しました。
それが2件目の依頼をいただけた理由なのかは分かりません。
今はまだ、「料金が安いから」というのが私の中で大きいので。
もっと料金が上がったころに、より短期間で依頼が来るようになったら、改修したプロフィールやサービス概要の効果を感じれるんじゃないかと思います。
で、その改修した内容。
あえてここにも残しておきます。
「こういうイラストが描けます」的なものから「こういう価値提供ができます」的なものに変えた(私見)一例として。
■プロフィール
(改修前)
【キャッチフレーズ】
文も絵も描く作家として、あなたと、あなたの物語のためにお力添えいたします。
【自己紹介文】
閲覧いただき、ありがとうございます。
長月夜永(ながづき よなが)です。
小説を書いたり、そのイラストを描いたり、Amazon Kindleで電子書籍を出版してたりします。
そんな創作活動で身につけたスキルで誰かのお役に立ちたい、誰かの物語のための表紙や挿絵といったイラスト制作に携わりたいと思って、ココナラを始めました。
これまで自著の表紙イラストを3作品、ツイッターの小説関係のタグを使った企画で表紙イラストを2作品、手掛けてきました。
丁寧で綿密な対応、迅速・着実な制作を心がけて取り組みます。
よろしくお願いいたします。
(改修後)
【キャッチフレーズ】
あなたの物語の魅力を引き立て、伝えられるイラスト制作を。
【自己紹介文】
ご覧いただき、ありがとうございます!
小説の表紙や挿絵の制作を中心に活動している、長月夜永(ながづき よなが)です。
「こういうキャラクターで、こういう表紙、このシーンの挿絵を描いてほしい」
といった、ご指定に沿っただけの表紙・挿絵の制作はしません。
あなたの物語を読んで、登場するキャラクターや世界観のイメージを共有した上で描かせていただきます。
なぜか?
ただ指定されたイラストを描くことと、物語に触れた上で指定されたイラストを描くことは、まるで違うと考えています。
作品を読んで、あなたの作品に対するイメージを伺って、お互いにイメージの共有をして、時に意見交換してブラッシュアップする。
そのほうが、「こういう面白さのある小説だよ!」と作品の雰囲気や魅力が伝わるようなイラスト制作ができると思います。
ぜひ一緒に、あなたの物語の魅力を引き立たせるイラストを作りませんか?
* * *
ポートフォリオ以外にも、ブログにて過去に制作したイラストをサンプルとして掲載しております。
制作の流れを記載しているものもありますので、どんな風に制作が進むか気になる方は、ご参考までにご覧ください。
■サービス概要
(改修前)
【タイトル】
あなたの小説を読んで、表紙・挿絵描きます
【キャッチコピー】
物語やキャラをより魅せるための表紙や挿絵を制作いたします
【内容】
表紙や挿絵といったイラストをつけて、あなたの物語を彩りませんか?
イラストつきの小説を手掛けるKindle小説家が、あなたの作品を読んで、表紙や挿絵を描かせていただきます。
描けるカテゴリは以下の通りです。
・絵柄:ライトノベルで見られるアニメキャラクター系
・世界観:異世界ファンタジー、現代ファンタジー
・人物:男女共に、子どもから老人まで
・生物:四足獣、鳥類、それらをモチーフにしたモンスター、ドラゴンなど
・武具:剣や槍、弓といった、剣と魔法のファンタジーでは定番のものや西洋甲冑
・背景:種類によって描けるもの、描けないもの、時間がかかるものなど様々
・クレジット(タイトルや著者名など)
・1次創作限定
対応できないカテゴリもありますので、お手数ですが一度ご相談ください。
■料金表
◎基本料金
表紙、挿絵(カラー、モノクロ)
各種2000円
・内訳
キャラクター:2体まで
背景
文字入れ(表紙ならタイトルや著者名、挿絵なら文章など)
最大文字量15万文字まで
◎追加料金
キャラクター追加:1体につき1000円
最大文字量:1万文字ごとに1000円
商用利用:1000円
基本的なお取引の流れ
■ご相談、見積もり
購入前に、メッセージにて依頼内容のご相談をお願いします。
■購入手続き
■作品を拝読、表紙・挿絵の構図決め、キャラクターデザイン着手
お支払い確認後、作品を読ませていただき、イラストの構図やキャラクターデザインの確認をします。
修正は各工程最大3回までとさせていただきます。
■カラーラフ
構図、キャラクターデザインを基に、完成イメージを固めるためのカラーラフを提出いたします。
修正は最大3回までとさせていただきます。
■清書
カラーラフを清書します。
修正は最大3回まで、構図やポーズなど大掛かりな修正はできませんので、お気をつけください。
■納品
納品の確認・承諾をお願いします。
(改修後)
【タイトル】
あなたの小説を読んで、魅力が引き立つ表紙を描きます
【キャッチコピー】
0.5秒で興味を引いて、物語の雰囲気を伝える表紙を考えます
【内容】
ご覧いただき、ありがとうございます!
〇がんばって書いた小説を、もっと誰かに読んでもらいたい
〇思い入れのある物語だから、想像だけで留まっていたキャラクターを、世界観を形にしたい
〇物語を読んで、登場キャラや世界観を知ってもらった上でイラストを描いてほしい
そんな作家さんに、私がお力添えいたします!
タイトルやあらすじだけでは伝えきれない、あなたの物語の雰囲気や面白さ、魅力を引き出して形にします。
あなたの物語が好きそうな人に、パッと見て「おっ?」と思わせて、1ページ目を覗かせる。
そんな風に「こんな感じの小説だよ!」と直感的に伝える表紙を一緒に考えます。
そのためにあなたの作品を読みます。読ませてください。
「こういうキャラクターを描いて」
「こんな感じの表紙にしてほしい」
と、描くイラストの概要だけでも、いくつかラフ案を出して、その中から1つを清書して完成させることはできます。
でも、それだけでいいのでしょうか?
せっかく小説という形になっているんです。
物語を読んで、キャラクターや世界観のイメージを共有して、時に意見交換をしてブラッシュアップをしながらの方が、きっとお互いに納得のいくイラストができあがると思います。
「イラストの依頼をするのは初めてで……」
制作の進行は私の仕事なので、お任せください。
「表紙はほしいけど、イメージははっきりしてなくて……」
作品のイメージをより明確にするために、ラフ案をいくつか出します。
その中から選んでいただいたり、「ここをこうしてほしい」といった意見をいただいたりしながら、描き上げていきます。
私はこれまで3冊、Amazon Kindleで電子書籍を出版しました。
その内2冊は、登場するキャラクターすべてを描き起こして、20枚以上の挿絵をつけています。
また、ツイッターでは過去3回、小説タグを使ったイラスト制作企画を行いました。
応募いただいたweb作家の中から1名を選び、その方と打ち合わせをしながらキャラクターデザインと表紙を手がけました。
私の自著や企画のイラストはブログでも掲載しています。
もし当サービスに興味を持っていただけたら、まずはお気軽に「見積もり・カスタマイズの相談」からご相談ください!
……と、こんな感じです。
前述にもありますが、この改修に効果があったのか、あるのかは、まだ分かりません。
ただ、今読み返すと、改修前は「ただの自己紹介と説明書」感が強いと思います。
「へぇーそーなんだー(棒」
で終わる、みたいな。
それを基準にすれば改修後は、
「あ、そうなんですねー。機会があればぜひー」
みたいな社交辞令を返されるくらいにはなったんじゃないかな、と。
次に料金を上げるころにでも、また改修を試してみようと思います。
他の小説の表紙や挿絵の制作を売り出している方々よりも、概要を読んだだけで価値を感じてもらえる、わくわくしながら依頼をしてもらえるくらいに。
もちろん、それに見合った画力やコミュニケーション能力なども磨いていきます。
さて、プロフィールやサービス概要の改修例を加えたらだいぶ長くなったのでこのへんで。
2件目の依頼、頑張ります。
では。