あいさつって、大事だと思うんです、私。
おはようございます、こんにちは、こんばんは、初めまして、お疲れ様です……とかとか。
初対面ならなおさら、あいさつから始めた方がいいと思うんです、私。
「初めまして、長月です。よろしくお願いします」みたいな。
……世の中、割とあいさつしない人っているんですよね。
昨年の1月あたりから、そういう人もいるんだなー、ってふと思うことが何度か――何度となくありました。
今回はそういう話でも……の前に、週間報告です、はい。
1月最終週から2月第1週にかけて完成・公開したイラストはこちら。
うちの子兼アイコンキャラの月白の君を用いた一枚絵です。
これ、1月に終えた2件目のココナラでの依頼の前あたりに描き始めたもので。
なんやかんやあって1ヶ月ほどかかってやっと完成しました。
当初の目的としては、某【読みます描きます企画】のサンプルと考えていました。
なので、なんとなくクレジットを入れたバージョンもあります。
ちなみに、背後にいるキャラ。
新しく描き下ろしたキャラで、しっかりキャラデザや立ち絵も描いていました。
キツネは何度か一枚絵に取り入れていました。
背景の一部として。
今回になってやっとデザインが固まったという感じです。
以前から心がけていたというか、実際に続けていたことですが。
完全オリジナルの一枚絵を描く場合、事前にキャラデザを固めておいた方が完成度が違います。
そもそも知識豊富で引き出し多数なら、ぶっつけでもまたそれなりに形にはなるかと思いますが。
ただ、イラストを描き始めて間もないなら特に、あらかじめキャラデザを固めておくのは大事な流れかと。
例えば今回の一枚絵。
事前のキャラデザをしなかったら、横にスリットの入った袴なんてついてませんし、袖の柄も中途半端もしくは無しになっていたと思います。
加えて。
・いきなりオリジナルキャラの一枚絵を描く
・オリジナルキャラのキャラデザしてから一枚絵を描く
この2つでは、後者の方が成長具合というか、完成によって得られる経験値にかなり差がつくと思っています。
キャラデザ1つにしても、容姿や服装、配色、小物、表情、ポーズなどといった要素から、キャラクター像を確立する大事な作業ですし。
そこでしっかりどんなキャラクターか定まっていれば、一枚絵でのクオリティも変わるんじゃないかと思います。
……なんて言いつつ、うちの子の月白さんは最近になってやっとキャラクター像が定まってきた感じで、もはやおまいう状態ですが。
さておき。
塩漬けになりかけたものが完成してよかったです。
で、以上です。
ここ1週間で完成・公開したイラストは。
というわけで、冒頭の話でも。
あいさつ。
そう、あいさつです。
昨年の1月あたりから――というのは、主に某企画でのことですね。
小説関係のタグを使って募集ツイートをかけて、興味を持ったWEB小説家の方々に応募フォームから応募していただく、という形式を取っていました。
ツイッターIDや作品のURLなどの必須事項に加えて、自由記入欄を設けていました。
自由記入欄とはなにか?
特に「こういうことを書いてほしい」という意図は当時なくて、それを設けたらどんなことを書き込むんだろうな、と。
いわば実験でしたね。
ちなみに第1回からです、自由記入欄を設けたのは。
第0回はありませんでした。
で、自由記入欄を設けて、応募いただいた方々の記入内容を見て興味深かったのが、あいさつを書く人の圧倒的少なさ。
第1回、第2回共に20人以上の方の応募がありましたが、例えば「初めまして、〇〇です」みたいなあいさつをする人は、どちらの回も半分にも満たないという。
ちなみに応募フォームには「初めまして、長月夜永です」から始まる、企画開催の理由やイラスト制作の流れ、注意事項などを記載していました。
その結果を見て、私は思いました。
とりあえずあいさつをしてくれた方を優先的にチェックしていこう、と。
なぜって?
これから1ヶ月ほどやり取りをしてイラスト制作を行っていくわけですし、あいさつという人間関係構築の大事な一歩を踏み出している人の方が安心して企画を進められそうですし。
応募フォームの初めでこちらが「初めまして、長月夜永です」と言っていますし、それに返すような形であいさつ、自己紹介を書いてくれる人の方が印象がいいなー、と。
……逆に、いきなり自作品の宣伝とか情熱とかを書き出したり、「お好きなキャラを選んでください」みたいな企画の主旨(※)からそれている的外れな一文があると、「あーこの人自分のことにしか興味ないテイカーなんだなー」と思ってました。
※キャラクターは当選者様のご希望で、みたいな感じで書いていました。
なんか辛辣なことを書いていますが、複数人から1人を選ぶとなると、やっぱりなにかしらの基準を設けることになるわけで。
第0回で企画完了まで1ヶ月かかると分かった以上、テキトーに選んでなんかいられません。
なおかつ無料でキャラデザ2体と表紙というのも相まって。
なんとなしに第1回から自由記入欄を設けてみたら、あいさつをする人は半分にも満たない――第1回は5人もいなかった、という結果が出て。
あいさつ大事だよね、と。
そういえば以前、とあるプロイラストレーターさんが、仕事の依頼が来たとき、あいさつのないものは無視してる、みたいな話をしていました。
プロの方でも、仕事の依頼文にあいさつがあるかないかを見ているわけですし、間違ってはいないかな、と。
ちなみに。
私が受けた依頼でも、初手であいさつのない連絡はありました。
とはいえお金をもらえますし、ココナラは前払い・正式な納品までサイト側で料金保留というシステムですから、「あいさつないなー」と思いつつしっかりお仕事しました。
ただ、今後ですが。
同時期にキャパオバなくらいの依頼が来た場合、とりあえずあいさつの有無で判断しようと思います。
もちろん初見の方です。
リピーターの方であればそこまで気にせず、他の依頼の条件を見つつ受けるかどうか判断すると思います。
まだたいして依頼も来てない、実績の少ないやつが偉そうに――な感じのこと書いていますが、ただの私個人のアウトプットなので。
このときの自分はこういうことを考えていた、みたいなことを残しておこう、みたいな考えで、偉ぶっているつもりはないです。
さて、そこそこ長くなったので今回はこのあたりで。
次の依頼がもらえるよう、また1週間淡々粛々黙々と行動していこうと思います。
では。