ホムンクルスは脱フラスコの夢を見るか

脱ニートを目指す絵描きな引きこもりが、主に週間・月間・年間ごとに振り返りを残すブログ。

#264 学べば学ぶほど絶望の底が深くなる【月間報告(11/1-11/30)】

 いよいよ、11月が終わりました。

 2023年も残り1ヶ月。

 あっという間だったなー、というか。

 1日1日が刹那のように過ぎ去っていった、というか。

 ――という話は、年末にでもしましょうか。

 

 では、月間報告です。

 

 11月に完成・公開したイラストは、こちら。

 

 

 FEの二次創作。

 それと、同じく二次創作ですが、X(Twitter)向けにリメイク・リパッケージしたものもありました。

 

■11月の目標と評価基準

□メインミッション

◎Skebでアピール6件以上

・6件以上:可
・8件以上:良
・10件:優
・11件以上:秀

 

Vtuberのファンアートを1作品以上完成・公開

・1作品:可
・2作品:良
・3作品:優
・4作品以上:秀

 

□サブミッション

◎12月末日までに立ち絵素材集2作目を出品

◎フォロワー獲得

 メインアカウント

・+23名達成:【秀】
・+21名達成:【優】
・+19名達成:【良】
・+14名達成:【可】

※過去最高値:+23名

 

 サブアカウント

・+8名達成:【秀】
・+7名達成:【優】
・+6名達成:【良】
・+5名達成:【可】

 

■各項目の評価

◎Skebでアピール6件以上

→【可】

 アピールを送った合計が7件のため、評価は【可】です。

 

Vtuberのファンアートを1作品以上完成・公開

→【不】

 Vtuberのファンアートを1作品も描いていないため、評価は【不】です。

 

□サブミッション

◎12月末日までに立ち絵素材集2作目を出品

 12月までまたぐ目標のため、今月での評価はありません。

 

◎フォロワー獲得

メインアカウント:293 → 330(+37)
→【秀】

サブアカウント:17 → 19(+2)
→【不】

 

■全体評価

→【良】

 Skebでアピールを最低限のラインながらも送ることができました。

 X(Twitter)での新規フォロワー獲得が過去最高値を記録しました。

 よって、評価は【良】です。

 

■コメント

 今月の一番大きな成果は、新規フォロワー獲得で過去最高値を記録したことでしょうか。

 いや、フォロワー獲得よりも、ブランディング確立や知名度の向上に一歩前進できたことが大きな成果だと思います。

 そのきっかけになったのが、リメイク・リパッケージしたイラストをまとめた投稿でした。

 この以前に反響があったのが、ルキナの一枚絵でしたが。

 こういう形でも反響があるのかと、事象パターンを1つ得られたこともまた、成果の1つだと思います。

 

 Skebのアピールについては、7件送った時点でやめました。

 その理由は、以前の週間報告でも書きましたが。

 1つは、Skebのアピールの仕様の問題。
 1つは、最近読んだ営業の書籍にあった本質に沿っていない、と思ったから。

 アピールの仕様について、よくよく調べてみると、1回でもリクエストをもらった、あるいはアピールを送った相手には、再度アピールを送ることができないようでした。

 だったらX(Twitter)で送った方がよくない? と。

 とはいえ、あまりしつこく送るのもどうかと思います。

 ブロックされれば、その分アルゴリズムでアカウントのスコアが下がり、フォロワー以外へのポストのアプローチが低下するので。

 だとしたら、地道にフォロワーを増やしてリクエストの募集をした方が無難かもしれません。

 そう考えて、7件送った時点でやめました。

 

■12月の目標

□メインミッション

◎立ち絵素材集の完成、出品

 

□サブミッション

◎フォロワー獲得

 

■評価基準と各項目について

□メインミッション

◎立ち絵素材集の完成、出品

 12月中に完成、出品できる目途が立ったので、優先的に取り組みます。

 現状残っている作業はこちら。

・表情差分の作成
・表情差分以外の仕上げ作業
・ポーズ差分の作成
・表情別、ポーズ別ごとの立ち絵書き出し
・PSDデータ作成
・販売ページ用紹介画像作成
・販売ページ用商品概要作成

 

 よって、評価基準は、以下の通り。

・12月10日まで出品申請:秀
・12月15日まで出品申請:優
・12月20日まで出品申請:良
・12月31日まで出品申請:可

 

□サブミッション

◎フォロワー獲得

 メインアカウント

・+37名達成:【秀】
・+34名達成:【優】
・+30名達成:【良】
・+23名達成:【可】

※過去最高値:+37名

 

 これまでサブアカウントも目標に入れていましたが、とりあえず12月はメインアカウントに絞ろうと思います。

 理由としては、立ち絵素材の宣伝をメインアカウントでしたいから。

 これまでFE限定でイラストを出してきましたが、FEだけにこだわるとFEに興味のある人、FEの特定のキャラに興味のある人しか集まりません。

 そうじゃなくて、もう少し間口を広く取って私が好きなもの、興味のあるものに共感してくれる人を増やそう、とか。

 

 そして、1作目を出品してから、X(Twitter)での宣伝ができていませんでした。

 メインアカは海外向け、かつブランディング用に、サブアカは国内向け、かつ国内での依頼用にと考えていました。

 でも、今のところVtuberのイラストを出しているサブアカウントで出すのは、なにか違うな、と感じているというか、どうしてか立ち絵素材の宣伝をする気にはなれなくて。

 だったら、今年の間、ほとんどキャラデザや立ち絵を中心に出してきたメインアカウントで立ち絵素材の宣伝をしようかと。

「依頼がなくても収入が得られるように立ち絵素材の販売を始めてみました」なんて大義名分を掲げれば、さほど違和感もないでしょうし。

 

 そんなわけで、とりあえず12月はメインアカの運用を重視しようと思います。

 サブアカについては、ココナラの一枚絵サービスのサンプルの更新をしたくなったら、イラストを描いて投稿する感じで。

 両立は厳しいというか、まあ、色々理由があるというか。

 

 以上が12月の目標です。

 

 

 唐突に。

 1円も稼げなくても、ふとしたらやっていることってなんでしょうか?

 身の回りや手元になくても、ふとした時に考えることってなんでしょうか?

 

 私の場合、物語の空想、です。

 オリジナルの物語を空想すること。

 

 それこそ、小学生の時分から時折やっていたな、と。

 学校まで、徒歩40分の道のり。

 特に下校時、1人で会話劇もとい独り言をしながら歩いている、みたいな。

 さすがに登校時は登校班があって、一緒に学校に向かう子ども達がいたのでしませんでしたが。

 数年前、居酒屋でアルバイトをしていた際もそうでした。

 帰宅時、アパートまで10分ほどの道中、物語を空想しながら歩き続けていました。

 今でも、その時考えていたストーリーやキャラクター、世界観の設定などをなんとなく憶えています。

 

 昔から、身の回りや手元になにもない時、ふとやっていたことは、物語の空想でした。

 

 なんで、いきなりこんな話をし始めたか。

 きっかけは、メンタリストDaiGo氏が少し前にライブ放送で話していた、「セルフコンコアダンス」。

 端的に言えば、自己一致。

 目標と自分の価値観が合っているか?

 長期的な目標の達成に関わるモチベーションには、いくつかタイプがある。

 という内容でした。

 

 ライブ放送というか、そのアーカイブ動画を観て、ふと海外Vtuberのファンアートを描いていた時を思い返していました。

 海外VのFAを描いて依頼に繋げよう、というロードマップ。

 だいたい1年ほど続けて、Skebのリクエストをいただくまで進みましたが、やめました。

 理由は過去記事で何度か書きましたが、つまり、価値観に合ってなかったんじゃないか、と。

 可愛いVtuberを可愛く描きたい、描いていたい、みたいなわけでもなく。

 Vtuberライブ配信や動画を観るのが好き、YouTubeを開いたら真っ先にVtuberの動画を観る、探す、というわけでもなく。

 仕事のためとはいえ、短期的に何度もVtuberの配信や動画に触れて、Vtuberのコンテンツを好きになりつつある、という感じもしなくて。

 自分が描きたい、表現したいものと、Vtuber界隈のイラストで求められているものが合ってないな、と。

 

 で、そもそもの話。

 なんでイラストを描き始めたんだっけ? と、イラストを描き始めた原点を思い返しました。

 

 自作小説の表紙を描きたい。

 これがイラストを描き始めた理由です。

 

 私の創作活動自体の原点って、小説の執筆です。

 処女作の時点から、20万文字近く書いて完結させられるほどには、執筆への体力的なポテンシャルがありました。

 ちなみに20万文字は、平均的なライトノベル2冊分くらいです。

 

 ニートになる前から、個人間でのイラストの依頼ができるココナラがあることを知っていたので、自作小説をライトノベル化しようと取り組み始めた後あたりで、ココナラに出品しました。

 最初はアイコン制作のサービスとして出品したものの、アイコン制作は競合が多すぎる、ということで、自著のイラスト制作の経験を基に、小説の表紙制作サービスに変更。

 その後、イラスト全般のサービスを出して、小説のイラスト制作を受けつつ、一枚絵の制作も受けていって、ひょんなことから海外VtuberのFAロードマップに行き着いたわけですが。

 

 イラストを描き始めた原点にしても、創作活動を始めた原点にしても、共通しているのは、物語です。

 物語の創作と、そのキャラクターや情景をイラストとしてビジュアル化すること。

 

 ここ1年、小説の執筆はしていませんでした。

 できなかった、というか。

 いや、まったく、というわけでもないんですが。

 ともあれ、それでも、やっぱり時々、執筆したいとか、執筆まではできなくてもプロットや設定を書きたいとか、考えることはよくあって。

 

 なんで小説の執筆をやめて、イラストに専念し始めたか、VtuberのFAを描くに至ったかといえば、金を稼ぐためでした。

 脱ニートをするために、少しでも早く金を稼ぐ。

 小説は、それ単体で稼ぐのは難しいだろうな、と。

 10万文字書くにしても、プロットを組み立てて、執筆をして、推敲して、となると、どれだけ早くても1ヶ月はかかります。

 1日1万文字を続けて10日ほどで初稿ができあがった時もありましたが、それに表紙だけでなく挿絵をつけたり、そのためにキャラデザを考えたりしても、やっぱり1ヶ月はかかるな、と。

 それだったら、イラストで稼ぐ方が早いんじゃないか、と。

 そして海外の方が人数的な母数は大きいから、海外Vtuberにアプローチをしよう、と。

 Skebのリクエストをもらうまで行って、やめました。

 

 さて、ここでセルフコンコアダンスの話に戻します。

 目標達成するためのモチベーションには、4つのタイプがあるそうです。

◎同一化動機
◎内的動機
◎取り入れ的動機
◎外的動機

 それぞれの項目については、以下の通りです。

◎同一化動機
 自分にとって重要である、自分の人生にとって心から価値を感じる

◎内的動機
 それをしているだけで幸せだと感じる、自分が努力をしているとは感じない、1円も稼げなくても続けられる

◎取り入れ的動機
 義務感や不安回避のため、達成感や有能感を味わいたい

◎外的動機
 外的要因から強制される(生きるためにお金が必要だ、上司から怒られたくない、など)、報酬や承認欲求のため

 

 いわく、これらのバランスがうまく取れていると、長期目標の達成に繋がるそうで。

 いわく、取り入れ的動機と外的動機は長期目標に向かない、むしろ、なくてもいい、ない方がいいそうで。

 

 つまり、同一化動機と内的動機が十分にあると、長期目標の達成が叶いやすくなる、と。

 

 私の場合で言えば。

 外的動機――主に金を稼ぐために海外Vのイラストを描いていたから、違和感を覚えて方針を変えることになったんだと思います。

 例えば、Vtuberが好きで、そのFAを描くのが好きで、作業をしながらVtuberのライブや動画を観るのが当たり前だったり日課になっていたら、現状は違っていたんじゃないでしょうか。

 残念ながら、そういう風にはなりませんでした。

 なれませんでした、の方が近いですね。

 作業をしながら観るとしたら、プライムビデオでアニメや映画、ドラマを、YouTubeならメンタリストDaiGo氏やビジネスチャンネルのような学びを得られることがコンセプトとして明示されている動画や、筋トレ系YouTuberのチャンネル、あまり刺激が欲しくない時は怪談朗読や自然BGMです。

 

 取り入れ的動機や外的動機ではなく、同一化動機と内的動機で創作活動をする、その先でマネタイズするとしたら?

 私の、1円も稼げなくてもやり続けられることは、物語の創作です。

 そして、創作した物語のためなら、どれだけでもイラストが描ける自信があります。

 

 イラストを描き始めてから1年半くらいは、オリジナル作品ばかり描いていました。

 自作小説の表紙が欲しい、という理由で描き始めたから、だったり。

 元々、二次創作のイラストを描くこと自体に興味はなかった、という理由もあります。

 もう根本的にオリジナル主体の創作活動をしたいタイプなんだろうな、と。

 

 そういう特性を殺さないままに、知名度を拡げて、依頼やリクエストに結びつける――マネタイズするには?

 そのために必要なのが、マーケティング、営業、ブランディングの知識とスキルではないでしょうか。

 以前、小説で稼ぐのは難しい、と諦めましたが。

 今は、小説や物語の創作に関わる界隈でなら、マネタイズに繋げる方法がいくらかある、と考えています。

 例えば、Web小説家の作品のイラストを無償で描きつつ、間接的に、合法的に収益を得る、みたいな。

 得られるのは収益だけではないです。

 人脈づくりや営業のきっかけができたり、他者のコンテンツの中に作家名と作品を残すことで、その方に関わりのある方々にPRすることができたり、依頼受注のサンプルやポートフォリオを増やすことができます。

 以前に比べて、戦略や戦術に対する見方がかなり変わったので、以前の自分はできなかったりしなかったことができますし、そもそも考えもしなかった方法を発想できるようになっています。

 

 今、どうしようかと考えている段階ではありますが。

 これから物語の創作――とりあえず小説関連の物事を主軸に商売をしていきたいな、と。

 今やっている二次創作をすぐにやめるわけではないものの、より長期的に続けられることで認知されて、ブランディングして、稼いでいきたいです。

 

 そのための具体的な計画は、今進めている立ち絵素材集の制作を進める傍らで固めようかと思います。

 

 結構長くなりました。

 最近は考えることが多くて、見えてくるものやできそうに思えることが増えて、とりあえず先々のコンテンツの材料として残すため、書けるだけ書くことにしました。

 いつか、ここに書いた内容を商品にできるよう、頑張ります。

 

 では。