ホムンクルスは脱フラスコの夢を見るか

脱ニートを目指す絵描きな引きこもりが、主に週間・月間・年間ごとに振り返りを残すブログ。

#262 無知を恥に思うのは、ある意味傲慢かもしれない【週間報告(11/12-11/18)】

 1週間が、あっという間に過ぎ去ります。

 ブランディングのために、ストック収入のためにとイラストを描いていると、あっという間に1日が終わります。

 それがはたしていいことなのか、悪いことなのかは、おそらく観測する時間軸によって変わると思います。

 とはいえ、なんの目的もなく、信念もなく時間を費やしてしまったのなら、ただの浪費でしかないので、悪いとしか言いようがありませんが。

 

 さておき、週間報告です。

 

 11月第3週に完成・公開したイラストは、ありません。

 依頼のイラスト制作に時間を費やしていました。

 かつ、15日までに納品、取引を完了しようと、より専心していました。

 15日はココナラの出金申請締め日で、その日までに申請ができれば20日には着金します。

 間に合うかどうか半々みたいな進行だったので、こちら側でできる限りのことをしようと、リソースを傾けていました。

 依頼者様の返信がいつも通りスピーディだったおかげもあって、どうにか15日の申請に間に合いました。

 

 その後、週の終わりまで3日ありましたが。

 立ち絵素材の制作が少しばかり止まっていたので、それを優先的に取り組んでいたということもあって、完成・公開したイラストはありません。

 

 イラストについてはこんなところで。

 

 ここ1週間で、Skebのアピールを再開・再挑戦していました。

 送ったのは7件。

 そのあたりで、Skebで営業活動するのはやめよう、と思いました。

 

 アピールを送ってもリクエストが来ないから、とか。

 自分の商品に自信がなくなった、とか。

 そういう理由ではなくて。

 

 1つは、Skebのアピールの仕様の問題。

 1つは、最近読んだ営業の書籍にあった本質に沿っていない、と思ったから。

 

 さて、まずはSkebのアピールの仕様について。

 結論として、Skebでは1アカウントに対して1回しかアピールを送れません。

 アピール後、リクエストをもらった相手に対しても、送れるアピールは1回だけ。

 アピール回数が復活することはありません。

 

 ということは。

 1度アピールを無視された場合、改めてアプローチをかける余地がありません。

 その後はX(Twitter)で直接DMを送るなどくらいしかないわけで。

 受け取ったアピールのページが、今後リクエストを検討するクリエイターの候補として機能しているのであれば、時間が経ってからでもリクエストが来る可能性があるかもしれませんが。

 私としては、それは楽天的な思考だな、と。

 結局1回しか送れないのであれば、X(Twitter)で営業のDMを送った方がよさそうです。

 

 次に、営業の書籍にあった本質について。

 書籍のタイトルは、『「あなたから買いたい」と言われる 超★営業思考』。

 以前の記事で取り上げたことがありますが。

 

 この書籍に書いてあった営業の本質は、信頼関係の構築。

 だとすれば、Skebのアピールのような一方通行のコミュニケーションでは信頼関係は築けない。

 3000円程度の金額なら、まだ「安いから」という理由でリクエストされる可能性もありますが。

 金額を高くしたら、「安いから」という理由は消えます。

 じゃあ、商品力で勝負すればいいのか? というと、それもなにか違います。

 違うというか、商品力=画力や作風だとしたら、きっと意識的に、あるいは無意識的に比較されるクリエイターがいるはずです。

 画力が高い、作風が際立って特徴的なクリエイターは自分以外にもごまんといます。

 かつ、同程度の商品力だとしても、金額で比較されれば、より手頃な方が選ばれる可能性が高いです。

 

 だとしたら?

 金額でも、商品力でもなく自分を売るなら?

 そこで辿り着くのが、信頼感や信頼関係だと思います。

 

 例えば、とある有名イラストレーターさん。

 画力がめちゃくちゃ高いわけでもありませんが、Skebでリクエストを募集した途端、雪崩れのようにリクエストが来て、あっという間に数十万円を稼いだことがある、という経験談があります。

 

 今、まさに目指すべきは、この境地です。

 知名度があって、例えコミュニケーションレスな一発書きでも作品を求められるだけの信頼感――つまりブランド力を高める必要があります。

 

 じゃあ、そのためにこれまで通り、ひたすらイラストを描き続ければいいのか? と。

 いや、そうじゃないと思います。

 

 作品が多数ある=信頼感がある、信頼関係の構築ができている、というわけではないだろう、と。

 特に信頼関係を築くためには、コミュニケーションが必須です。

 コミュニケーションってなにかと言えば、最たるものが対話。

 言葉を交わす、相手に興味を示す、相手のことを深掘りして、理解を深める。

 至極当然のことかもしれませんが、残念ながら今の私にはできていないことです。

 

 だから、とりあえずSkebでリクエストをもらうために、また方針を変える必要があると感じました。

 ブランディングに向けたコンセプトは、すでに出来上がっています。

 それを使って、コミュニケーションを主軸にしたSNSの運用を考えないといけません。

 と言いつつ、プランはもう考えてあります。

 後は、それを実行するだけですが。

 ……コンセプトこそ出来上がっているものの、ターゲットに向けたサンプルがないな、と。

 サンプルとして使えなくもない作品はあるものの、もっと効果的に見せるのであれば、もっとターゲット向けにしたサンプルが欲しいところです。

 まずはその制作から取りかかる必要があります。

 

 2023年の残る1ヶ月と約3分の1、そして2024年の課題は、以下の2つと考えました。

知名度の拡大
・見込み客の獲得と信頼関係の構築

 

 重ね重ねになりますが。

 ただイラストを描いて、投稿して、フォロワーを増やして知名度を拡大するだけでなく。

 コミュニケーションを通して信頼関係の構築を図り、とりあえずSkebのリクエストに繋げる。

 今年のマーケティングブランディングに加えて、営業の知識を身につけて、スキルを磨いていきます。

 目指すは、『超★営業思考』にあった、売り込まない営業スタイル。

 それを実現するために、都度書籍を読み返しつつ、合わせて他の営業の書籍も読んで、営業の基礎を固めていきます。

 

 さて、それなりに長くなりました。

 1時間半弱で2500文字と、個人的に筆が乗った方だな、と。

 遅い時だと、1000文字書くのに1時間かかることもありますし。

 

 そろそろ、まずはストック収入のための立ち絵素材の制作をしたいので、このあたりで終わろうと思います。

 

 では。