何事も実験だと思えば、メンタル的に図太くなれると思います。
……いや、あくまで私見ですが。
なにかやってみて、うまくいったら、なにが理由でうまくいったのか。
うまくいかなかったら、なにが理由でうまくいかなかったのか。
結果がよくも悪くも、しっかりじっくり考えれば、今得た経験が後々に活きる、と。
そんな思考習慣が身につくと、特に失敗したときに無駄に落ち込まなくなりますね。
……えぇ、まあ、先日ちょっとつまづいたと言いますか、思わぬ展開に見舞われたもので。
そのときに得た教訓を、これからに活かそうと思います。
さて、週間報告をしましょうか。
12月第4週に描いて完成・公開したイラストは……
1枚です。
それがこちら。
『処刑少女の生きる道』のメノウです。
二次創作です。
メノウは以前10月に一度描きまして。
今回はいつもと違う描き方でリトライしました。
いつもと違う描き方、というのは……
線画の清書して色の塗り直しや調整をすれば完成するくらいのカラーラフまで仕上げて、レイヤーを統合して厚塗りで仕上げる
みたいな感じです。
私のいつもの描き方だと、
・下描き
・ベースカラー
・グレーの陰影
・光や影の追加
・線画の清書
・ベースカラー、グレーの陰影、光や影といった色の塗り直し
・線画の色トレス
みたいな感じで進めていくわけですが、線画と塗り直し、色トレスがない分、気持ち早めに完成できた気がしました。
よくよく見ると線画があるように見えますが、下描きの線の名残です。
統合した後、厚塗りで削ったり足したりしながら調整していました。
ちなみにこの描き方、最近だと『GtC塗り』という名前で呼ばれたりしているみたいですね。
グレースケール(Gray scale)から色(Color)を加えて、厚塗りで仕上げていくから、『GtC塗り』だったはず。
で、いつもの描き方より気持ち早めに完成した気がしたわけですが。
一連の流れを通して、
・パーツや塗りが複雑な箇所(今回の場合顔周り)は下描きやカラーラフの時点でしっかり仕上げておくと統合後の厚塗りが楽
・細かい修正のとき、その部分を切り取って別レイヤーにしてから直して統合するのもあり
・統合してレイヤーが少なくなる分、修正に対するメンタル的なハードルが低くなる(例えば線画レイヤーを直したら、色のレイヤーも塗り直さないといけない)
といったことを感じました。
落書きや個人的なイラスト、自由度の高い仕事でなら使える方法だな、と。
逆に、パーツごとにレイヤーを分けないといけない場合だと使えませんね。
実は、この描き方をやってみたいと前々から思っていて。
ただ、どうしても要領を得ないというか、レイヤーを統合して厚塗りすることに抵抗感があってやっていませんでした。
今回やっと、少しばかり分かったような気がします。
そういえば、ここのところ二次創作といえば『処刑少女』ばかりなんですが。
先日、pixivに投稿した今回のイラストにコメントが来ました。
こういうの、勝手に出していいのかちょっと不安ですが。
……なんというか、海外勢っぽい雰囲気の文章です。
翻訳した日本語をまんま貼った、みたいな。
いや、そんなのは問題じゃなくて。
コメントくれた方が海外勢なら、日本以外にも『処刑少女』のファンがいるんだな、と。
もしかしたら日本在住なだけかもしれませんが。
それにこの方、私がpixivに投稿した『処刑少女』のイラストすべてをブックマークしてくれていました。
ありがたいなー、と。
確かに、pixivの検索で出てくる『処刑少女』のイラストは少ないです。
『処刑少女』『処刑少女の生きる道』のどちらも20件未満ですし。
11月に初のティザーPVが公開されて、それより前からアニメの公式もあって、原作の公式にキャラデザが載っている割に、描く人はいないんだなー、と。
以前、いつだったかの記事で書きましたが、しばらくは描けるなら『処刑少女』のイラストを描こうかと。
アニメ放送期間中、『処刑少女』のイラストをツイッターで投稿し続けたらどんな結果が出るんだろう――という実験がしたいので。
そこに上記のコメントが来まして。
これはもう、描くっきゃねえと。
予想ではアニメ放送開始は2022年の春アニメか夏アニメあたり。
さすがに秋は遅いですし、それ以降だと2023年になってしまいますし。
早くても春アニメの時期のはずなので、それまで1クール分――12枚は揃えたいところ。
……あと7枚。うーん。
とまあ、『処刑少女』のイラスト描いていたら海外勢っぽい方からコメントいただきましたありがてぇー! という話でした。
さて、2021年もあと1週間弱。
ココナラの依頼は順調と言えば順調。
非公開イラストはあと2枚。
それとあけおめイラスト。
残り1週間な割にやることわんさかですが、しっかり終わらせようと思います。
そして、次回の更新は月間報告。
その後、年間報告。
……ホント、月末も年末もバタバタしてますね。
以上です。
では。