ホムンクルスは脱フラスコの夢を見るか

脱ニートを目指す絵描きな引きこもりが、主に週間・月間・年間ごとに振り返りを残すブログ。

#120 二次創作を始めて気づいたこと【イラスト週間報告(11/14-11/20)】

 もうすぐ2ヶ月です。

 二次創作始めるぞー、と宣言して、描き始めて。

 ……まだ2ヶ月ですか。

 

 その間に描いた数は9枚。

 バリエーションだの差分だの含めればもう少しありますが。

 

 たかだか9枚、たかだか2ヶ月。

 それでも気づいたことがありました。

 

 今回の週間報告では、そんな話でもしようかな、と。

 

 まずは11月第3週に完成・公開したイラストはこちら。

 

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 前回の記事で予告していました、『処刑少女の生きる道』のアカリです。

 

 で、これだけじゃないです。

 あと2枚あります。

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 アカリを描く、となったときにパッと浮かんだのが、二面性。

 表と裏があるよねー、と。

 表に関してはさておき、裏に関しては……

 1巻を読んだ時点で「お……?( ^ω^)」ってなって、

 2巻を読んだ時点で「あ、この子やべーやつじゃん」ってなりました。

 

 その表と裏を半々ずつ1枚にしてみよう、というのが、考えていた構想です。

 だから、とりあえず構想通りに描けたと言えば、描けたんじゃないかと。

 

 あとは色々、アカリにまつわる要素を取り入れています。

 2巻まで読めば、取り入れている要素の意図が伝わると思います。

 ……伝わるといいなー。

 

 で、この二次創作に加えて、自著【黒歴史の正しい葬り方】のカラーイラストを2枚、完成させました。

 

 そんなわけで11月第3週に描いたイラストは3枚。

 全部カラーで、処刑少女の二次創作は2キャラ分描いたに近しいので、妥当な数だと思います。

 

 さて、二次創作を始めてまもなく2ヶ月。

 その間に9枚(+α)描いてきまして。

 

 やみくもに二次創作するより、模写するつもりで描いたほうが、気づくことや得られるものが多かった、と感じています。

 

 これまで描いた二次創作のタイトルは以下の通り。

 

炎炎ノ消防隊

ギルティクラウン

・処刑少女の生きる道

 

 カテゴリで分類すると上から、マンガ、アニメ、ライトノベル、となるんですが。

 処刑少女を描き始めてから、特に着色の幅が広がりました。

 

 いや、着色の幅、と言いますか。

 着色する際の選択肢が増えた、と言ったほうがいいかもしれません。

 

 例えばこちら。

 

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 9月1日に公開した、うちの子・月白さんなんですが。

 今見ると、なんというか……まだ単調? もう少し描き込めるよね? と思います。

 

 影で言えば。

 グレースケールで陰影をつけたあと、青系の色を乗算で重ねて、明るい部分を削っているだけだったはず。

 その青系の色が単色だった憶えがあるので、今であれば部分的に色相、彩度、明度を少しずつ変えます。

 

 また、肌の明るい面と暗い面の境界に彩度の高い赤紫~赤橙をほんのり加えて、肌の透明感を際立たせます。

 

 光で言えば。

 回り込んできた光や、反射光などをちらほら取り入れますね。

 シーンが夜で、日光ほど光は強くありませんが、もう少し柔らかい印象にするために、あえて。

 

 他に色々と、ああしたい、こうしたい、というのはありますが、このへんで。

 

 着色の選択肢が、処刑少女を描き始めてから増えたのは、やっぱりイラストレーターさんのイラストを参考にしていたからだと思います。

 ただ、参考と言えど、模写するつもりで描いていました。

 

 陰影をグレーで描いて色を足していく……というやり方は変えていませんでしたが、それでも処刑少女のイラスト――ニリツさんっぽくなるように意識して描いていました。

 それこそ、公式サイトのキャラデザや、書籍のイラストを穴が開くほど見ては、「ここの影に紫が入ってる」とか「黒地に赤みが入ってる」とかとか、色々気づかされながら。

 

 で、ラノベのイラストって、マンガやアニメに比べると描き込みが多めで。

 当然といえば当然ですが、小説関連のイラスト制作の仕事をしたくて画力アップを狙っている私にとっては、処刑少女の二次創作はかなり効果があったなー、と。

 

 炎炎の消防隊、ギルティクラウンの二次創作は、完全に自分の絵柄で描いていただけに過ぎなくて。

 処刑少女の二次創作を始めてようやく、着色の選択肢が増えて、それを自著のイラストにも活かせるようになっている、という実感を得られました。

 

 あと、ツイッターではフォロワーさんが増えました。

 直近で出したフォロワー数は確か、155人。

 9月の月間報告で、ですね。


 そしてこれを書いている11月21日時点では……

 166人。

 

 ……微増です、微増。

 おそらく処刑少女のイラスト経由でフォローいただいたのは、その内の数人。

 

 ちなみに、ギルクラのイラスト以降、RTやいいねの数が増えました。

 とはいえ、RTは10未満、いいね50未満。

 まあ、オリジナルを出し続けていたころよりかはだいぶ増えた方です。

 反応もそうですが、より人目につくようになった、とも言えますか。

 

 まったく増えていないわけでもないので、これからも地道に続けていこうと思います。

 

 ――と、週間報告はこんなところでしょうか。

 

 

 11月もあと3分の1。

 

 自著のイラストはギリギリどうにかなるかどうか、といったところです。

 とりあえず今月の目標の1つ、

・二次創作イラスト3枚以上

 を達成したので、いっそう注力しようかと。

 

イラストレーター仲介業者登録審査用ポートフォリオ制作

・スキルマーケットで1件以上依頼受注

 の達成は……難しいというか、無理そうというか。

 

「諦めんのかよ!?」と言われそうですが、そうじゃなくて。

 冷静に現状と向き合うとそう言わざるを、判断せざるを得ないというものです。

 11月の残り期間、これから描くイラストの描き込み量、点数、優先度を考えれば、ポートフォリオ制作はまず無理かな、と。

 スキルマーケットでの依頼受注は、自著のイラストをサンプルとして追加してから内容を改修していくつもりなので、まずは自著のイラストを揃えないといけません。

 

 とまあ、中間報告みたくなりました。

 

 

 さて、ちょっと余談を。

 

 先日『処刑少女の生きる道』のアニメのティザーPVが公開されました。

 これから少しずつ処刑少女のアニメ公開に盛り上がっていくのかな? と。

 

 ツイッターで『処刑少女』で調べると、投稿イラストは特に見当たらなくて。

 pixivで『処刑少女』で調べると、出てくるのは17作品。

 

 ライトノベルの二次創作イラストが、アニメ化決定・放送の前後でどのくらい増えるかは調べていませんが、情報量が原作以上に増えて、認知度が高くなる分、増えるとは思うんですけどね。

 それに合わせて、その作品のイラストを探すユーザも増えるでしょうし。

 

 なおかつ処刑少女は、『ダンジョンで出会いを求めるのは間違っているだろうか』以降、7年ぶりのGA文庫大賞作品とのことで。

 ダンまちはアニメ3期まで放送されて、2022年に4期を放送予定。

 同じ大賞作品で、はたしてどのくらい盛り上がるか、アニメ化で人気が出るか、というのが気になってきます。

 

 ちなみに、アニメ制作会社がどちらも同じ会社だそうで。

 なおかつ、どちらも2022年放送予定で、どの時期に放送されるかというのも気になるところ。

 ……ただ、同じ制作会社のアニメが、同時期に放送されることってあるんですかね。

 そのへんはよく知りません。

 

 とりあえず、処刑少女のアニメ放映中――それこそ、「今日は処刑少女〇話放送日!」という告知に合わせてイラストを投稿できるように、あらかじめ仕込んでおきます。

 ラノベ原作のアニメはだいたい12~13話構成なので、最低限そのくらい用意できたらいいかな、と。

 2022年冬アニメには入っていないので、猶予はまだありますね。

 

 さて、余談はこんなところで。

 

 前述でも描きましたが、11月も残り3分の1。

 自著のイラストも大詰めで、月内完成にギリギリ間に合うかどうかなので、ひたすら頑張ります。

 

 では。