前回の週間報告、書き終えてからふと思いました。
とんだ釣りタイトルだな、って。
そのくせ、タイトルに絡む話は冒頭で、遠回しな文だけ書いて終わるってゆー。
なんかなんとなしに書きたかったから書いてみただけ感が。
なので、今回はちゃんとタイトルに絡む話をしようかと。
その前に、週間報告ということで2月第2週を振り返ります。
さて、2月第2週に完成・公開したイラストはこちら。
自著【青春回帰の幻想戦記】の登場人物のキャラデザ。
弓持ち不良系JK。
不良学生=ロングスカートってたぶんふた昔くらい前のデザインな気がしますが……まあいいかな、と。
ただ、ブレザーでロングスカートって見ないですね。
セーラー服でロングスカートならいくらか見た憶えがあるんですけど。
加えて、髪を編み込んでるようなキャラもあまり見たことないです。
三つ編みヘアとかは見るんですけど、コーンロウっていうねじる感じで編み込んで止める、みたいな髪型のキャラとかイラストってあまり――というより全然見つかりません。
ピンタレストで調べると、写真とか映画の画像ばかり出てきます。
おかげで描くのに苦労しました。
それと、たぶん次回はもう少しいい感じに描ける気がします。
さておき、これで1回以上描いてない高校生はあと2人。
そのうちの1人は昨日描き終えました。
土曜日までに完成できれば2月の第2週分として報告できたんですけど、いかんせん別件で疲れ果てて持ち越し。
そのイラストを載せるのは次回の週間報告で、となりますが、ツイッターではもう公開してます。
……あ、久々にツイッターのリンク載せた気がする。
とりあえずこれで残る1人。
それが終わったらようやく挿絵を描く段階に進めます。
といっても、すぐに挿絵を描くわけではないです。
描く挿絵に必要なキャラを確認して、高校生なら今の描き方でまたキャラデザをして、敵なら一からキャラデザをして、ようやく挿絵に。
……みたいな感じで、キャラデザを改めてやりつつ挿絵を描き進めます。
ただ、その前にまた別でやることがあるので、なかなかドストレートに作業を進められないですね。
色々とやりたいことが折り重なってややこしくなってます。
さて、最近といいますか、1月に描いた自著のキャラデザから、またグレースケールに戻ってきてます。
昨年の11月中ごろまで、無彩色で陰影をつけて色を重ねていく、というグリザイユ画法を使っていました。
11月中ごろというのは、ちょうどツイッタータグ企画の第0回を終えたあたりです。
企画を終えてから、現在進行中のタグ企画第1回のサンプルイラストを描き終えるまでは、普通のやり方で色を塗っていました。
余談として、なんで一度グリザイユ画法から離れたのか、と。
単純に、ややこしくて時間がかかるから、です。
ラフの線画を描いて、グレースケールで陰影をつけて、ベースカラーを重ねて、ベースカラーのパーツごとにグレースケールを統合して厚塗りをしていく。
そんな手順で描き進めていましたが、やたら時間かかるし結局線画の清書描いてるし……など色々ありまして。
これじゃ今後の企画どころかイラストの仕事も満足にこなせない気がして、従来の方法(ラフ描いて線画を清書して色を塗っていく)に移りました。
で、今回のタグ企画のサンプルを描き終えたあと、自著のキャラデザの際になにを思ったか、グレースケールで陰影をつけるグリザイユ画法に戻りました。
以前はオーバーレイでベースカラーを重ねていましたが、今回は逆。
ベースカラーの上に乗算でグレースケールを重ねる、という方法に。
乗算でグレースケールを重ねると、明るい色はくすむんですが、その上からオーバーレイで色を重ねればくすみが解消されるので、全然問題ないと。
で、そこからもう5回ほどグレースケールでの陰影づけをしているわけですが、なんかこれが楽しくて楽しくて。
先述にもある通り、乗算でグレースケールを重ねると、当然下にある色は暗くなります。
でもオーバーレイのような彩度、明度を高くするレイヤーを重ねれば、色味を明るくすることができます。
それだけでなく、スクリーンや覆い焼き(発光)なども使えるようになったので、色の出し方の幅が広がりました。
知識が増えてやれることも増えたおかげか、前よりもグレースケールを主軸にした描き込みができて楽しくなってます。
そのうち、グレースケールをメインにした着彩方法を公開できたらやりたいと思います。
たぶんnoteに書いて、ここにはそのリンクを貼りつけるんじゃないかな、と。
ちなみに、現在進行中のタグ企画はグリザイユではない従来のやり方でやってます。
企画を開催した当時は、グレースケールでやっていけるか自信がなかったので。
だいぶ長くなりました。
これほど書いたのは久々な気がします。
それでは、今回の週間報告はこれにて。
では。