ホムンクルスは脱フラスコの夢を見るか

脱ニートを目指す絵描きな引きこもりが、主に週間・月間・年間ごとに振り返りを残すブログ。

#257 原点回帰かもしれない【週間報告(10/15-10/21)】

 最近また、夜の就寝時間がもったいないと感じるようになりました。

 だからといって、夜更かしをしてるわけではありません。

 ちゃんと寝てます。

 やりたいことがあって、次の日が待ち遠しい。

 やりたいことに全力で取りかかるために、ちゃんと寝るようにしてます。

 1日24時間じゃ足りないです。

 48時間くらいあってくれ、とふとした時に思います。

 

 さておき、週間報告を。

 

 10月第3週に完成・公開したイラストはこちら。

 

 

 Vtuberの二次創作です。

 

 今月の目標にある、

◎8月に制作したVtuberのイラストの派生アイデア、あるいはFEのアイデア出しを1つ以上完成・公開

 にはそぐわない作品ですが。

 前回の週間報告で、

 つい昨日、背景を描く技術も活かせる気がするアプローチの方法を見つけました。
 Vtuber界隈に対して、まだまだリサーチができていない分野があったと痛感しました。
 あくまで仮説で、検証が必要な段階なので、もうさっそく取りかかろうと思います。

 と書いたように、さっそく背景スキルを活かせる一枚絵を描きました。

 

 とはいえ、先に目標のイラストを描けばいいんじゃないか? となるわけですが。

 今回の二次創作を優先したのには、理由があります。

 

 それは、つい最近歌ってみたの動画が公開されたから、です。

 

 まず、今回のイラストですが、Vtuberの二次創作であると同時に、ボーカロイドの曲の二次創作でもあります。

 曲は『アスノヨゾラ哨戒班』ですね。

 

 Vtuberの歌ってみた動画では、大抵そのためのイラストも描かれているわけですが。

 例えば『ヴァンパイア』なら、左向きのバストアップでマスクを引き下げて、口を開けて歯を見せて笑っている、という感じで、原作イラストの構図に寄せたパロディあるいはオマージュものが多く見られます。

 だというのに、どうしてわざわざ歌ってみた動画のイラストを描くに至ったか。

 

 今回のイラストを描こうと思った歌ってみた動画、専用に描かれたイラストというものがありませんでした。

 サムネイルはVtuberのモデルと、フリー素材っぽい背景。

 動画は、モデルを動かして、曲の進行に合わせて歌詞の文字入れをする、という構成で、背景はやはりフリー素材っぽい画像。

 

 そして、動画公開日がかなり最近。

 イラスト制作開始の時点で、3日前くらいでした。

 Vtuber本人にしても、そのファンにしても、鮮度の高いコンテンツです。

 

 これは試す価値があるな、と思いました。

 Vtuberの歌ってみたで二次創作をしたら、どんな結果になるかという検証。

 同時に、背景スキルが活かせる曲を選べば、イラスト制作の依頼のサンプルづくりにも繋がります。

 さらに楽曲関連なら、コミッションのPRでも役立ちそうです。

 

 ……と、こんな感じの打算が重なって、今回のイラストを優先するに至りました。

 

 そもそも、「背景もがっつり描けるVtuberのイラストが描きたい」ということで、歌枠のライブ配信をしているVtuberを探していました。

 歌枠限定で歌われた楽曲なら、他のファンアートとの差別化ができるだろう、と。

 かつ、雰囲気やシチュエーションについて調べたり考えたりするのが楽だったりします。

 また、前述にもあるように、歌ってみた動画で取り上げられた楽曲だと、すでにイラストがある場合が多いので。

 

 それと、ここしばらくキャラクターメインのイラストや立ち絵ばかり描いていましたが、やっぱり背景もある一枚絵も描きたいな、と。

 イラストの依頼においても、背景を描き込んだ一枚絵で認知・評価されてきた、という実感があったりするので。

 やっぱり背景というか風景を取り入れた一枚絵か、と半年以上の紆余曲折を経て原点回帰してきた感じがあります。

 

 さて、よくよく考えてみると、現在抱えているイラストのコンテンツが多くなってきました。

・FEやVtuberでサムライ風デザインのキャラデザや派生コンテンツ
ダウンロード販売の立ち絵素材
Vtuberの歌ってみたの一枚絵

 分けると3つですが、FEとVtuberはアカウントを分けているので、実質4つのコンテンツを抱えていることに。

 

 若干多いですね。

 順番に回していくとなれば、最終的には総崩れになります。

 なににおいても、大した結果や成果に繋がらない、ということで。

 だとしたら優先順位をつける必要があります。

 

 まず、立ち絵素材の制作。

 これは長期的な収入源になりえる、ということで継続していくわけですが。

 同時に、コミッションにも繋げられるアプローチがある、と気づきました。

 短期戦略としても活用できる可能性があるので、優先度と共に重要度が高いです。

 

 次に、歌ってみたの一枚絵。

 そろそろココナラで出品しているサービスのサンプル画像やポートフォリオを更新したいというのもあって、優先度を高めに取り組もうかと。

 

 最後に、サムライ風デザインのキャラデザ、その派生コンテンツ。

 消去法的に優先度が最下位に。

 派生コンテンツの中に一枚絵が入っていたりしますが、ターゲットの明確さという点において、歌ってみたの一枚絵より劣っているので、たまに取り組む程度になるかな、と。

 

 抱えているコンテンツと、その優先順位を整理してみましたが。

 全般的にターゲットが国内向けになりました。

 立ち絵素材の販売にしても、Vtuberの歌ってみたにしても、日本語圏向けのコンテンツです。

 

 立ち絵素材はさておき。

 歌ってみたについては、海外のVtuberでやっている人がいないか、と探しています。

 となると、海外展開もしている企業勢が真っ先に思い浮かびますが。

 海外の個人勢で、かつ知名度があって、YouTubeで歌枠のライブ配信をしているVtuberだって多少はいるんじゃないか、と。

 1人、上記の条件に該当するVtuberを知っていますし、フォローもしています。

 中国のVtuberで、中国にそういうVtuberがいるなら、英語圏にいてもおかしくありません。

 依頼向けの最新のサンプルを揃えつつ、リサーチしていきます。

 

 最後に、立ち絵素材について。

 DLsiteで、販売数が5となりました。

 今のところ、3日以内に1つ購入していただいている、という計算です。

 月間目標販売数のボーダーが10なので、その半分に達しました。

 ちなみにBOOTHでは、販売数はゼロ。

 DLsiteは、商品としてのクオリティがよければ売れる可能性が高いように感じました。

 対してBOOTHは、SNSなど外部での宣伝が必要みたいです。

 

 仮に1つも購入されなかったら、商品や売り方を大きく見直す必要があるかと考えていましたが。

 とりあえずDLsiteだけでもぼちぼち売れているので、売り方はこれまでと同様、セット売りを中心にしていこうかと。

 ただ、商品の内容やPR、アプローチは見直していきます。

 向こう2、3年はコンスタントに、月間最低でも10以上を購入していただけるように。

 

 週間報告は以上です。

 半年以上――というか1年弱も紆余曲折した挙句、原点回帰してきたな、と。

 傍ら、今年の課題であるマーケティングの経験値が積み上がっている実感があります。

 正直に言えば、収入は2022年ほど伸びてはいません。

 とはいえ、2022年になかった知識やスキルが着実に身についているので、1年前とは違う自分になれているんじゃないか、と。

 

 10月はあと3分の1。

 2023年はあと2ヶ月強。

 その間に、商売の知識やスキルをもっと伸ばして、脱ニートのために稼げるようになろうと思います。

 

 では。