ホムンクルスは脱フラスコの夢を見るか

脱ニートを目指す絵描きな引きこもりが、主に週間・月間・年間ごとに振り返りを残すブログ。

#124 潜行密用、如愚如魯【イラスト週間報告(12/5-12/11)】

 潜行密用、如愚如魯。

 せんこうみつよう、ぐのごとく、ろのごとし。

 たぶん、ボケーっとテレビを眺めていても触れることも知ることもなかった言葉です。

 

 知見を広げるために登録している、とある動画チャンネルで知りました。

 言葉の意味を知って、それを絡めた話を聞いて、それだけでかなり自分と向き合えた気がします。

 

 で、潜行密用、如愚如魯の意味ですが、その前に週間報告を。

 

 12月第2週に完成・公開したイラストは……

 

 0枚です。

 

 依頼の件はもちろんですが、今やるべきこと、今のうちにやっておきたいことに取り組んでいたら、あっという間に1週間が過ぎました。

 

 とりあえず、依頼の進行は順調です。

 ようやく準備を終えて、スタートラインに立って、走り出した。

 そんなところです。

 ここからが本番です。

 

 そして、今やるべきこと。

 はい、自著【黒歴史の正しい葬り方】の出版。

 

 12月6日、Kindle Direct Pablicingにて出版申請をして、12月7日、特に問題なく出版が完了しました……!

 

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 今年の9月2日にキャラクターデザインから始まって、実に3ヶ月と6日。

 週数にして13週と6日。

 日数にして97日。

 

 1つ前に出した【青春回帰の幻想戦記】に比べれば、だいぶ短い戦いでしたが、ようやく一区切りつきました。

 

 ちなみに【青春回帰の幻想戦記】についてはこちら。

 地味にちゃんと完結していなかったりしますが、日数出してたのがこっちなので。

 

黒歴史の正しい葬り方】では、

・キャラクターデザイン:9人

・モノクロ挿絵:17枚

・カラー挿絵:5枚

 と合計31枚を手がけました。

 出版したものには、それら+αを加えています。

 +αは例えば、クレジットなしでトリミングしていない表紙イラストや、文字なしのカラーイラストなどです。

 巻末にイラストギャラリーとして加えているので、イラストだけを見る、ということもできるようにしています。

 

 ……これ、商業のラノベじゃやってないです。

 やってる作品があったりするかもしれませんが、メジャーではないですね。

 キャラデザを加えている作品だって、そんなに見かけませんし。

 

黒歴史の正しい葬り方】の出版が無事終わったものの、だからこそやることがありまして。

 小説投稿サイトに出している分の修正や販売ページへの導線づくりだったり、

 スキルマーケットのポートフォリオやギャラリー、出版サービスの改修だったり、

 ホームページの改修だったり、

 まあ色々と。

 

 現在鋭意依頼進行中なので、合間を縫ってちょくちょく進めていきます。

 

 で、依頼と並行して、と言いますか。

 依頼のイラストを進めつつ、優先的に描くべきイラストがありまして。

 そうです、季節のイベントに合わせたイラストです。

 

 公開するものが2点(内1点は実名名義)、非公開のものが2点。

 特に非公開の2点をあと1週間と少しで完成させないといけません。

 

 ここのところ、毎週末毎月末ばたばたしている、みたいな話を以前しましたが、年末もしっかりバタバタしています。

 

 その傍ら。

 ツイッターでツイートすることがまったくなくなるのもなんだかなーと、準備がてらのイラストを描いていたりしました。

 

 それがこちら。

 

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 見ての通り、キャラデザです。

 これまで1年以上描いてきたうちの子たちの新しいビジュアルです。

 

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 みんな変わりますね。

 多少これまでの要素が残っていたりしますが、私としてはかなり変えたほうです。

 

 ただ、今出している分でキャラデザとして完成ではなくて。

 もう少し追加したいものがあったりします。

 

 ……と、これについては、別の記事で書こうと思います。

 キャラデザをするにあたって、色々意図を含んでいて、それを書き出したらきっと長くなるでしょうし。

 

 というわけで、ここ1週間はうちの子たちの新ビジュアル制作をしていました。

 

 

 

 さて、ではタイトル回収をば。

 

 潜行密用、如愚如魯(せんこうみつよう、ぐのごとくろのごとし)。

 

 本当に大切なことは、一目に触れずに行い続ける。それは愚かだと思われることもある。それでも今やるべきことを、目立たず一途に専念して継続する。

 といった意味です。

 

 これを知ったきっかけは、『大愚和尚の一問一答』というチャンネルの動画です。

 自分は脚光を浴びるようなポジションに立ちたいけど、今している仕事は裏方で……と、自分に向けられる評価についての相談に応じた話でした。

 

 評価といえば、確かに私にも関係のある要素があります。

 ツイッターのフォロワーを増やしたい、とか、

 イラスト制作の仕事を受けたい、とか、

 自分の出した小説を色んな人に読んでもらいたい、とか、

 とりあえずこのあたりでしょうか。

 

 小説については以前、趣味程度にやっていこう、と決めたのでいいとして。

 ツイッターや仕事については、今現在達成したいと思っている目標ですね。

 

 時折ふと考えます。

 全体的に、今の方針でいいんだろうか、と。

 スキルマーケットで出品するサービス、小説関連以外のものも出して間口を広げたほうがいいんじゃないか、と。

 ツイッターではもっと色んな人と交流を持ったほうがいいんじゃないか、と。

 

 ――結論。

 今目の前にあるやるべきことに専念しましょう。

 

 どうしたって1日24時間は変わりませんし。

 1日6~8時間は寝ないといけませんし。

 残り18~16時間でできることは限られていますし。

 持続可能な集中力や体力だって無限じゃないですし。

 

 そもそも、とりあえずこの12月中にこなすべきタスクがありますし。

 これ以上、あれやこれややったって回らなくなるのはさすがに目に見えていますし。

 

 だとしたら重ね重ね、いまやるべきことをやりましょう、と。

 今やるべきことを着実にこなしていけば、そのうち数字もついてくるはずですし、と。

 

 あれやりたい、これやりたい、はメモとして残しておいて、タスクが1つ減るたびになにを優先して取り組むか考えればいいよね、と。

 

 潜行密用、如愚如魯。

 

 この言葉が刺さったっていうことは、それだけ私自身、数字とか評価を気にしていたんだと気づかされました。

 

 ただ、数字や評価をまったく気にしないことにする、というわけではなくて。

 仕事の数とか、収入とか、フォロワーの数とか、そういったものが増えていくのって結局、商売の結果なんだろう、と。

 

 商売ってなにかって。

 他者が喜ぶ提供をして、実績や信頼を積み重ねていくこと。

 提供、実績、信頼をうまく増やすことができれば、評価も収入も増えるんじゃないか。

 

 潜行密用、如愚如魯。

 これを知ってから、そういうことをふとしたときに考えて、自分に言い聞かせるようになりました。

 

 というわけで、まずはココナラでの依頼をしっかりこなします。

 ついに本番、山場に突入したので、無事乗り越えられるように頑張ります。

 

 こんなところで、今回の週間報告は以上です。

 

 では。