ホムンクルスは脱フラスコの夢を見るか

脱ニートを目指す絵描きな引きこもりが、主に週間・月間・年間ごとに振り返りを残すブログ。

#209 かなりまずいくらい落ちているんじゃないか【週間報告(2/12-2/18)】

 はたしてこのままでいいんだろうか。

 先週に引き続き、そんなことを考えながら、検討だったり模索だったり迷走だったりをしていた1週間だったと思います。

 このあたりで、いったん時間をかけて自分と自分のイラストに向き合うべきではないか、なんて思ったりもします。

 

 それでは、週間報告をば。

 

 2月第3週に完成・公開したイラストはこちら。

 

 

 Skebでリクエストいただいた、海外個人Vの方のイラストです。

 今回もまた、アピールからのリクエストです。

 

 プロフィールに「The Saint of Swords(天剣)」とあって、配信活動でファイアーエムブレムをプレイしていたので、きっとそういうのが好きなんじゃないか、と。

 Skebのこれまでのリクエストの履歴を見ると、アクションポーズや全身イラストがなかったので、その旨を添えてアピールしました。

 

 いざリクエストをいただいて、描き始めるとなった時。

 ポーズこそなんとなく決まっていて、じゃあ他の要素はどうしようか、と。

 それでピンタレストで構図のよさそうな一枚絵を探していく内に、『ファイアーエムブレム サイファ』のイラストを見つけまして。

 割と最近、それこそ数年内に終了した、ファイアーエムブレムシリーズのTCGです。

 

 さすがTCG、縦長サイズで見栄えのする構図のイラストが揃っています。

 剣を振るっているポーズで、背景に風景を取り入れたものを探していく内に、今回の構図に着地しました。

 ちなみにポーズですが。

 どうするか決めた後、この前のうちの子のポーズと被っていることに気づきました。

 だからと、別のものに変えようとは思わなかったわけですが。

 

 そして無事納品して。

 しかし不完全燃焼感を覚えていたりします。

 というのも、納品後にクライアントからのリアクションがなくて。

 前回と同様です。

 ブーストはさておき、納品後にツイッターで固有のアートタグをつけてツイートするも、クライアント本人からのリアクションはありませんでした。

 今回もまた、リアクションを引き起こすような作品にできなかったんじゃないか、と考えたりもします。

 さらに今回のリクエスト、アピール時に提示した金額に若干上乗せしていただいていて。

 はたして、上乗せした時点でそれなりの評価をしていただいていたと考えるべきか、逆に上乗せした分に見合わない提供になってしまったと考えるべきか。

 私の場合、自然と後者のような考えを真っ先にしてしまうんですが。

 

 仮に、クライアントにとって満足のいく提供でなかったとしたら――

 と書こうとしたところで、ふと気になることが浮かんでツイッターを見たら、ありました。

 クライアントからリアクションがありました。

 さらに、前回のリクエストに関しても、クライアントからのリアクションがありました。

 

 ……なんだこの時間差。

 まるで別々のタイミングで来店した複数人の客が同時にレジに並ぶみたいな感じ。

 

 さて。

 とりあえず報われました。

 思わぬタイミングで、2週間分の時間と労力が報われました。

 

 とはいえ、じゃあこのままでも大丈夫、とは全然思っていなくて。

 このところ考えているアートスタイルにしても、クオリティにしても、もっといい感じに変えていけるんじゃないか? と。

 あと2件、Skebでリクエストをこなしたら金額を上げようと考えていますが、現時点でそれに見合う提供ができているか、不安だったりします。

 まあ、その不安は値上げした後も付きまとうでしょうし、どこまで行っても振り切れるようなものではないとは思っていたりしますが。

 自分が満足・納得できるか? という基準で見れば、全然そうでもなくて。

 

 このところ、1枚あたりにかかる制作時間が、体感よりも短くなっているようで。

 実際、例えば今回のリクエストなら6日。

 前回のリクエストもまた、6日でした。

 今回は服や小物についている装飾が細かくて、前回は取り入れる要素の異なる一枚絵を2枚描いたりしていて。

 それでも7日かかっていないところを見るに、制作だったり解像度を上げたりといったスピードが着実に上がってきているな、と。

 速く描けるなら、完成までにかかる時間が短くなるなら、その分浮いた時間を他のことに費やせるわけですが。

 今後のことだったり、追い求めるクオリティだったりを考えると、もっと1枚にかけるクオリティを高めたいな、と。

 描けるモチーフの幅だったり、質感だったり、細やかな描き込みだったり。

 今、7日かかってようやく出来上がるものを6日や5日にと短くできているとするなら。

 もっとクオリティを追求して7日かけて描いていけば、きっといずれ同等のクオリティを短い時間で描けるようになるので。

 そういう限界は、ずっと先にあるように思います。

 

 で、2月も残り半分を切りまして。

 このところ考えているアートスタイルですが、まだまだ模索中です。

 前回の週間報告で、こんな感じで行こうかな、という実験作を出しましたが。

 改良の余地を感じて、もう少しいじってみました。

 

 

 いっそう、背景の添え物感を強めました。

 普段通りに描きつつ、色調補正で薄くしてトリミングして、と調整をかけました。

 これでいい、と満足はしていませんが、今後のSkeb用のアートスタイルのベンチマークにしていこうかな、と。

 

 ここ2週間、Skebの実績こそ積み上げましたが、足踏みしていた感がありました。

 残り半月は、検討したアートスタイルを固めるために二次創作を描いていこうと思います。

 

 では。