ホムンクルスは脱フラスコの夢を見るか

脱ニートを目指す絵描きな引きこもりが、主に週間・月間・年間ごとに振り返りを残すブログ。

#4 脱ニートのための市場調査

 3日前あたりから、日がな一日強風が吹き荒れて、延々と風音がうなり窓の隙間から冷気が部屋の中に漏れ込んでいたというのに、今日になって、いや昨日から気づけばしんと静まり返っていた。
 それどころか日中は陽が照って気温も高い。
 さらには夜が明るい。
 週間天気予報を見れば、最高気温がまもなく10℃を超える日が来るらしい。
 とはいえ、その後すぐに冷え込むらしいが。
 暦の上でもそうだが、天候的にもまさに春が近い。

 

 さて、ここ最近気にしているというか、よくチェックしていることがある。
 これから自分を売り込もうとする市場のチェックだ。

 

 電子書籍の出版はAmazon Kindleを、イラストに関してはTwitterを当面の目標としている。

 

 Amazon KindleではUnlimited対象を視野に入れている。

 

 そしてカテゴリはというと、これがまた難しい。
 ジャンルとしてはファンタジー
 だとしたら、『ライトノベル』のカテゴリに入れるのが妥当だろうと、少し前まで思っていた。

 

 しかし、だ。
『文学・評論』の中に『SF・ホラー・ファンタジー』という小さなカテゴリが含まれている。

 はたしてこの違いはいったいなんなのか。

 

『SF・ホラー・ファンタジー』に並んでいる作品の表紙やあらすじを見てみると、割とライトノベルにでもありそうなものがちらほら目につく。
 中にはライトノベルと小説のカテゴリをまたいで出されている作品もある。
 調べてみると、作品を登録する際にカテゴリを2つまで登録できるとのこと。

 

 だとしたら、私が出版する際には『小説・文芸』あるいは『SF・ホラー・ファンタジー』と『ライトノベル』に登録してみようと思う。

 

 ちなみにカテゴリごとの作品を調べていて「お?」と思ったことがある。
 それは検索結果(登録されている作品)の数の違いだ。

 

『小説・文芸』では2万以上、

ライトノベル』では9000以上、

『SF・ホラー・ファンタジー』では700超、

 となっている。

 

 この数をどう見たか。
 単純に競合の数だと見た。
 とすると、『小説・文芸』でも『ライトノベル』でも無名の個人作家は瞬く間に埋もれてしまう。
 加えて、上記2つのカテゴリは大手出版社の作品が多数を占めている、というのもある。

 

 対して『SF・ホラー・ファンタジー』では個人作家の方の作品が多い。
 ここなら無名の個人作家でも少しは光明があるのではないかと思った。
 思った。
 そう、思った。
 過去形だ。

 

 では読者の流入は? という点で見ればどうだろうか。
 単純思考で作品数が多い=読者が多い、と考えると、『SF・ホラー・ファンタジー』は割とニッチなカテゴリなのかもしれない。
 まだ何一つとして調査も検証もしていないが。

 

 だとしても、競合の数が少なければ読者の目に留まりやすくなるのは確かだ。
 もしかすると、このカテゴリに個人作家の方が多いのはそういう理由があるから、ということかもしれない。

 Amazon Kindleで本を探す際、わざわざ商品表示の並べ替えをする人はどれくらいいるんだろうか。
 最初の並びはおすすめ順で並べられている。
 こうなると作品数の多いカテゴリでは出版社のものが頭に来る。
 それを出版年月の早い順、つまり新着順にする人はどれくらいいるんだろうか。
 勝手な憶測だが、それほど多くないんじゃないか、と思っている。

 

 まずは作品を完成させることが先決ではあるものの、どういった作品がどのくらいのスパンで更新されるかといった情報は仕入れていきたい。

 

 

 

 次にイラスト。
 前回、今月の目標に掲げたアイコン依頼について。

 

 アイコン依頼となると主な市場はココナラやスキマといったスキルマーケットになる。
 それとTwitterだ。

 

 Twitterでも、『#アイコン依頼』『#有償依頼』などといったタグでアイコン作成の依頼や受注が行われている。

 

 加えて、「こんな感じの絵でも依頼されるのか」というものも時折目にする。
 こんな感じ、というのは、プロのイラストレーターほどではない、という意味だ。
 しかしながら悪く言っているわけではない。
 そういったものでも需要があるのか、と驚きつつ納得しているだけだ。
 そもそも私自身、「こんな感じの絵」というイラストすら描けていないと自負している。

 

 昨今ではSNSをきっかけにイラストの仕事を受ける、という流れもできている。
 そのため当面の目標はTwitterでのアイコン依頼が受けられるようになることだろう。

 

 

 

 今日も1日、小説を書いて、完成している分の見直し、小説サイト投稿、イラストの練習ができた。
 引きこもりニート万歳。
 しかし私はそこから絶対に脱してみせる。