1日のうち13時間、絵を描き続ける。
これをやってください、と言われたら、できそうですか？
私、ついこの間というか、7月26日にやりました。
1日13時間、ひたすらイラストを描き続けました。
今回は、1日13時間、ひたすらイラストを描き続けたことについての報告と言いますか、感想を綴ろうと思います。
1日13時間もイラストを描き続けるってどういうことなの？ と気になったら、ぜひ続きを読んでみてください。
そもそも、なんで1日13時間もイラストを描こうと思ったのか。
きっかけはプロイラストレーターのさいとうなおき先生の動画です。
この、いわゆる1日上達法の要点は以下の通り。
・1日13時間イラストを描き続ける
・1枚に13時間かけるのではなく、ラフ状態で切り上げて次のイラストを描き始める
とはいえ、ただただ闇雲にイラストを描き続けても意味がありません。
例えばさいとう先生の場合、人物イラストの仕事をするために、この方法を用いています。
自分のどんなパラメータを伸ばしたいかあらかじめ決めた上で取り組むのが、もっとも効果的、ということですね。
では私の場合はどうだったか。
今回、普段描いていないような衣装を着たキャラクターイラストの模写に取り組みました。
私が普段描いているイラストの傾向は、学ランやブレザーなどといった学生服、高校生あたりの年代がメインになっています。
加えて、オリジナルキャラばかりを描くため、二次創作はまったくといっていいほどしません。
とはいえ、今後ファンタジーな外見のキャラクターを描くとなったら、引き出しが少なすぎていけません。
資料を集めて描くにしても、経験があるのとないのとでは仕上がりに差が出ると私は思います。
割と、一度似たようなものを描いたことがあるかないかは、いざとなったときの影響は大きいです。
なので、似たようなものを描いたことがある、という経験を積むためにも、今回キャラクターイラストの模写をしました。
それに、完全オリジナルになると1から色々考えないといけません。
模写なら事前準備の手間が一気に省けます。
1日13時間と限られた時間内に次々描いていくならうってつけです。
1日上達法に取り組む前日、こんな画像をツイートしました。
この告知イラストで重要なのは、ボード内一番下にある目標です。
13時間となると、結構長い時間に思えませんか？
仮に長い時間だとしても、その間ダラダラ描くのはどうなのかな、と。（私見
なので、1キャラにかける時間に制限を設けて、なるべく色々なキャラの模写ができるようにしました。
ちなみにこの告知イラスト、出しても出さなくてもいいんですが、フォロワーさんに対する念のための配慮です。
なにぶん、1時間ごとにそのときできている状態のイラストツイートを流すため、中途半端なイラストを何枚も出していることに不審がられないように、という意味で。
なおかつ、進捗ツイートは告知ツイートにぶら下げていけば、大半の方はきっと察してくれるでしょう。……きっと。
さて、それでは1日上達法で描いたイラストを公開します。
ちなみに完成状態の定義について。
色塗りまではせず、デッサン風にハッチングで陰影をつけたところで終了としました。
前日、デモンストレーションで描いたのがこちら。
それでは、1日上達法中に公開したイラストをどうぞ。
……最後のにゃんこ先生はおまけみたいなものです。
ドラッグオンドラグーン3のゼロを描いた時点で残り時間1時間しかなかったため、中途半端に終わらせるくらいなら……と、ひたすらにゃんこ先生を描いて締めました。
さて、目標では1時間に1枚、13時間終了時点で10枚以上完成、としていたんですが、結果は7枚。
にゃんこ先生はノーカンです。
最初のメイプルは、無事1時間以内に描き上げることができたんですが、次のアーチャーから怪しくなりましたね。
以降は2時間以内に1枚。
ゼロに至っては、情報量といいますか、衣装に関するオプションがありすぎて3時間分を要しました。
結果的に目標達成はなりませんでしたが、多様な衣装やポーズに挑戦することができたのは大きい成果だと思います。
今後も機会があれば……というより、引き出しを増やすためにもどんどん取り組んでいきたいです。
そういう意味でも、今回の1日上達法チャレンジはいいきっかけになったと思います。
