前回の週間報告からあっという間に次の週間報告の日がやってきました。
なんて言いつつ、前回の報告を書いたのは数日前ってだけなんですけど。
今回はちゃんと、前回みたく遅くなりすぎないよう週明け早々の更新です。
……昨日はちょっと、思うことがありすぎてイラスト描くことに没頭してました。
さて、それでは8月2週目の週間報告をしていきます。
完成・公開したイラストの枚数は……
完成が1枚、公開が0枚です。
どういうことかと言いますと。
6月に、私がいつもお世話になっている方、通称かい主様と話していた際、『夏といえば……!』的なイラストを描くことになりまして。
7月の間に完成させることになっていたものが、諸事情あって、8月の2週目に完成した次第です。
完成後、私の作品として公開していいか、という許可を事前にもらっていなかったため、現在そのイラストをかい主様に提出して、許可をお願いしている段階なため、公開はできませんでした。
そんなわけで、完成1枚、公開0枚、という結果になっているわけですね。
ただ、それが終わったのが週明けまもなく。
そこからは新しいイラストを描き始めていました。
なにを描こうかと思っていたんですが、月初なのでこれまで通り、アイコンキャラを描こう、ということに。
8月2週目以内に完成したのがこちら。
とりあえず全身画。
このあと背景をつけたんですが、あいにく日曜日、つまり昨日の完成になったので次の報告で公開します。
ちなみに作業工程は以下の通り。
●下描き
これは骨格的なあたりです。
まるを重ねてあたりを取って、そこから肉付けしていくという、桜井天智先生の講座を参考に試してみました。
桜井先生の講座動画は、「描けないメンタルをぶっ壊す」と言って配信を始めていたころからお世話になっています。
私が全身画を描けるようになったきっかけの1人です。
これは骨格を基に素体を描いて、顔や髪、服などをつけていったものです。
いつのころから持たせ始めた剣ですが、今回はデザインを一新。
これまでは身長ほどもある大きさだったものを小振りに。
以前までのはこちらですね。
なんとなく、ドラッグオンドラグーン(DOD)に出てくるようなデザインを意識しました。
DODの武器のデザイン、好きなんですよね。
●グレースケール
いつも通り、陰影をグレースケールをベースにつくりました。
最近になってようやく、どのように陰影をつければいいか分かってきたような気がします。
どの部分にどのくらいの光が当たっているかを考えると、衣服の情報量を増やせるんじゃないかな、とか。
服のしわの質感の出し方も、ぼんやりと見えてきたように思います。
●ベースカラー
こちらはベースカラーです。
レイヤー機能の一つ、オーバーレイがどのように機能するかが分かり、色の載せ方が楽になりました。
オーバーレイは下地のレイヤーにある色の明度に応じてスクリーン(より明るくする)、乗算(より暗くする)の効果が適用されます。
グリザイユ画法の講座動画やサイトをいくつか見てきましたが、オーバーレイがどういった基準でスクリーンになるのか、乗算になるのか、という情報は出ていませんでした。
なので、オーバーレイの基準が分かると、ベースカラーの選び方が簡単になると思います。
まあ、知ってる人は知ってることですし、イラストを描き始めて1年にも満たない私がドヤ顔できることではありませんが……機会があれば、それについて書いてみようかな、と。
●着彩
陰影をつけたグレースケールにベースカラーをオーバーレイで重ねるわけですが、そのまま重ねると髪の色に陰が差して全体的にくすんだ印象になります。
こんな感じに。
髪に透明感というか艶感というか、よりきれいに見せるためにひと手間加えました。
ベースカラーは各部位ごとに分けているため、髪の部分だけにさらにオーバーレイで一枚重ねます。
色は紫よりの赤色。彩度、明度ともに高いものを。
すると、こちらのように明るい髪色に仕上がります。
●仕上げ
あとは髪や羽織の内側、後ろに下がった足などに空気遠近法ということで色を載せてぼかしたり、主線に色をつけたりして完成です。
●自己評価
このあと背景を描き加えることになるのですが、この時点でも正直『良よりの可』かな、と。
あ、評価の順列は『不、可、良、優、秀』です。
大学の成績表よろしくです。
完成手前の時点で、割と課題が多いな、と思っていました。
全身を引きで見れば、まあそこそこいい感じに見えなくもないんですが、より細かく見てみると……そうでもないな、と。
イラストを勉強し始めて6ヶ月になりましたが、はたしてこんなんで成長してんの? と我ながら思います。
二面図を描いたころのほうがマシに見えてくるんですよね。
●次の課題
背景つきの一枚絵はもうできあがっています。
なのでもう次のイラストに取り組み始めています。
とりあえずまずキャラクターイラストで、今回覚えた違和感を少しでも修正できるように、今以上に質を高められるようにじっくり描いていくことにします。
それでは、週間報告は以上になります。