6月に入ってもなお、イラストを描いて小説を書くという日常はほとんど――いや全然変わらない。
内的な変化は強く求めているものの、外的な変化は対して求めていない……というどうでもいい話はさておき。
5月の最終週から6月初週にかけて描いて公開したイラストについて報告を。
とりあえず、完成させたのは2枚。
うち1枚を公開した。
もう1枚については、近々描くかもしれないイラストに関する前振り。
というより、私が普段お世話になっている方に「かわいい女の子の条件」を訊いて、答えてもらった内容に沿った女の子を描いた、というもの。
別に依頼された絵ではないけど、その方に向けて描いた作品だったため公開はせず。
ただ、それを公開・ポートフォリオに追加してもいい、という許可がいただければ公開しようかと思っている。
……なんて言いつつ、途中段階までの進捗をツイッターにアップしていたりするが。
まあ、それはいいとして、公開したイラストについてを。
下描き、ラフ
2020/06/01
— 長月夜永@イラスト描いて小説書いてます (@Yonaga_Nagaduki) 2020年6月1日
【月初だからアイコンキャラを描こう】
下描き、ラフ
そろそろ真面目に風景も描けるようになりたいな……ということで自撮り風に。 pic.twitter.com/Em2nubmBQ9
6月の目標の1つ、『背景を描けるようになる』のためにさっそく取り組んでみた。
イメージしたのは夜の池。
水面に映る月。
向こう岸に見える木々や、さらに向こうに連なる山々。
と、「なんか描けそうな感じのするもの」を選んでみた。
たいしたものでなくていいから、とにかくやれそうなものからやってみよう精神。
自撮り風なのは、そういうのを描きたいという気分になったから。
ラフ続き
2020/06/02
— 長月夜永@イラスト描いて小説書いてます (@Yonaga_Nagaduki) 2020年6月2日
【月初だからアイコンキャラを描こう】
ラフ続き
細かいところを修正しつつ、描き込み。
背景、雰囲気だけは出てる気がします。
ここから色をどう乗せていくかが問題です🤔 pic.twitter.com/nEvsy068GN
キャラのさまざま気になる部分を修正や、参考にした風景写真を見ながら背景に描き込みをしていた。
はたして夜の風景は実際こうなるものなのか、というのは度外視。
現実感と空想感を織り交ぜてでも、とりあえず描く。
どうせ最初からうまく描けるわけないんだから。
ラフ続き
2020/06/03
— 長月夜永@イラスト描いて小説書いてます (@Yonaga_Nagaduki) 2020年6月3日
【月初だからアイコンキャラを描こう】
ラフ続き
今日中に完成しないので進捗を。
最果ての魔王様の講座動画見て、グリザイユの塗り方を再確認。
なかなかうまく色が乗らないことに悩みつつ、ひたすら試行錯誤です。 pic.twitter.com/5eDTKtJnHA
キャラの色の乗せ方に悩んで時間を費やした。
羽織とワイシャツが無彩色だから、これもうグリザイユのグレースケールの時点で色合いを決めてしまえばいいじゃん、ということに、数時間の試行錯誤を経て気づいた。
確かちょうどそのあたりで、時折講座動画で勉強させていただいている、最果ての魔王・ディープブリザード様がグリザイユ画法についての動画を出していた。
この動画でありがたかったことは、グレースケールの下地を塗る際、無彩色の〇%~〇%を使うといい、と数値を出してくれたこと。
これまで他にもグリザイユの講座動画をいくつか見たことはあるが、どのくらいの数値にすればいいかを説明してくれていたものはなかった。
「だいたいこのくらいの色合いで~」みたいな抽象的な表現より、大まかでも数値を出してくれたほうが私としては理解しやすい。
だからこの、グリザイユで陰影つけをしてから色を乗せる工程にシフトした今、この動画を出してくれた魔王様に感謝している。
完成
2020/06/04
— 長月夜永@イラスト描いて小説書いてます (@Yonaga_Nagaduki) 2020年6月4日
【月初だからアイコンキャラを描こう】
完成
月暈と夜の池、みたいな感じです。#illust #illustration #イラスト #オリキャラ #絵描きさんと繋がりたい #絵師さんと繋がりたい #イラスト好きさんと繋がりたい #yonaga_art pic.twitter.com/6Q8ddemt3J
それからなんやかんやあり完成。
キャラを風景に馴染ませるため、なんとなく逆光効果的なものを取り入れてみた。
というより、月明りについて調べていたら、逆光効果の講座ページが出てきたから使ってみた。
とりあえずノリと勢い(直感)でやってみる精神。
月に輪っかをかけて、月暈みたく演出してみた。
以前、私は実際に月暈を見てみたことがあるが、あれはめちゃくちゃ幻想的だ。
よく分からないけど、見た瞬間感動した。
それから山の陰影を調整。
近くのものは濃く、遠くのものは薄くなる、という空気遠近法に基づいて。
ちなみに池の水は、遠くは淡く、近くは濃くなるとのこと。
イラストを描き始めてから、学ぶことが多々ある。
どんだけ私は物知らずなんだよ、と。
で、1つ焦ったことがある。
ツイッターに完成したイラストを投稿しようとデータをアップしてみたところ、プレビュー画面でキャラの線画ががたがたになっていた。
きっと、キャンバスサイズに対して線画が細すぎたか、データ容量がオーバーしていたかのどちらか。
圧縮をかけてもがたがただったため、画面キャプチャしたものをアップした。
pixivにもアップしているが、そちらは普通のイラストデータ。
おまけ
2020/06/04
— 長月夜永@イラスト描いて小説書いてます (@Yonaga_Nagaduki) 2020年6月4日
【月初だからアイコンキャラを描こう】
おまけ
1枚目:逆光効果を抜いたもの
2枚目:本体を抜いたらホラーチックになったもの
余談
1つ前にアップした1枚、容量が大きいせいか主線がキャンバスサイズに比べて細かったせいか、線画がかなりガタガタして焦りました😇 pic.twitter.com/2TKRrxpKcT
1枚目は、キャラにかけていた逆光効果を抜いたもの。
暗い背景のせいか、逆光効果で暗くなっていたせいか、どことなく明るくて透明感が際立っているように思う……のは私だけですね、はい。
2枚目は、ある意味事故だった。
逆光効果を抜いたし、ならその逆をしてみたら……と思ってやってみたら、透明人間が自撮りをしている風になった。
ちょうど目のあたりにある光は後付けではなく、キャラの線画の上においてあった瞳のハイライトが残ったもの。
こんな感じで、6月第1週の成果は1枚。
まだまだ月初だが、順調といえば順調だろう。
では次の課題は……と考えていたが、この記事を書くまで決まらなかった。
なんにも決まっていない。
1つ、ぼんやりできあがっている構想はあるものの、そちらは条件が整い次第。
整わなかったらやらない。
てかできない。
なんとなく思ったのが、もしかすると私は、風景とかさほど描く気がないんじゃないか、ということ。
だからといって「うん、そうだよね」と納得しちゃいけないだろ、と思う自分もいたりする。
描けるもの、できることは多いに越したことはないし、自作小説の挿絵を描くとなれば、やっぱり風景くらい描けないといけないだろう、と。
そんなわけで、6月の目標達成のために、意地でも風景を描いてみる。描く。
次の課題の提示はないものの、今回の週間報告はこれにて以上。